「アカテガニ」って食べれるの?実際に料理して食べてみた!【淡水カニ】

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登山等の目的で山の中を歩いていると、ハサミが赤い大きめのカニを見つけることがあります。それが「アカテガニ」で、主に海岸付近から高所の山まで現れるそうです。

「なんでこんなところにカニが!?」なんて驚くこともあるくらい神出鬼没なカニですが、今回旅をしている最中にたまたま発見したので、「食べたら美味しいかな?」と気になってアカテガニを料理・試食して見ることにしました!

結論から言うと、思った以上に「カニ要素」タップリで驚きましたw 意外となんでも食べてみると面白いものですね。

 

アカテガニとは?

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出典:http://salspi.exblog.jp/10922591/

 

すでに簡単にアカテガニの説明を述べましたが、あらためて生態について調べてみました。

 

海岸や川辺の岩場、土手、石垣、森林、湿地等に生息する。カニの中でも乾燥によく適応した種類で、クロベンケイガニやベンケイガニより標高が高い場所まで進出する。高所に登る習性もあり、生息地付近では春から秋にかけて人家に侵入したり、木によじ登る姿も見られる。

昼は巣穴や物陰に潜み、夜に活動する。食性は雑食性で、動物の死骸から植物まで何でも食べる。捨てられた生ごみに群がったり、水田のイネの葉を食べたり、素早い動きで小魚や昆虫、フナムシなどを捕食することもある。天敵はイノシシ、タヌキ、サギ類等だが、時に共食いすることもある

出典:https://ja.wikipedia.org/wiki/アカテガニ

 

海岸から森林まで幅広く分布しているので、ある程度アウトドア好きの方なら一度は見たことがあると思います。

今回は愛媛県の海辺近くの川で発見しましたが、そういえば小さいとき、鹿児島の海水浴場でも発見したような・・・。全国的に広く分布しているようで、神出鬼没ですね。

「淡水カニを食べる」というと一般的にはサワガニを思いつきますが、同じカニだったらアカテガニも食べられるのでは!?無毒だし・・・ということでチャレンジしてみましたよ。

 

アカテガニの捕獲方法

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アカテガニはどこでも見かけることが出来るので、捕獲するのは簡単です。とりあえず海辺周辺の汽水域のテトラ帯や石畳を探せば発見出来ると思います。

普段は夜行性のようですが、今回捕獲した時のように梅雨時で天候が悪く、空がどんよりしている時は日中でも穴から出てくるようです。昼間にも関わらず、大量のカニがゾロゾロと外に出ていました。

なので、捕獲するなら曇か雨のタイミングを狙って出かけるといいと思います。

 

捕獲方法については、今回は捕獲する網等の道具を持ちあわせていなかったので、陸地にいるカニを無理やりスーパーの袋におびき寄せて捕獲しました。(笑)

アカテガニってサイズが大きい物が多くて、素手での捕獲は慣れている人でないと危険だと思います。理想は網で捕獲するか、恐らくなんでも食べるので釣竿・糸・針とパン等のエサを用意して、釣ってしまうことですね。

 

過去、アカテガニのようなカニを釣るためにこれらの仕掛けを利用したことがありますが、意外とあっさり釣ることが出来ました。

エサを口元に静かに落としこむと、大体のカニがハサミでエサを持って食べ始めます。ある程度もぐもぐし始めたらゆっくりと竿を上げ、釣り上げます。

上手くいけば針が口にかかることもありますが、大抵はハサミで持っているだけなので持ち上げるとハサミを離してしまいます。別途網を持っておくと、途中まですくいあげて大量捕獲出来るかと。

いずれにせよ神出鬼没なカニなので、捕獲に困ることはありません。

 

アカテガニの料理方法って?実際にやってみた

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アカテガニが河川沿いに大量発生していたので、少しだけ捕獲して食べてみることに!

本当なら油で素揚げや唐揚げにすれば美味しくいただけるのでしょうが、あいにく調味料を持ちあわせていないため塩茹でにすることにしました。

 

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写真が少しブレていて恐縮ですが、途中でさらに一匹捕まえたので合計3匹になりました。食べるぞ!

 

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捕獲したアカテガニを洗ってから、お湯を沸騰させてぶち込む!

ちなみにですが、先にお湯を沸騰させてからカニを投入するとハサミや脚がもげるので、水の状態でカニを投入してお湯を沸騰させたほうが良かったようです。見事バラバラ事件になってしまいましたw

今回は塩茹でなので、沸騰したお湯に塩を投入しつつ茹でることにしました。

 

サワガニもそうなんですが、淡水に生息するカニは寄生虫の中間宿主になっているそうなので十分に沸騰したお湯で茹でること!

とりあえず自分は心配なので、5分ぐらい茹でてました。やりすぎ?(笑)

 

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見事5分間茹でられ、バラバラ事件になったアカテガニ。

意外に色はあまり変わっていませんね。カニって茹でると真っ赤になるという印象があったんですが。

ここからはカニを解体してゆくので、一応閲覧注意でお願いしますっ!!!

 

アカテガニをいざ実食!美味しいのかっ!?

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まず脚の身からいただきます。

こんなに小さいカニなので「身なんてほとんどないんじゃね?」と思ってたんですが、意外とちゃんと身が付いている。

写真ではわかりにくいですが、先端の茶色になっている部分がアカテガニの身です。見た目は美しくありませんが、普通にタラバガニなどの一般的に食べられているカニと味があまり変わらず、感動した!美味しいじゃないかっ!!!

 

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アカテガニのハサミ部分。パッと見ただのバラバラ死体ですが、ハサミの中にある白い部分が身です。

こちらも意外と身が詰まっていて、美味しい!一つ一つ分解していく作業は大変ですが、身を集めれば立派なカニ飯なんかも作れそう。

 

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最後にメインである甲羅部分。お腹に指を入れて引き剥がすと、上手くいけばこのように綺麗に二つに分かれてくれます。

カニ味噌は・・・苦いっ!そもそも自分はこの部位は好きじゃないんで、とてもじゃないが食べれたものではない。お好きな方はどうぞ。

写真奥がお腹側の身になっているんですが、カニ味噌のサイドに付いている身が意外と多くて、ほじくって食べると美味い!ちゃんと身がしっかり付いていて、数匹食べれば満足出来るくらいの量でした。

 

今回はただの塩茹でだったので、カニ本来の味を堪能することが出来ました。ちゃんとカニの味がしたので、正直ビックリしましたね。

この方法だと甲羅ごと食べることは出来ないけれど、カニ本来の味を楽しみたいならいいかと!一度油を用意して素揚げで食べてみたいなぁ。

アカテガニはどこにでもいるので、ぜひ挑戦してみてください。次は本格的にたくさん捕まえて、一食分を補えるぐらい食べてみたい。(笑)

 

おわりに

というわけで、以上「アカテガニを調理して食べてみる」という記事をお届けしました。

カニ本来の味がしたのは衝撃的だったんですが、これで万が一食料に困っても問題なさそうですね。(笑)アカテガニ意外にも、サワガニやベンケイガニなど淡水に生息するカニはたくさんいるので、それらも捕まえて食べてみたいと思います。

今回は調理にアウトドア用品である「コッヘル」と「ジュニアガスコンロ」を利用しました。簡単に持ち運べてすぐにお湯を沸かすことが出来るので、便利です!その場で捕まえて食べたいという人は試してみてください。

 

それでは!

 

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