⚠︎記事内に広告を含みます。

自転車側の「道路交通法」を理解してない車の運転手、多すぎだ!!!

 

2015年6月1日より自転車の道路交通法が改正され、車道を走ることが義務付けられたり、無灯火やスマホ運転に罰金が課せられるようになりました。

自転車で日本各地を回っていると、色んな状況に遭遇します。

こちらは大量の荷物を積載しているがゆえに、安全を守るため車道を道路交通法を守って走っていたんですが、自転車側の道交法も知らないでパンパンクラクションを鳴らす車や、車道の信号が青で走ろうとしているのに、横から突っ込もうとする車の多さに辟易としましたよ。

というわけで、今回は注意喚起をする意味でも、いかに「車の運転手側が自転車の道交法に無知か」の事例をいくつかピックアップしてご紹介させてもらおうと思います。

激おこプンプン丸ですよ、ほんと。

 

車道を走っているのにクラクションを鳴らす運転手

MAX86_ugegege20150207110830_TP_V

 

これが一番多いです。どういう意図でクラクションを鳴らしているんでしょうね?

6月に道交法が改正されてから、原則として車道を走ることが義務付けられました。

正直歩道も危険ですが、車道の走行も非常に危険です。車の運転手もヒヤヒヤしながら見ていることでしょう。ただね、危険でもないのにクラクションをバカスカ鳴らす必要はないでしょう。

 

自転車は人力で走る乗り物ですから、どうしても長時間漕いでいると疲労してきます。

そんなときにいきなりクラクションを鳴らされると、心臓が止まりそうになります。

乗っているのが若者だからまだいいものの、万が一高齢者の方で転倒してしまったらどうするんですか?アナタ、責任取ってくれんです?

 

危ない運転を注意するために、クラクションは付いているんです。

危険運転をしている者に対しては仕方ありませんが、こちらは道交法を守って出来る限り車道側を走っているのに、スターアイテムを取ったマリオのごとく無限連射しないでください。

日本の道路は自転車専用道路がほとんど整備されていないし、例えばトンネルをくぐる際、歩道が整備されていない場所ではトラックがスレスレに通るような道路でも通らないといけないんですよ。

 

ほんと、ヒヤヒヤもんですよ。こっちはね。

 

意図せずクラクションを鳴らしまくると、「警音器使用制限違反、道交法54条に違反」となり、5万円以下の罰金、警音器を使用してはならない場所で使用した場合には2万円以下の罰金又は科料が科せられます。

これから自転車で長期の旅に出る方は、特に気をつけてください。

日本中でこのような事例に遭遇しましたから。旅の最中、道交法を守っているのに何度バカスカクラクションを鳴らされたことか・・・。

 

あああああ!!!プッププップうるせぇわ!!!これ以上放屁するなし!!!

 

自転車は車道を走っている場合、車道側の信号に準拠する

rl21a

出典:http://www.boriko.com/weblog/archives/3131

 

これ、知らない人が案外多いです。先日東京へ出向いたとき、車に乗ったお年寄りとガチガチのロードバイクに乗ってる兄ちゃんとで小競り合いが起きてました。

 

ロードバイクは車道を走っていて、前方の信号は歩車分離式で歩道側が赤、車道側が青信号になっていました。

ロードバイクの兄ちゃんは最近改正された道交法について理解していたため、「自転車は車道を走っているとき、車道側の信号に準拠する」の法律に従って、そのまま直進しようとしました。

しかし、ちょうど同時に交差点を左折しようとしていたお年寄りは、「自転車はどの場所を走っていても歩道側の信号に準拠する」という昔のルールしか知らなかったので、そのまま左折しようとしたところ、ロードバイクの兄ちゃんとぶつかりそうになりました。

 

ロードバイクの兄ちゃんは「危ないでしょ!」と一喝。お年寄りは「信号守れよ!!!」とガチギレ。「これが正しいんです!!!信号は守ってるよ!!!」と反論する兄ちゃん。

一見お年寄りのほうが正しいように見えますが、道交法が改正されてから兄ちゃんの判断が正しいようになったんですねー。わかりづらくて危険ではありますが、改正されてしまったものは仕方ありません。

このルール、案外知らない人が多いんじゃないですか?車に取ったら自転車乗りは害でしかないのかもしれませんが、常に法律は更新されていくんだから、せめて知る努力はしなさいよ、と思います。

 

参考:従うべき信号機とその意味

 

僕も同じような状況で、何度かクラクションを鳴らされたことがあります。こちらが気をつけようとしてもどうにもならん問題だし、逆に何度も車道と歩道の信号を行き来しても、それはそれで危ないので現状維持としています。

自転車側もこの道交法について知らない人がいっぱいいるんですよ。車道側走っているのに、歩道の信号で渡っている人とかね。みんな、知らなさすぎるンゴ。道交法改正の意味、全く無いンゴ・・・。

 

(注)しかし!!!「歩行者・自転車専用」と表示のある交差点は、自転車横断帯を通行しないといけないという罠もありまして、道交法ややこしすぎだってばよ。

 

おわりに

車側にもっと言いたいことがあるんですが、我々自転車勢も相当迷惑をかけていますし、お互いに道交法改正に振り回されている身でもあるのでこの辺にしておきましょう。

とにかく、自転車は自転車で「罰則なってるけど大丈夫やろー」とヘラヘラ無灯火とかスマホ運転とかしすぎだし、車は車で気軽にクラクション鳴らしすぎだし、道交法についてもっと知るべきです。

いくつかは車VS自転車の抗争が止むことを祈っていますが、さぁそれはいつ訪れるのでしょうかね。じっくり見守るとしましょう。つか、道交法改正って果たして意味があったのかな・・・。

 

それでは。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。