日本一周の魅力とは?1年間旅した僕が「5つの学んだこと・得たもの」を紹介します。

 

2015年の4月に自転車日本一周の旅に出てから、2年が経過しました。

日本一周の旅では、これまで生活していた日常と180度違って毎日ペダルを漕ぎ、食料を自炊して食べ、洗濯は全て手洗いで行い、毎晩テントで睡眠を取って生活しています。

この旅を通して、今までの人生では考えられなかった経験をたくさんしてきました。もちろん良いことばかりではありませんが、絶対に日本一周をしなかったら得られなかったものばかりです。

今回は、実際に自転車日本一周旅行に出発した僕が「日本一周の魅力」と「旅で学んだ5つのこと」を紹介してみます。

 

 

1.日本の各地で活躍している人と繋がれた

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日本一周の魅力って、色々あります。自然をたくさん見れるとか、教科書で学んだ場所を実際に訪れることができるとか、いくらでも思いつきます。

確かにそれらも日本一周の魅力です。でも僕が感じる一番の魅力は、「日本全国を回って各分野の非常に面白いことをやっている人たちと出会えたところ」にあります。

確かに面白い経験もしてきましたが、人との繋がりに勝るものはない!と、基本的に人との交流が嫌いな僕でさえ思います。(笑)人との出会いが素晴らしい!なんて書くと胡散臭く聞こえますが、これだけはマジ。

 

旅人同士の出会いも楽しかったですが、個人的には地域で活躍している人たちとの出会いはこれまでの人生観を180度ひっくり返されるほど影響が大きく、本当に旅に出てよかったな!と思います。

だって、絶対日本一周しなければ出会えなかったですからね。

 

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他にも、「こんな手段で日本一周するなんてありか!?」と思える方法で旅をしている人たちに出会えたのも大きかった。写真の人は、70代でベビーカーで押しながら走って日本一周していました。(笑)

旅をしていると、何十回何百回と「若いから日本一周できていいねぇ」なんてことを聞かされます。でも、実際に行動したい!と思った人は、どのような条件を抱えようとも出発しているんです。

いやみったらしいですが、この事に気づけたのも年齢や周囲の条件を言い訳にして日本一周しなかった人がいてこそです。

 

一方で、全てにおいての真実だとも思います。行動する人は行動するし、行動できない人は自分がどんな条件を抱えていようとも言い訳を作って動かない。これは、自分にも言えることです。

だからこそ、例えどのような条件を抱えていても心から「何かをしたい!」と思ったならば、行動しようという決意ができました。

日本一周に出発して、本当に良いことに気づけたと我ながら思います。

 

2.徹底的に内省した先に「自分の役割」が見えてきた

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日本一周の旅は、出発当初こそ楽しく過ごすことができます。最初の段階では旅の「自由」な点にのみ目がゆくので、毎日のテント生活も新鮮だし、ドキドキしながら過ごすことになります。

旅に出発して異変が起こるのは、ちょうど一週間が経過した頃。テントで寝ているとき、次第に「自分はなんて不安定な生活をしているのか」「今の自分は惨めだ」とうなされるように。

症状がさらに悪化すると、非日常的な生活を送っているのに、日常の夢を見始めるという逆転現象が発生w

 

今でこそ「バカな話だなぁ」と思いますが、当時の自分は真剣に悩んでいたんですよ。

日本一周の旅をすることで、目の前の不安定な生活と同時に過去に見ないようにしてきた問題まで表面化してきたんですが、それでも知らんぷりをし続けました。

でも、この問題に向き合わなければ一生解決しないし、解決しなければ先へは進めない。

旅を通じて、自分が果たしたい役割が少しずつ明確化し始めてきて、やはり問題と対峙しなければ何も成し遂げられないことを悟りました。

だから、これまでずっと先送りにしてきた問題にようやく向き合うことになりました。

 

一人旅をすることで、徹底的に孤独を味わうことができます。特に日本一周などの長期旅行となると、毎日毎日自分に「これで良いのか?お前は人生を謳歌しているのか?」と問い続けることになります。

孤独を怖がっていては先へは進めず、むしろ自分自身と対峙し、抱えていた問題と対峙する大きなチャンスになります。だから僕は恐れず向き合うことにしました。

旅をしなければ、なかなかこういう機会はやってきません。特にこれまで働き詰めだった人は自分を徹底的に振り返る機会など無いに等しいので、これだけでも旅をする価値があります。

 

3.「人は根本的に優しい」を知ることができた

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日本一周出発前は、というか今もですが、人と関わるのがそれほど好きではありません。警戒心も人一倍強く、正直日本一周しながら「人」にかなりビビっていました。(笑)

有名な自殺スポットである福井県の「東尋坊」近くで野宿をすることになったとき、変な霊が出てくるよりも不意に襲い掛かってくる人は現れないかと、ビクビクしていましたね〜。

自転車で日本一周していると、色んな人が応援してくれます。旅の話を聞いてくれる人、食べ物を恵んでくれる人、出発1日目にしていきなり現金をくれたおばあちゃんもいました。

 

家に出る前は、まさかこのような人がいるんだとは1ミリたりとも思っていませんでした。全く想定してなかったので、初日から混乱して大変でした。。。

都会を中心に生活していると、ついつい人の無慈悲な面というか、困っている人がいても誰も助ける人がいない、手を伸ばす人がいても極少数という点が目立ちます。

が、それらはあくまで一部の人たちで、実際には自分のような人間でも応援してくれるんだな、ということを知ることができた。

 

ついついなんでも1人で行動してしまう癖のある自分にとって、この経験はとても大きかったですね。仮につまづいても、他の人に手を差し伸べればいいやと思えるようになりました。

陳腐な表現ではありますが、1人でできることなんて本当に限られていますからね。ましてや旅なんて、とてもじゃないが1人でどうこうできるものではありません。

だからこそ、自分が反対の立場になったときは積極的に手を伸ばしたい、と人生で初めて思えました。自分でもビックリしますが、日本一周するまで「人の応援をしたい」と心から思ったことなんてなかったですからね。(笑)

 

4.不意のトラブルに自然に慣れた

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日本一周に限らず、旅をすると必ず何かしらのトラブルに巻き込まれます。

「今日は○時にあの場所に到着するぞ!」と言っておきながら、突然逆風が吹き始めて到着すら不可能、とか。順調に進み始めていたのに、いきなりパンクして立ち往生した、とか。

食料が補給できず、エネルギー不足で全く動けなくなる「ハンガーノック現象」に陥って行動できなくなった、とか。

 

幸い日本一周では大きなトラブルには一度もあっていないので、可愛いトラブルではあります。

ただ、これまで予定調和で過ごしていた自分にとって、自分の行動すらコントロールできない状況は屈辱的でしかなく、最初は耐えられませんでした。まぁ、いくら自分がグチグチ言った所で何も変わらないんですけども。

そんな状態が日常という生活を繰り返していると、トラブルが発生しても冷静でいられるようになります。

 

さらに面白いのは、「本当にダメだ!」と思った時に限って、手を差し伸べる人が出てくること。です。

日本一周を始めて10日程度経った時にトラブルが発生したんですが、全力で対応してもダメで解決できず、「もう旅は終わりだ」と思った瞬間に手を差し伸べてくれた人がいました。

あまりにも唐突だったし、そんなことは微塵も想定していなかったため、10秒ぐらい固まってましたね。(笑)人生って、生きていればこんなこともあるのか・・・と途方にくれてました。

 

いやぁ、本当にあらためて考えても、面白い経験をさせてもらったと思います!

 

 

▼参考記事:豪雨の中パンク修理して諦めかけていたら、女性に助けられて救われた話。

【日本一周】豪雨の中パンク修理して諦めかけていたら、女性に助けられて救われた話。

2015.04.20

 

5.人生で初めて「白米が美味い」と思った

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日本一周をしたことで学んだことはたくさんありますが、一番衝撃度が高かったのはこれ。

自転車で1日中走っていると、猛烈に腹が減ります。当時の自分は徹底的に予算を削ろうと考えていたため、毎日の食事は食パンマヨネーズが中心でした。栄養は完全無視!(笑)

意外と飽きませんでしたが、旅の出発前は普通に美味しい食事を摂っていたために、自然と「温かい白米」が食べたくなってきます。でも白米って高いし、持ち運ぶにしても重い・・・。

 

そんな時、旅でお世話になった人が白米をくれたんです!なんとありがたいことか。手持ちのコッヘルを使って、飯ごう炊飯で温かい白米を作りました。実に3ヶ月ぶりの米でした。

もうね、この世にこれほど美味い飯はないと思いましたよ・・・!白米だけ2合炊いたんですが、逆に米の味だけを味わいたくて、何も調味料を付けずに食べました。

 

人間の味覚ってとても主観的なものなので、腹がいっぱいの時は何を食べても美味しくありません。

一方で猛烈に腹が減っているときは何を食べても美味しいですよね。まして「白米を食べたい!」と思い続けて3ヶ月、我慢に我慢を重ねて食べた飯がマズイはずはありません。

これまで高級な焼き肉や中華料理、寿司など何回か食べさせてもらったことはありましたが、これほど美味しい飯を食べたことはなかったし、未だにありません。

 

美味しい飯を食べたければ、日本一周の旅に出発しよう!(笑)本当の意味で「美味い飯」ってやつがわかります。

 

おわりに

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というわけで、以上「日本一周の魅力と5つの学んだこと・得たこと」を紹介してみました。

どれも一般的な魅力とはズレるかもしれませんが、いずれも1年間の日本一周の旅を通して自分なりに得たもの・感じたことをまとめてみました。

「日本一周をして楽しい?」と出会った人によく聞かれるんですが、即答で「うん」とは答えられません。楽しいことも辛いこともたくさんあるし、ただ楽しむためにやっているのではありません。

ときに辛い事・耐えられなくなることもたくさんあるけれど、それらをひっくるめて本当に日本一周って面白いな、と思っています。今後も、これだけ学びのある生活を送り続けたいです。

 

日本一周に出発したからといってすぐに人生が変わるわけではありませんが、「何かを変えたい!」と思って行動すれば確実に結果が得られるのが日本一周だと思っています。

ぜひ、旅に出発したいと思っているなら今すぐ準備して出発されることをオススメします。

人生は、そんなに長くはありません。では!

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