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初心者でも釣れる!アナゴ釣りの仕掛けと釣り方のコツを伝授するよ!

「アナゴ」はうなぎ同様、日本人に馴染み深い魚ですよね。夏の夕涼みがてら、誰でも簡単に釣ることができる「夏の風物詩」です。

初心者でも、ファミリーでも夜釣りで簡単に釣れることが人気の魚。安価な釣具とエサを揃えて、気軽に釣りに行こう!

今回はアナゴ釣りに必要な釣具・仕掛けと釣り方のコツを伝授していきますよ!

 

アナゴ釣りの基本と特徴について

初心者でも簡単に釣れて美味しいアナゴ釣り

 

「アナゴ」といえば食べるイメージはあっても、釣るイメージがない人は多いのでは?

堤防・港で気軽に釣り上げることができ、パターンを掴めば数釣りも可能で意外と引きも強いので、釣りの入門にはピッタリ!

ありあわせの道具で釣りができるほか、「ペットボトル」を竿代わりに使って釣り上げることも可能なんですよ。

 

カレイやキス釣りの外道で釣れることも多いんですが、これはアナゴも砂質・砂泥質の場所を巣にしているため。

夏場には特に数釣り可能なので、夕涼みがてら釣りにいくと最高ですよ♪近場に釣り場があるのなら、ぜひビール片手に挑戦してみるといいですよ!

夜行性なので、「夜釣り」が中心となります。水族館に行くと、暗室で近似種の「チンアナゴ」が飼育されている様子を見ますが、これはアナゴ科の魚は夜行性で夜間に餌を捕食するため。

 

アナゴが釣れるシーズンと良く釣れるポイント

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アナゴが釣れるシーズンは、主に6月〜9月頃の夏場が中心です。

僕が普段釣りをしているポイントでは見かけませんが、人気の釣り場になると夜にアナゴ釣り師でいっぱいになります!

夏場に夜釣りをすると大物が釣れやすいため、外道で釣れることも多いです。一度、80cmオーバーの大物を釣り上げたことがありますが、ちょっと気持ち悪かったですね。(笑)

 

一方で12月〜2月頃の冬場でも釣れます。この時期には釣り物が極端に少なくなるので、貴重な魚となります。

さすがにこのシーズンになると釣り人も減りますが、それでも真冬の夜中に防寒着を着込んでアナゴ釣りに勤しむ釣り人をしばしば見かけます。

非常に寒くて辛い釣りになりますが、冬場でもポイントをきっちり絞れば短時間で二桁の釣果も可能です!また、夏場よりも大型が釣れる確率が上がります。

 

 

次にアナゴが釣れるポイントですが、底が砂質・砂泥質の大型港がおすすめ!

経験的に、湾奥エリアのほうが数釣りできる印象があります。船の間を縫って、港内に向けて竿を2〜3本出すといいですよ。

それほど遠投しなくとも、近場で釣れることが多いです。竿によって投点を変えつつ、沖から手前まで探ってアナゴの巣を探すと数釣りができます。

 

他にも、カレイやキスがよく釣れる砂浜ではアナゴも釣れます。

夜釣りが基本となりますが、夜中には釣果が落ちるので夕マズメ〜21時ぐらいの間を集中的に狙うといいです。

夏場ならキスやテンコチ、冬場ならカレイや落ちギスを狙ったあとに夜釣りでアナゴを狙ってみましょう!

 

アナゴ釣りに必要な釣具は?

ちょい投げ・ぶっこみ釣りに最適な道具

 

アナゴ釣りは大した技術も必要なければ、それほど遠投する必要もないのでありあわせの釣具でOK!

オモリ3号〜10号程度を投げられる固さであれば、どんな長さ・用途の竿でも使うことができます。

ちょい投げ用のコンパクトな竿があれば、リュックに入れて運搬できサビキ釣りやカレイ・キスのちょい投げ釣りなどに流用できるので、2〜3本用意しておきましょう。

 

 

道糸は3号程度、仕掛けはオモリと針がそれぞれ一つずつ付いたシンプルな仕掛けを使います

アナゴの場合、釣れると猛烈に暴れて仕掛けがグチャグチャになったり、飲み込まれると外れないためシンプルな仕掛けのほうが手返しが早いんですよね。

専用の仕掛けも販売されているので、困ったらそちらを購入しましょう!

 

 

アナゴは釣り上げて放っておくと、粘液を出しながら仕掛けに絡みついてくる。

そのため、一本針の仕掛けで次々に針を交換しながら釣りをしたほうが、手返しが早く効率的に釣りをすることができる。

 

▲アナゴを専門的に狙うなら、専用仕掛けが便利でおすすめ。

 

【アナゴ釣りにおすすめの釣り具セット】

 

これらの道具を揃えておくと、サビキ釣りはもちろんキス・カレイのちょい投げ釣りに応用できて便利です♪

仕舞寸法は45cmなので、リュックに入れて持ち運ぶことも可能です。

 

アナゴ釣りのエサは何を使う?

 

アナゴ釣りの餌は、釣具屋で売られている「アオイソメ」を使うと外道も掛かりやすく、色々釣れます。

一方で、アナゴを専門に狙う場合は虫餌よりも生魚のほうが食いつきがよく、アタリも多くなります。気軽にスーパーで仕入れられるし、安く調達できますよ!

アジ・イワシ・サンマ・サバなどの切り身を使うのが一般的です。僕はより臭いが強烈な「サバ」を使っています。

 

 

基本は生のほうがいいんですが、アナゴ釣りのときは「塩さば」を買ってます。

これだと生魚よりもエサ持ちがよいし、臭いが強烈で保存も効きます。さらにここから塩漬けにされる方もいるそうですが、堤防釣りならこのままでも大丈夫。

もちろん、生だろうが塩漬けにしようがちゃんとアナゴは釣れるので、安心してください!

 

 

買ってきた塩サバは、短冊状に切ってから身を削ぎ落として使います。

針に通すときに皮を縫い刺しにすることで、針持ちが非常に良くなり簡単には外れなくなります。

また身はさほど残さなくても食いついてくるので、思い切って削ぎ落としてしまってください。残った身は撒き餌にすると、アナゴが集まってきますよ!

 

アナゴ釣りのコツは?爆釣の秘訣など

 

この釣りのコツですが、基本アナゴは自分の巣で餌を待ち構えているため、積極的に「アタリがあるポイントを探る」ことが重要となります。

そのため、出来るだけ竿が多いほうが周囲を探りやすいので有利になります。もちろん、自分で管理できなくては元も子もないので、最初は2〜3本がおすすめ。

まずは少し遠投してみて、しばらく待ってアタリがなければ竿を持ち上げてリールを少し巻き、再び待ちます。手前まで来てアタリがなければ、違うポイントに投げます。

 

 

アナゴがいれば、「グン!ググン!」とかなり明確にアタリが出ます。魚に噛み付いてからゆっくり捕食するので、すぐにアワセずしばらく待つのがポイント。

一度アタリがあってから、1分〜場合によっては数分待って、一度竿を持ち上げて魚が付いていそうであれば巻き上げてください!少々雑でも大丈夫。

もしアタリが集中しているエリアを見つけたら、その周囲にアナゴの巣があるので集中的に狙ってみてください!

 

アタリがあっても上手く掛からない場合、針のサイズを落とすと途端にたくさん釣れだすことがあります。

同時に餌のサイズを落とすのも効果があります。アナゴのレギュラーサイズが40cm以下の場合、通常の針のサイズではなかなか掛かりにくいです。

専用の仕掛けを買うときは、針のサイズを見ながら小さめの「9〜10号」と大きめの「12〜13号」の2種類用意しておくと、様々な状況に対応することができますよ!

 

おわりに

というわけで、以上「アナゴ釣りの仕掛けと釣り方のコツ」を解説してみました♪

初心者が釣りを楽しむにはピッタリの魚だし、夏場には夕涼みがてら夜釣りでまったり釣りをすることができます。

仕事終わりの時間にも釣れるので、忙しい人でも釣りにいきやすいです。もちろん、冬場に修行のように寒いなか釣りをするのも赴きがあっていいものですよ。(笑)

 

ぜひ、初めての一匹を釣ってみて下さい!それでは!