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【検索上位維持に必須】ブログ記事をリライトするタイミングと具体的な方法を解説

 

ブログ記事を書いてアクセス・収入増加など何らかの実績を出したい場合、記事を書きっぱなしにするだけではなく定期的なリライト(書き直し)が必須!

どれだけ有益な記事を書いても、時間が経つことごとに検索順位が落ちてしまいます。新規記事を書くよりリライトのほうが重要で、実績を出しているブロガーほど定期的に過去記事を見直すことが多いです。

今回は、ブログ運営で結果を出すために過去記事を見直してリライト(書き直し)する理由と、具体的な手順について解説していきます!ぜひ、この記事を参考に記事を見直してみてください。

[aside type=”normal”]当記事はすでに複数の記事を書いて結果を出している人向けの記事です。新規記事を書いて検索上位を獲得する方法は「【SEO対策】ブログで成功したいなら検索上位を目指せ!ブロガー的アクセス増加法を解説」にまとめているので、そちらを参照してください。[/aside]

 

検索上位を維持するために記事をリライト(書き直し)する理由

何らかの理由で「検索意図」と異なる記事になってしまった

 

「なぜ定期的に記事の見直しが必要なのか?」最大の理由は一旦書いた記事を放置してしまうと、時間が経つにつれて当初の検索意図とはズレた記事になってしまうから。

投稿した時点では優れた情報でも、時代・価値観の変化によって当初の意図とはズレていってしまいます。検索上位表示されていても、タイトル・概要欄を見て「この記事は違うな」と判断されることも。

検索意図からズレてしまうとアクセスが少なくなり、徐々に順位が落ちていってしまいます。アクセスを維持・増加させるためには、定期的に検索意図・記事の見直しをする必要があるんです。

 

 

SEO界隈で有名な話があって、当初は偉人の名前を検索すると関連した情報が表示されていましたが、今では「モンスト」などゲーム内で登場するキャラのページが上位に表示されています。

ただ単に「諸葛亮」の歴史を調べたい人からするとはた迷惑な情報ですが、それだけゲームキャラの名前を検索する人が多いから攻略サイトが上位表示されていくわけですね。

特に「脱毛」など一語で検索するビッグワードほど検索意図が変わりやすい(基礎的・網羅的な情報を求めているため)ので、定期的に記事を見直してあげないと検索順位が下落しやすいため、注意が必要!

 

掲載している情報が古くなってしまった

 

検索意図からズレていなくとも、ニュース系記事など最新情報が重要となるジャンルでは少し更新が遅れただけで検索順位が下がってしまうことも・・・。

ブログ記事を書くとストック的にアクセスを稼いでくれますが、時間が経つごとに価値が薄れていきます。通常の記事でもライバルが多い場合は3ヶ月ほどすると順位が落ちることが多いです。

「よし、たくさん記事を書いた!」と喜んでいても、定期的に最新情報を盛り込まないと順位が下落します。最新情報にスポットを当てて記事を書いた場合、頻繁な更新が必要になるので注意。

 

逆に同じジャンルでもライバルが少なかったり、新しい情報が必要ないツール的なコンテンツは頻繁に更新せずとも検索順位を維持できます。このようなジャンルで記事を作ると更新が楽になります。

例えば自分の趣味である「釣り」の場合、最新の道具は登場しますが魚の習性や基本的な釣り方は変わらないので、10年前から見ている「海釣り道場」などのサイトが今でも上位表示されています。(※)

他に、「国民年金」など制度そのものがあまり変わりにくい一方で需要が多いジャンルも、一旦記事を作れば基本放置でOKなことも。あくまで頻度の問題で、更新自体は必要な点に注意。

[aside type=”normal”](※)10年以上前から参考にしていたお気に入りの釣りサイトだったんですが、最近一気にライバルサイトが登場した影響でアクセス数が下がったようです。コンテンツ自体は非常に有益ですが、更新がないだけで順位が落とされることも・・・悲しいですね。[/aside]

 

記事を見返して情報不足or過剰だと判断した

定期的に自分のブログを見返していると、過去記事を見て「うわ!なんだこのクソ記事!」と思わず削除しそうになってしまうことも。(笑)これは、単に自分の執筆能力が向上しているから。

ブログを何度も書いていくと、段々とライティング能力やデザイン能力が上がってきます。逆に質の高い記事を書けば書くほど過去のクソ記事が目に付くので、定期的に情報を更新すると吉。

ここで注意したいのは、あくまで自分視点で見て「クソ記事」だと判断しているだけで、読者からすると記事のリライトが改悪になってしまうこともある・・・ということ。

 

記事を更新する際に気をつけたいのは「ユーザーの検索意図」で、もし情報不足であれば追記、文章が多すぎなど過剰であれば間引きをして閲覧性をアップさせるようにします。

ユーザーの検索意図を調べる手っ取り早い方法は、検索の上位10記事程度をチェックすること。ザックリで良いので、盛り込まれているコンテンツをチェックすれば情報不足or過剰の判断ができます。

他に「Yahoo知恵袋!」「5ch」「爆サイ」などユーザーの本音が出やすい掲示板系サイトを巡回することでも検索意図を把握できます。あくまでユーザー視点でリライトする・・・という点に要注意です。

 

リライトが必要な記事を発見する方法

記事の検索順位が落ちてしまった

 

では、どうやってリライトする記事を判断するか?可能なら全ての過去記事を更新したいところですが、記事が大量にある場合は優先順位を付けなければ作業に取りかかることができません。

最もわかりやすいのは、「一度検索エンジンで上位表示していた記事が、下落したとき」です。定期的に「GRC」など検索順位チェックツールで測定していれば、すぐに発見できます。

検索順位が下落したということは、ユーザーの検索意図が変わった・ライバルがより価値の高い記事を作った(検索順位は相対評価)など何らかの理由があるので、リカバリーすれば復活することも。

 

ここでの注意は、「うわ!検索順位が落ちた!」とパニックになって即座に修正しないこと。Googleの気まぐれや何らかのアップデートで検索順位が下落した可能性もあるので、まずは情報収集しましょう。

順位変動の規模・理由を解説する「namaz.jp」などのサイトやTwitterを参照して変動の理由を解析しつつ、「そもそも順位が落ちた理由は何か?」を探ってから修正に取りかかるようにします。

ライバルサイトなどの情報も見つつ、まずは2〜3日様子見して「情報不足or過剰」などの理由で落ちたと推測できた場合は、検索意図に合わせて記事をリライトすればOK。

 

定期的に過去記事を自分の目でチェックする

常にブログのアクセス数や検索順位をチェックするのと合わせて、定期的に過去記事を自分でチェックするようにすると記事のリライトが必要かどうか判断しやすくなります。

人によって記事作成日をExcelで管理して、一定の期日が過ぎたときに必ず更新する・・・という人も。ブログでは必要ありませんが、少ない記事で上位表示を狙うアフィリエイトサイトなら有効です。

すでに解説したとおり、リライトする際は自分の判断だけでなく「ユーザーから見て必要かどうか」を考えて行う必要があります。検索意図の変化などを必ずチェックしてから行うようにしましょう。

 

サーチコンソールを使ってリライトする記事を見極める

 

もう一つ、本格的に記事を改修する方法として「サーチコンソール」というツールを使って上手く露出できていないページをあぶり出し、検索意図に合わせてリライトするという方法も。

事前にサイトへ登録しておくと記事ごとの流入キーワードや表示数を把握でき、検索意図や変化をバッチリ把握できます。このツールを参考にしてサイトを分析し、記事をテコ入れします。

方法は簡単で、サイトを登録してからトップページより「表示回数」クリックすると記事の露出回数をチェックできます。このなかでも「クリック数」が少ない記事に注目します。

 

▲サーチコンソールで記事ごとの流入キーワードをチェック

 

「表示回数が少なくクリック数が低い」、要するに検索結果への表示回数は多いが何らかの原因でクリックされていないということになります。検索意図やタイトル・概要欄のズレなど理由は色々。

最も表示数が多い記事をクリックすると流入キーワードが確認できます。なかでも「検索順位・表示回数は多いがCTRが低い」記事は検索意図にあってないということなので、キーワードに合わせてリライトします。

この方法を使えば確実に検索意図に記事を合わせられるし、発掘したお宝キーワードから新記事を作って一気に収入をアップさせることも。ブログ運営には必須ツールなので、必ず導入しておきましょう!

 

ブログ記事をリライトする具体的な方法

タイトル・ディスクリプションを変更する

▲WordPressならSEO用にタイトル・ディスクリプションを設定できる

 

編集が必要な記事を発見できたら、実際に記事をリライトしていきます!ここで最も効果があるのは本文を書き直すことではなく、「記事タイトル・説明」そのものを変更することです。

検索エンジンから多く集客している場合、ユーザーは記事のタイトルとディスクリプション(概要)を見てクリックします。離脱するかどうかはユーザー次第ですが、アクセス数はこの2つで決まります。

記事タイトルによって流入キーワードが大きく変わり、アクセス・収益も違った結果になるので「サーチコンソールや各種情報サイト」を見て検索意図をしっかり把握してリライトするようにしましょう!

流入キーワードごとのアクセス数を把握するには、「キーワードプランナー」を使うと便利。キーワードごとの具体的な流入数や広告費の目安を事前にチェックすることができます。

 

  1. 最新情報であることをアピール 例:【2018年版】【最新版】
  2. 網羅性があることをアピール 例:「徹底解説」「まとめ」
  3. 権威性があることをアピール 例:【医師監修】【プロが解説】
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具体的なタイトルの付け方ですが、「表示させたいキーワード」を確実に盛り込みつつ、最新情報や網羅性・権威性があることをアピールしてクリックを誘います。

記事のディスクリプション(概要)にも盛り込みたいキーワードを表示させておくと、検索したときに強調表示されてクリック率を向上させることができます。

タイトル・概要を変更することで大きな露出アップを図ることができますが、逆に下手なキーワードを設定すると一気にアクセス減へとつながることもあるので、注意してリライトしましょう!

[aside type=”normal”]記事のディスクリプション変更方法ですが、WordPressの場合は「All In One SEO Pack」などSEO用プラグインを導入することで、記事の本文とはSEO用の概要を設定することができます。[/aside]

 

見出しを変更・追記してキーワードを拡大&変更

 

記事の内容を整理するために使う「見出し(H2・H3など)」ですが、タイトル以外に見出しにも主要なキーワードを盛り込むことで、様々な内容で上位表示しやすくなります。

例えば「クレジットカード」などビッグワードを狙う場合、見出しで「審査」「学生」などの情報を盛り込むことで「クレジットカード 審査」などの二語・三語検索でも上位表示を狙うことができます。

こちらも「サーチコンソール」などの流入キーワードをチェックし、露出を強化したいキーワードを新たに設定してニッチなワードで上位表示を狙うことができます。

最近は見出しの内容が検索結果画面にも表示され、スマホでの閲覧が多くなって見出しごとに読み飛ばしをするユーザーが増えたため、ますます重要になっています。

 

検索意図に合わせて文章を変更する

タイトル・見出しのリライトが終わったら、次に検索意図に合わせて文章を変更します。見出しを変更した時点で書く内容が決まってくるので、検索意図に合わせてライティングを行えばOK。

このとき、ただ編集するだけではなく「無駄な文章はないか?」「新たに説明用のイラストは必要か?」など文章を増やすだけでなく、余計な文章を減らすorわかりやすく解説するための施策も行っておきましょう。

記事が完成したら一度スマホ画面で見直し、「本当に内容を理解できるか?」「記事がわかりやすく解説できているか?」などの最終確認もしておきましょう。

 

新規記事から過去記事への内部リンクを整理する

ブログで検索上位を目指すためには、価値の高い記事を作っていく以外に「記事同士を内部リンクでつなぎ、ユーザーが必要な情報へアクセスできる導線をつくる」ことも重要!

新規記事→過去記事へのリンクは簡単に挿入できますが、過去記事→新規記事のリンクは一度リライトしないといけません。過去記事をリライトするときは、「新しく作った記事にリンクできないか?」と考えることも重要。

積極的に記事同士をリンクでつなぐことで、サイトの回遊率が向上し「このサイトは価値がある」と認められて上位表示につながることも。

不必要なリンク掲載はユーザビリティが落ちるためNGですが、必要な範囲内でガンガンリンクをつないでいきましょう。

 

記事の投稿・更新日を最新の日付に変更しておく

最後に、記事のリライトが完了したら「最新の情報に更新した」ことをユーザー・検索エンジンに伝えるため、記事の投稿日そのものを最新日に設定してアピールすることもできます。

ブログ内の記事一覧ページでトップに上がってくるため、固定読者にアピールできるだけでなく「検索結果にも投稿日が表示される」ため、クリック率が向上します。

同じような内容の記事が並んでいたら、「2014年」に作成された記事より「2018年」の最新情報に更新された記事のほうが読みたくなってしまいますよね。

ブログで投稿日・更新日と両方を表示する設定にしていた場合、更新日が変わると検索結果の日付表示が変わることもあるんですが、なぜか変更されないことも。

少しの手間で固定読者にもアピールできるので、個人的には投稿日そのものを変更するほうがお気に入りです。なおWordPressならプログラムをいじって更新日のみ表示することもできます。

 

おわりに

というわけで、今回は「検索上位を狙うため、ブログ記事をリライトする理由と具体的な方法」を解説してみました!自分の場合はこのような手順で記事を書き直しています。

今では当ブログも毎月30万〜50万PVほどを得ていますが、定期的に記事をリライトして今の数字を獲得できました。最近は新規記事を入れるより、既存記事を編集するほうに比重を置いています。

なかには「偶然検索上位に表示された」記事も多数ありましたが、棚ぼたを狙って検索意図に合わせて大幅に編集することで、大きなアクセス・収益を得た記事もあります。

基本的に検索エンジンで上位表示させる方法はブラックボックスで、確実にアクセスを増やせる方法はありません。検索上位を狙って記事を書くより、たまたま上位表示された記事を改修して継続的なアクセスを狙うほうが確実です。

ブログ運営で結果を出すなら記事のリライトが必須なので、ぜひこの記事を参考にしてアクセス増加を狙ってみてください!

 

▼新しく記事を作って検索上位を狙う方法は「【SEO対策】ブログで成功したいなら検索上位を目指せ!ブロガー的アクセス増加法を解説」で解説しています!

【SEO対策】ブログで成功したいなら検索上位を目指せ!ブロガー的アクセス増加法を解説