【日本一周】那智勝浦町のマグロと、半世紀以上食堂を営んだおばあちゃん。【串本町〜那智勝浦町】

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どうも、絶賛自転車日本一周中のよねすけ(@yonesukez)です。

昨日は本州最南端である「潮岬」に到着し、朝日を眺めることができた。さらに、今後面白そうな展開へと繋がりそうな出会いも果たす。

今日は潮岬周辺から少しばかり走行し、マグロの有名な産地である「那智勝浦町」へと向かう!

 

 

道の駅で、ひとりぽつんと。

 

おはよう、諸君。今朝は「道の駅虫喰岩」にて、AM7時前に起床。

昨日より道の駅内には人っ子一人おらず、むしろ動物気配がムンムンとしていたために、少し怯えながら過ごしていた。

以前も能登半島で誰もいない中で夜を迎えることがあったけど、フクロウの鳴き声さえ聞こえる中で野宿をすることは、自然への畏敬の念すら抱くほどであった。恐怖心は感じるが、同時に充実した気持ちも抱いていた。

 

 

ほとんど人がいないことを良いことに、ゆっくりと支度を始める。朝ごはんは贅沢にカレーうどんにした。普段なら食べることはないだろうけど、自宅から持たせてもらった。

 

 

そして、朝日が昇る様を見ながらコーヒーをいただく。あー、うめー。この瞬間がたまらないんだよなー。野宿は暖かいコーヒーに限る。

 

 

これを見よ。夏場のシーズン中だったら、どんな道の駅でもまず考えられない光景だよね。今の季節でもだいたい一台は車中泊者がいるので、本当に珍しいとおもう。

道の駅一つを手中に収めたような気分になるが、それはちょっとねぇ。

 

 

昨日の夜の時点では気づかなかったけど、道の駅の前にはいびつな形をした巨大な岩が。「虫喰岩」の名前の由来はこれだね。

 

 

簡単に荷物をまとめて、午前9時頃に出発。今日は那智勝浦町で待ち合わせをしていて、ここから20数km程度なので、かなり気楽に移動できる。さて、ゆっくりいきましょー!

 

半世紀以上食堂を営んでいたおばあちゃん

 

うーん、良い天気。一気に走りぬけてしまおう。

 

 

昔のドラマに登場しそうな雰囲気の踏切。今日は思ったよりも強風が吹いており、路上に止めた自転車が倒れそうになる。

ま、海沿いだからな。納得するまで海の匂いを堪能しつつ、写真撮影。ささ、次へ行こう。

 

 

JR那智勝浦駅。このあたりはマグロと観光産業で潤っていると思っていたのだけど、意外と寂れているような雰囲気。電車も30分に1本の間隔。やっぱり車で訪れる人が多いのかな。

さて、今日はここで幼馴染のおばあちゃんと会う予定だったのだけど、「ここかな?」という場所に到着したものの、周辺の地理がよくわからない。

携帯を見ながら「うーん?」と悩んでいたら、後ろから「にいちゃん・・・?」の声。振り返ると、一人のおばあちゃんが立っていた。「おー!よねざわですー!よろしくお願いしますー!」

 

 

無事、おばあちゃんの家に到着できた。よかったー。早速家にあげさせてもらう。昔ながらの雰囲気。

話をしていると、この家は昔食堂として使われた住宅らしく、普段は隣接している離れで生活されているそう。半世紀もの間、この那智勝浦町という場所でお店を営んでおられたのだとか。すごい。

 

www.yusukeyonezawa.com

 

そのあたりの話はここにまとめてあるので、よければどうぞ。

 

 

到着したのがお昼前だったので、とりあえずお昼ご飯を食べにいくことに。

高級なマグロ刺身定食をいただいてしまった。感謝です。。。那智勝浦町の住人は頻繁に地元のマグロを食べているようで、正直羨ましいと思ってしまった。長野県の野菜もめちゃくちゃ美味しかったけど、ここのマグロも美味しい。

 

 

ご飯を食べたあとは、近くの勝浦港を散策する。この場所は、日本三大朝市である「勝浦朝市」が開催される場所で有名。明日、早朝に行われるセリを見に行こう。

那智勝浦町は、漁師町だからか?日中はとてもゆっくりと時間が流れている。通りを走行する車の数も少なく、そもそも周辺に人がほとんどいない。都会に住んでいる人間がいきなりこの場所に来ると、別の次元に飛ばされたとすら思うのではないかな。(笑)

 

 

しばらく散歩していると、「紀の松島めぐり」という島めぐりの船乗り場が見えてきた。「松島めぐり、する?」とおばあちゃん。「え?まじっすか?」いきなりの言葉で動揺する自分。「行こういこう。」ということで、急遽船に揺られることに。

「紀の松島」はその名のとおり、勝浦港一帯に広がる景勝地で、日本三景である「松島」に似ているという理由で名付けられた。もちろん松島ほど雄大なものではなく、おばあちゃんいわく「しょぼい」らしい。

 

 

フェリー以外で船に乗り込んだの、一体何年ぶりだろう。。。

 

 

船は沖合へと舵を取りながら、かの”紀の松島”を周遊してゆく。甲板に出て撮影することもできるが、寒いのでやめておく。じいさんモード。

 

 

淡々と目的地に進んで行く船。操縦士を見ながら、「こういう仕事もあるんだよな」などと考える。例えばこの人を中心に辿っていくと、あらゆる仕事が日常に散らばっていることに気づく。さらに、そこに「足りないもの」を見つけ自ら仕事を創り出すこともできる。世の中は面白い。

 

 

船は、紀の松島を巡ったあと、第一の目的地である「太地町」の舟乗り場に到着する。ここはクジラの捕鯨発祥の地として有名で、一時期ニュースで話題になった「シーシェパード」御一行も頻繁に訪れるらしい。へー。

写真は当時使用されていた捕鯨船。船首には捕鯨用の砲台が取り付けてあった。

 

 

名前は忘れたが、クジラの尾を引っ掛けて港まで運搬する道具。

形状的に力がかかればかかるほど締め込むようになっているようで、それに合わせて爪が深く刺さるようになっているんだろう。鉄の塊なので、当たり前だが持ち上げようとしてもビクともしない。

 

 

港から少し歩き、「クジラの博物館」を横目に見ながら山側へ進むと、「問題の場所」と言われる入江にやってきた。

捕鯨が行われるときは、クジラをこの入江へと追い詰めて捕獲するらしい。その時は入江全体が真っ黒になるほどらしいが、「シーシェパード」御一行もこの場所へとやってきて抗議をするらしく、大変な騒ぎとなるらしい。

そのために後方には「駐在所」が設置されているのだけど、おそらくそんな日は年間でも数日から多くて数十日程度だろう。普段は何もすることがなく暇なのだ。うーむ、お疲れ様です。

 

 

太地町から再び勝浦港まで船が出ているので、引き返したあと家へと戻る。駅前の商店街はやっぱり寂れていて悲しい。

 

 

紀の松島の船乗り場で販売されているたこ焼きが絶品の味らしく、せっかくなのでいただくことになった。一般的なたこ焼きとは生地が全然違うね。みたらし団子みたいな感じ。

 

 

布団まで用意していただいて、今日はおばあちゃんの家で泊まることに。いやぁ、本当にありがとうございます。

明日は早起きして、那智勝浦町の名物「勝浦朝市」に行くぞ!というわけで、おやすみなさい。

 

本日の走行ルート

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