日本国道最高地点・標高2,172m「渋峠」を自転車で突破!【日本一周】

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本日、いよいよ日本国道最高地点の標高を誇る「渋峠」へ自転車でアタックします!

渋峠は長野県と群馬県との県境にある峠で、標高2,172mを誇り日本国道の最高地点として有名です!自転車乗りなら一度は憧れる峠ですよね。

新潟県の上越市から30kmの荷物を積載した自転車で坂を一気に駆け上がり、100km程度走行して渋峠の頂上を目指します!長い道のりになるけど・・・行くぞ!

自転車で行ける日本の最高地点は、標高2,702mの乗鞍スカイラインです。

 

渋峠アタック開始!道の駅北信州やまのうちにて

 

皆様、おはようございます!

昨日は新潟県の上越市から野尻湖を通って渋峠へ向かい、途中にある「道の駅北信州やまのうち」にてテント泊しました。

遠方から自転車で来られていて、新潟県側よりアタックされる方は予算がなければこの道の駅で一泊してから渋峠アタックを開始すればいいです。朝早くにこの場所から出発すれば、体力のある方なら確実に1日で制覇出来ますので。

ちょうどゴールデンウェークの期間に差し掛かっているので、車中泊の人も多いですね。

 

 

昨日、野尻湖で採取した山菜の下処理から朝の活動をスタートします。^^;

野尻湖〜渋峠周辺へかけては時期によって山菜がたくさん採取できるスポットがちらほらあるので、車で来られる方は観光ついでにどうぞw

 

 

出発する支度も整ったので、道の駅を出発します。

 

 

道の駅から出発してまもなく、このような看板を発見。

渋峠へ行く道(国道292号線)は夕方5時で閉鎖されますので、早め早めの行動をオススメします。白根山まではたどり着けますが、草津温泉側へ降りる道が閉鎖されてしまいます。

なお後ほど記事内でも紹介する通り、テントや寝袋等のキャンプグッズを持っていれば夕方5時に間に合わなくても、途中の公衆トイレ付近で野営することが出来ますのでご安心を。

 

渋峠の峠入り口はここ!

 

道の駅北信州やまのうちから国道292号線を南下していると、いよいよ渋峠の入り口に到着しました!

いよいよ渋峠アタック開始ですね!すでに時刻は11時を過ぎ、30kmの荷物を積載した自転車で2,000m越えの峠を制覇する・・・不安しかありませんが、気を引き締めて参りたいと思います。

 

 

早速峠に突入しましたが、初っ端からそこそこの勾配があってなかなかキツイです。

ちなみに余談ですが、渋峠へは今回僕が通っている長野県側から峠越えをする方法と、群馬県側から入っていく2つのルートがあるんですよね。

逆方向から登ってきた友人いわく、「群馬県側からのほうが勾配が緩くて楽」だったそうです。今回通っている長野県側は距離こそ短いか勾配がキツイそうで、気が遠くなりますね。(笑)

 

 

峠へ入ってまもなく、標高1,000m地点に到着。

すでにこれだけ登ってきているということですが、これから1,000m以上も坂を登って行かなくてはならないということですよね・・・!

 

 

ゴールデンウェークの時期なのに、桜が咲いていました。

奥の白い桜はソメイヨシノでしょうか?早い時期に散る桜だったと記憶してますが、標高が高いゆえに未だに散ってないんでしょうかね。

 

 

渋峠はつづら折りの区間が長く続いており、こんな場所を何回も通ることになります。

坂が好きな自転車乗りにはたまらない光景でしょう!

 

 

渋峠の平均勾配は8%くらいだったと記憶してますが、一部の区間で10%越えの場所もちらほらあります。

といっても10%程度ならまだマシな方といえるかもしれませんね。渋峠は勾配のキツさではなくて、ひたすら続くつづら折りに心が折れそうになります。

 

 

いい景色ですね!こういう場所を自転車で進むと本当に気持ちがいいです。

 

 

ここで、ようやく標高1400m地点に到着しました。

ちょうどこの付近に公衆トイレがあったんですが、早くも疲労が溜まっていて休憩しているうちに日が暮れてきたのでこちらで野宿をすることにしました。

野宿道具を持っているとこういうことが出来るので、便利ですね。

 

渋峠の中腹でテント泊をしました

 

皆様、おはようございます。

今朝は渋峠の途中にあった、公衆トイレ横にてテント泊をいたしました。

途中で大きい動物が現れないかとビクビクしていましたが、意外と大丈夫でした。(笑)

 

 

朝飯を食べつつ、支度をして出発します。

朝の渋峠でお湯を沸かして飲むコーヒーは、格別に美味しかったです。ぜひ皆様にも体験していただきたいものです。

それでは、本日も行って参ります!

 

心臓破りの峠

 

本日の気温は20℃!これだけ標高が高くても、かなり暑いですね。自転車に乗っているとすぐにバテてしまいます。

とはいえ、これから更に標高が高くなっていくにつれ気温も低下していくはずです。防寒着は忘れないようにしたいですね。

 

 

峠の途中にあった池。冬の間に出来た氷がいまだ溶けずに残ってますね。

 

 

再び、勾配10%区間に突入!渋峠では、このような坂を度々見かけます。

 

 

渋峠周辺には、このような美しい池が数多く点在しています。

自転車は簡単に乗り降りして辺りを見て回れるのが魅力的ですね。この池に関しては、多くの車が峠の途中区間で車を止めて見学していましたが。

 

 

ずっとつづら折りが続きます。

ゴールデンウェーク期間なので、写真の通りバイカーやロードバイクに乗った人がたくさん後ろから追い抜いていくんですが、いかにも旅の格好をしているとたくさんの人が挨拶・応援してくれるので嬉しいですね!

さてさて、人々にパワーを貰ったので頂上を目指しましょう。

 

 

渋峠周辺は本当に美しい景色があたりに広がっていて、素敵です。

せっかく登るのなら、いいカメラを持参しましょう!

 

 

志賀高原の看板。只今、標高1650m地点に到着しました!

頂点まで、あと500mほどです。頑張ります!

 

 

途中、不意に硫黄の臭いがして「なんだ?」と思っていたんですが、臭いの元を辿ってみると「ほたる温泉」という源泉が湧き出ている場所を発見しました。

この辺りは源泉が大量に湧き出ているようですが、峠を越えて群馬県側へ降りるとすぐに草津温泉スポットに到着しますから当然といえば当然ですね。

早く峠越えをして、草津温泉に入りたいです。(笑)

 

 

観光もほどほどにして、再び漕ぎ出します。

正面にそびえる山は渋峠の頂点にあたるのでしょうか。

 

 

標高、1,820m地点に到着です!頂上まであともう少しです。いよいよですね。

さっさと先に進みたいという気持ちがあるのですが、ここらで昼食を食べることにしました。

せっかくなので、以前から試したかった方法で昼食を作ることに。

 

雪を溶かして、ラーメンを作るぜ

「雪を溶かしてお湯を沸かす」という行為は極北地帯では普通に行われていますが、都会暮らしの人間だとそのような機会すらないので、ずっとやってみたかったんですよね。

今回は渋峠の雪で沸かしたお湯でラーメンを作ることにしました!

 

 

まず直接雪を採取する前に、表面が大抵汚れているので少し削ります。

 

 

「アウトドア用のコッヘル」と「ガスボンベ」を事前に用意しておき、少しずつ雪を入れて溶かしつつ、溶けたらまた雪を追加して・・・を繰り返します。

現在は自転車日本一周の旅をしているので、普段からこれらの装備を持ち歩いているんですよね。

 

 

お湯が沸騰したら、徐々に雪を入れて溶かしていきます。

 

 

沸騰したお湯が必要量に達したところで、ラーメンを入れてしばし待ち、完成!

あくまで天然の雪なので、一部土やら何やらが混じっていることもありますが、煮沸しているので食べても問題ないでしょう。

渋峠の雪で沸かしてつくるラーメン・・・最高に美味しいです!これは車で来られた方にも試してほしいですね。

 

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昼飯を食べていると、段々と雲行きが怪しくなってきました。

さすがに峠越えの最中に雨が降ってこられると敵わないので、早く出発して頂上を目指すことにします。

 

渋峠の頂点を目指して

 

この辺りの標高まで登って来ると、道路の左右に雪が残っていますね。

渋峠の名物、いわゆる「雪の回廊」というやつですね。標高が上がるにつれてさらに立派になってくるので、それまでのお楽しみにしておきましょう。

 

 

渋峠の頂上手前にある、「横手山ドライブイン」に到着しました。

ここでは軽食やお土産を購入することが出来ます。軽く水の補給をしておきました。

それにしても、看板の後ろ側の景色が凄いことになっているぞ・・・!?

 

 

おおおー!!!

横手山ドライブインでは、こんな壮大な景色を眺めることが出来るんですね。

ほとんど人に手を付けられていない、素晴らしい光景です。写真撮影必須!

 

ついに!渋峠登頂成功だぁー!!!

 

この先に頂上地点があるわけですが、疲労がピークに達して思わず座り込んでしまいます。

あともうちょっと・・・!頑張れ、俺・・・!

 

 

重い腰を上げ、疲労の限りを尽くした脚でなんとかペダルを漕いでいると、いよいよ群馬県に突入しました!

この時点での標高は、2,172m。あれ?頂上地点の高さと同じ?ということは・・・。

 

 

ちょうど渋峠の頂上付近にある、有名な「渋峠ホテル」

一部の旅人の間では、渋峠ホテルにいる看板犬が非常に可愛いということで話題になっていました。せっかく頂上に辿り付いたなら、ここで一泊してしてみたいものですね!

今回は旅の途中に来ているのでスルーしましたが、次に来た時には必ず泊まりたいですね!

 

 

渋峠ホテルからさらに奥へ進むと、なにやら見たことのある石碑が立っていました。

これは・・・まさか・・・!?

 

 

ゴオオオオオオオオオオオオオォォォォォォォル!!!!!

 

日本国道最高地点にして、標高2,172mまで自転車で到達!!!

 

ついに!ついに日本国道最高地点の「渋峠」を制覇しました!

30kgの荷物を積載したマウンテンバイクで必死にペダルを漕いで、ようやくたどり着くことができました。

感無量です・・・。

 

しかし!!!

頂上に到着したのはいいんですが、先ほども申した通り草津温泉までの道路が、17時で閉鎖してしまうんですよね。

時間が迫っていて危ないので、あまり休憩する間もなく下山していきます。急げ!

 

 

草津温泉まで、ひたすら坂を下っていきます。

群馬県側へ降りる道もずっとつづら折りが続いているので、ブレーキのパッドが一瞬で消耗してしまいそうです。

下りはとにかく寒いです!防寒着は必須!

 

 

途中、渋峠の名物「雪の回廊」を発見しました!めちゃめちゃ壮大ですね。

これだけ標高があると、当分の間は雪解けせずに残っているのでしょうね。

 

 

荒涼な景色が辺り一面を覆い尽くしています。

ひたすら下りが続いているとはいえ、ついつい停車して写真撮影したくなりますね。

先へ急がなければ。

 

 

少し斜面を降りていくと、再び硫黄の臭いが立ち込めます。

ここで立ち止まると健康に影響が出るため、「悪魔のスポット」と言われているみたいです。

群馬県側から自転車で登る場合は、この臭いを嗅ぎながらひたすら登り続けることになりますね・・・。

 

草津温泉、到着!

 

つづら折りをひたすら下っていき、低体温症になりそうな状態でしばらく下ったあと、ようやく草津温泉市街へと到着しました。

いくら下り坂といっても、下っていくだけでかなりの時間が必要でした。余裕を持って行動することが何よりも大切ですね。

なんとか夕方5時までに到着できて良かったです!

 

 

旅の格好のまま草津温泉周辺へ。GW中なので、異常に人が多いです。

どうせなら峠越えを終えてお風呂に入ろうと思っていたんですが、駐輪出来る場所が全く見つからない今日は撤収することにしました。

ちなみに草津温泉は無料で入浴できる施設もたくさんあるので、事前にチェックしてから入られることをオススメします。

 

この日は草津温泉近くにあった道の駅で宿泊することにしました。

峠越えの後なので、気分もスッキリです!なんとか渋峠越えを達成出来てよかったー!!!

ぜひ、脚に自身のあるチャリダーは訪れてみてください。きっと、良い経験になりますから!

 

それでは!

 

>>>「渋峠ホテル」への宿泊はこちらから。