【所要時間】別府地獄めぐりは最短何時間で回れるのか?実際に検証してみた!

 

青春18きっぷ旅行にて、大分県は別府市にやってまいりました!大分県といえば湧水量日本一の一大温泉大国で、旅の最中も究極の露天温泉「天ヶ瀬温泉」や定番の「由布院温泉」へ。

そして!別府といえば、言わずもがな「別府地獄めぐり」という超有名観光地があります。その昔、様々な温泉な沸き立ち忌み嫌われていた・・・という歴史からその名がついたようです。

今回はこの別府地獄めぐりを一通り回ることになったのですが、次の電車まで時間がなく最大でも5時間程度しか時間がない!という状況で全ての地獄(計9ヶ所)を回ることに。

果たして、時間内に全て回りきることはできるのか・・・?今回はバスと徒歩で全ての地獄を最短距離・時間で回ることにしたので、どの程度時間がかかるのかレポートしたいと思います!

 

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2017.09.01

 

 

別府地獄めぐりの概要・位置について

別府地獄めぐりとは

 

まず最初に、別府地獄めぐりの簡単な紹介だけしておきます!

簡単にいうと、地獄めぐりの中心地である鉄輪・亀川地域では、千年以上昔から強烈な噴気や熱湯が吹き出しており忌み嫌われていたのだとか。

青森県にも熱気の吹き出す「恐山」がありますが、歴史は違えどこのような地域は霊的な意味で嫌われる傾向にありそう。

温泉の含有物によって様々な色・噴出の仕方をしており、それぞれ特徴が大きく異なるため、温泉地として開発されて以降、安全に近づけるようになってからは一大観光地として輝き続けているとのこと。(Wikipediaより)

 

各地獄の位置と所要時間

出典:http://www.beppu-jigoku.com/access/index.html

 

別府地獄めぐりでは、上記の位置に温泉があります。基本的に同じ位置に隣接しているため、簡単に徒歩で回ることが可能ですが、「海地獄」と「血の池地獄」間は約3km程度離れていて、徒歩では厳しいものがあります。

そのため、別府駅から回るならバスに乗車して15分ほどで海地獄に到着し、周囲の地獄を一通りまわってから再びバス移動で血の池地獄へ、その後は再びバスで最寄り駅の亀川駅へ、そして別府駅に戻ることになります。

地獄めぐり周辺のバス停は意外にも一日の運行数が少なくて、甘く見ていると接続時間で想像以上に時間がかかるため、もし最短時間で回るならあらかじめ運行時間を調べて置く必要があります。

 

ちなみに自分は、最短時間で回りたかったもののバスの運行時間を調べていなかったため、最後の最寄り駅への移動はバスでは間に合わず徒歩で移動することになりました・・・。

特に今回は夏場だったので、15分の徒歩移動はなかなか辛いものがありました。しっかり時間内で回りたいなら、絶対時刻をチェックして予定を組んでから出発すべきです!

 

必要料金や気をつけておくべき点など

 

別府の地獄めぐりでは、観光する前に入場券を購入して回ることになります。各地獄を回れる「共通観覧券」なるものもあって、1枚購入しておけば各地獄を回れるようになります。

具体的な料金は下記です。

 

 

他に、訪れた一箇所だけ回れる券を400円で購入できます。

しかし!この共通観覧券、「地獄めぐりの組合に入っている地獄のみ回れる」という謎の規則があって、今回訪れた2017年8月現在は合計9ヶ所のうち7ヶ所のみこの券で回れるようでした。

 

【別府地獄めぐりの種類と組合加入の有無】

  • 海地獄(組合加入)
  • 山地獄
  • 鬼石坊主地獄(組合加入)
  • 坊主地獄
  • 白池地獄(組合加入)
  • 鬼山地獄(組合加入)
  • かまど地獄(組合加入)
  • 血の池地獄(組合加入)
  • 龍巻地獄(組合加入)

 

山地獄と坊主地獄は別府地獄組合から抜けてしまったとかなんとかで、これらへ観光する場合は別途1日券(各400円)を現地で購入しないと入れないとのこと。

観光客側からすると「なんやねんそれ、意味わからんわ」といった感じですが、あえて時間の短縮をするなら山地獄・坊主地獄抜きで回るのもありかと思います。

実際に全て訪れた自分からすると、特に坊主地獄に関しては「施設は狭いが、もし時間・お金に余裕があるならいってほしいな」と思いましたけどね。

 

それでは、次は実際に最短距離・時間で地獄めぐりをしてみた!レポートをお届けします!

 

最短距離で地獄めぐりをしてみた!レポート

8:45:JR大分駅からJR別府駅へ

 

この日は大分駅に滞在していたので、まずはJRに乗って別府駅に向かいます。

別府駅周辺もホテルがあるにはありますが、個人的には夜間のうちに少し大分市街を見てみたかったのと、安宿が多いのでこちらで宿泊。

 

 

赤いカラーが特徴のワンマン列車に乗って現地へ。料金は片道280円。

 

 

別府駅に到着したら、駅の西口から出て海地獄へ向かうバスに乗車します!「亀の井バス」の2・5・9・24・41番鉄輪行きに乗車して、15駅・20分ほどで「バス停:海地獄前」に到着します。

もし全ての地獄を回るんだったら、海地獄よりも離れた位置に「坊主地獄」が存在し、バス停で海地獄からさらに進んだ場所にある「鉄輪」で下車することをおすすめします。

場所をいまいち把握できておらず、海地獄から坊主地獄まで炎天下のなか、結構な坂を往復してしんどかったので・・・。

 

 

周囲の観光地を眺めながらバス移動します。この日は平日だったからか、人は少なめ。

 

9:45:第一の地獄:海地獄

 

別府地獄めぐり、第一の地獄である「海地獄」に到着!他の地獄に比べても圧倒的な人気をほこり、今回めぐったなかで最も人が多かったのと、駐車場収容台数も最大の人気地獄。

実際、名物の温泉卵やプリンなどもいただけるし、景勝地としても非常に素晴らしい光景を堪能できるので、せっかくなら海地獄だけでも訪れたいところ・・・!

 

 

海地獄の入り口には、こちらも有名な「日本最大のオオオニハス」の群生地。大きいものになると、重心を分散すれば小さい子どもぐらいなら乗っても問題ないらしい。

 

 

海地獄内にある、小さい鳥居が並ぶ「白龍稲荷大神」。面白いのが、参拝する前に水で手を清める「手水(ちょうず)」が一般的な冷水ではなく、温水仕様になっていたこと。(笑)

普通なら手を清める意味で冷たいのが普通だったので、手に水をかけた瞬間に「あれ・・・?」と驚いたという。

 

 

本日のメインディッシュである、コバルトブルーの「海地獄」!摂氏98℃であちこちから熱湯が吹き出ており、風上に回ると蒸気をモロに被るため非常に暑い。

有名観光地とはいえ、さすが別府地獄めぐりといった景観ですな。ちなみに平日にもかかわらず観光客が多すぎて、誰もいないタイミングで写真撮影することができませんでした。

 

 

海地獄といえば、これ!温泉内で卵を茹でていて、近くの売店で購入することができます。これは必食ですなぁ。

 

 

海地獄内にある、血の池地獄と同じ色をした「赤池地獄」。

 

 

海地獄内には、足湯もあります!この日は気温が高すぎてやめておきました。地獄めぐりをするなら、初春・晩秋・冬のどれかがいいかと。

 

 

海地獄横にあるお土産屋さんで、名物のゆで卵を購入してみました!一袋300円で5個入り、中に小さな塩袋が入っていて、常温で2日程度なら持つそうです。

今回は最短時間で移動しているので、「食ってる暇あるのか」と自分で突っ込みをいれましたが、せっかく来たならくっていかないと損でしょ!

 

 

こちらが海地獄のゆで卵。食べてみると、ほんのりと硫黄の香りがして「あぁ〜海地獄のゆで卵食ってるわ〜」という気分になれます。(笑)3個だけ食べて、残りは今日の昼食にでもすることに。

 

 

そしてもう一つ、名物の「地獄蒸し焼きプリン」。通常の焼プリンよりも苦みがなく、素材自体がしっかりしていてなかなか食べごたえがあります。

すっかりと休憩してしまって結構な時間が経過してしまったので、次からはやや駆け足でいきます!

 

10:30:第二の地獄:鬼石坊主地獄

 

続いて!海地獄のすぐ隣にある「鬼石坊主地獄」。こちらは組合に加入しているので、共通券で入場できます。

 

 

坊主地獄は摂氏99℃の「泥湯」で、お湯が吹き上がる際に丸く坊主のように見えるからこの名前が付けられたらしい。

ポコポコ断続的に吹き上がっているのではなく、「ポコ・・・ポコ・・・」ぐらいの感覚なので非常に地味です。泥湯なので、お湯が吹き上がるごとに周囲に木目のようなものができていて芸術的。

 

 

別府の「地獄」というと、蒸気が激しく湧きたつような力強い温泉をイメージするんですが、鬼石坊主地獄は全く逆に印象なので、個人的には一番気に入ったかも・・・。

 

 

こちらにも足湯があって、回った後にゆっくり浸かることができます。鬼石坊主地獄は規模が狭いので、次の場所でサクッと移動!

 

10:45:第三の地獄:山地獄

 

お次は、こちらも海地獄に隣接している「山地獄」!

残念ながら地獄組合に加入していないため、別途400円が必要となります。事前の情報によると、「温泉というより動物園」という情報を得ていたのですが、真実はいかに・・・。

 

 

入場後、すぐ温泉が沸き立っているエリアがあります。ここまでは温泉さながらですが・・・。

 

 

次の瞬間!動物、動物、動物、動物の嵐!あちこちに柵があって、内部に動物が飼育されています。一応体裁としては「温泉の予熱で飼育しています」といった感じなんだろうけど・・・。

 

 

内部の様子はこんな感じ。規模も大したことないので、15分程度でサクッと回ることも可能。

 

 

可愛いうさぎもいました。

飼育用の餌も販売しているので、動物たちの餌やりを楽しむこともできます。

 

 

動物を見回っていると、あっという間に一周してしまった。(笑)

個人的には楽しめたけど、子供連れの場合は一緒に来ると面白いんじゃないかなぁ。さて、次の場所へ!

 

11:00:第四の地獄:坊主地獄

 

次の地獄は、スタート地点の海地獄とは離れた位置にあります。しかも本来のルートとは逆なため、海地獄からだと長い坂道を往復して向かうことになります。

最初から次の「坊主地獄」周辺のバス停で下車すれば遠回りせずに済んだんですが、事前の情報収集不足で存在すら把握してなかったんですよ・・・。

 

 

坂道を15分ほど歩いて、「天然坊主地獄」に到着!

鬼石坊主地獄との違いは、具体的に調べたわけではありませんが、あちらは人工的な施設に対してこちらは周囲の環境も含め当時の状況がそのまま残されているよう。

ちなみに、この天然坊主地獄も組合に加入していないため、現地で別途400円が必要になります。面倒くさいw

 

 

内部はかなり狭く、ジックリ観察するのでなければ15分ほどで回ることが可能。

 

 

天然坊主地獄の名物!風呂釜のような形状からポコポコと泥湯が湧き上がっていますが、おそらくは様子を見るに人工的に固めたものではなくて、自然にこんな形状になったんじゃないでしょうか。

泥湯が沸き立つうちに周囲が盛り上がってきて、外部が乾燥して固まると浴槽のような形状になり、そのまま積み上がっていったんじゃないかと。すごく神秘的な光景。

 

 

この天然坊主地獄は、昔は「延内寺」という寺院の下に泉脈があったようですが、ある日突然大爆発を起こして神社ごと吹き飛んでしまったという歴史があるそうです。それが上記写真の大穴。

回ろうと思えば一瞬で回れるほど小さな施設ですが、実際に行ってみるとかなり自然の神秘性を感じる施設だったので、是非訪れてみてほしいです。

 

11:25:第五の地獄:かまど地獄

 

天然坊主地獄から海地獄までカムバックして、やや南下した位置にお次の「かまど地獄」があります。

昔から、氏神の神社に温泉の熱気で御供飯を炊いていたことが名前の由来らしい。

 

 

左の看板に「かまど一丁目」と書かれていますが、1丁目〜6丁目までそれぞれで異なる景観を楽しめるらしい。

 

 

入り口には、かまど地獄の名物といっていい鬼さんがおられました。

 

 

コバルトブルーの綺麗な温泉、酸化鉄の混じった赤い温泉など色々な種類があります。

摂氏90℃〜100℃で、周囲には「飲む温泉」「嗅ぐ温泉」なんかもありました。ぜひ、実際に体験してみてください。(笑)

 

 

かまど温泉の足湯はなぜか超人気!お店も大変繁盛していました。

 

11:35:第六の地獄:鬼山地獄

 

お次は、かまど地獄の近くにある「鬼山地獄」。

他と比べると少し特殊で、温泉の熱で「ワニ」を飼育しており見学することができます!

水・土・日の特定時間に餌やりも行っているので、ぜひ事前にチェックして訪れてみるべし。

 

 

入口正面にある温泉と、こちらも鬼が出迎えてくれました。

 

 

過去に鬼山地獄で飼育されていたという「世界最大の大ワニ」の剥製。実際に見るとかなりの迫力です。

 

 

温泉を抜けると、一帯にワニ飼育スペースが広がっています。

 

 

水中や日陰に密集するワニたち。こうして見ると、ちょっと気持ち悪いですが・・・。

 

 

ワニは夜行性なので、この時刻は基本寝ています。目をつぶっているワニをじっくり見ていると可愛く見えてくるなぁ・・・。

思いのほか面白かったので、ジックリワニを見学しつつ次の場所へ移動です。

 

11:50:第七の地獄:白池地獄

 

鬼山地獄を出ると、左手にお土産屋さんが広がっていて、奥に「白池地獄」の受付が存在します。

 

 

白池地獄の一番の特徴は、温泉の熱を利用して熱帯魚を飼育していること!

日本で大型水槽を利用して熱帯魚を飼育する場合、特に冬場には相当なヒーターが必要ですが、ここは温泉の熱を横流しするだけで飼育できるみたいです。

 

 

中では、ピラニアやナマズなど様々な熱帯魚が飼育されていて、さながら小規模な水族館といった感じ。巨大魚のピラルクも飼育しているようです。

 

 

熱帯魚水槽の奥には、名前の由来となっている「白池地獄」が。夏場は藻が発生して緑白色になっていますが、藻が繁殖していない時期には綺麗な白色になるらしい。

小規模な水族館と考えると、クオリティとしては微妙ですね^^; 全部回ってはみるけど、個人的には2回目はいいかな・・・という感想です。

 

12:30:第八の地獄:血の池地獄

 

ここまでは温泉同士が隣接しているため簡単に移動できましたが、次の「血の池地獄」は離れた位置にあって、ざっと3km程度あるらしく徒歩だと30分以上かかってしまいます。

白池地獄を出て最寄りのバス停へ行くと、血の池地獄行きのバス停場所の案内が掲示されているので、従って移動します。だいたい、白池地獄から徒歩5分ぐらいで到着できます。

 

 

15分ほど待って、ようやくバスが来たので乗り込みます。料金は190円。

 

 

血の池地獄に到着!地下で化学反応を起こし、酸化鉄が混じった熱泥によってこのような色になるみたいです。

売店では、この血の池地獄から取れた軟膏が販売されていて、怪我などによく効くらしい

 

 

高台から見上げた血の池地獄。見事なまでの鮮やかさですな!

 

 

血の池地獄には売店のほかに足湯などもありますが、逆にそれ意外の施設がないのでサクッと見回ることになります。

地獄めぐりの最初こそ迫力のある場所が多かったですが、回を重ねるごとに地味になっていますね〜。。。(笑)

 

12:45:第九の地獄:龍巻地獄

 

 

9ヶ所目の最後の地獄!龍巻地獄」は血の池地獄から徒歩1分程度とかなり近い位置にあって、この場所では地獄の中で唯一摂氏105℃の「間欠泉」が吹き出すことで有名です。

間隔をあけて温泉が吹き出してくるんですが、世界的に見ても15分に一回程度と高頻度で噴出するとして優れているらしく、自然現象にもかかわらずほぼ一定の間隔で吹き出してくるらしい。

ちょうど訪れたタイミングで「あと数分で吹き出します!」と入場時に言われたので、おとなしく待っていることに。

 

 

龍巻地獄の内部。受付を過ぎるとコンサートホールのような空間になっていて、間欠泉が吹き出すまで待機しているらしい。かなり異様な光景ですね・・・w

 

 

しばらく待っていると、徐々に熱湯が吹き出し始め、噴水のように一気に吹き上がりました!間欠泉が出たタイミングで「おーっ!」と観客の声があがり、皆近くで見ようと立ち上がって観察しはじめました。

 

 

この間欠泉、何もない場所だと40m以上吹き上がるらしく、周囲に飛散するのを防ぐため岩が被されています。40m吹き上がっているなら迫力満点ですが、蓋をされているので極めて地味です・・・。

と、いうわけでこれにて全ての地獄を回ることに成功しました!最初は「まぁそれほど距離も離れていないし、2時間半もあれば楽しめるだろう」と思っていたのですが、最終的に4時間近く必要としました。

炎天下のなか歩き回ったので、疲れ果てていますが、とりあえず旅を続けるために最寄り駅に向かいます。龍巻地獄から帰るなら、「亀山駅」までバス移動して電車に乗るほうが早いです。

 

 

と思ってバスの時刻をチェックすると、なんと出発が30分先なことだと言うことが判明!徒歩でも15分程度で移動できる距離だったので、歩くことにしました。

 

結果:別府地獄めぐりは最短でも4時間必要

 

無事に1時半頃亀山駅に移動できたので、これにて別府地獄めぐり終了です!想定していた時間の倍以上かかってしまいましたが、なんとか疲労に屈することなく回りきることができました。

実際に最短時間で回ってみて、思うのは「全ての地獄を回ろうと思うと相当な時間がかかるので、ほどほどにしておいたほうがいい」ということです。正直、かなり疲労してしまいました・・・。

今回は列車の時間をズラすことができたので問題ありませんでしたが、可能なら1日丸々開けて地獄めぐりをすることをおすすめします。8時から入ることができるので、朝から夕方までの時間で一気に回りきるのが一番いいでしょうね。

 

それでは!

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