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タイ・バンコク市内で動物観察!「ドゥシット動物園」が想像以上に豪華だった!

 

「バンコクで面白そうな場所を観光したい!」と思って探していたら動物園・水族園がヒットしたんですが、市内の施設は想像以上に入場料が高くて入りづらい。

「外国人価格を設定している」ことが理由なんですが、たった150バーツ(500円程度)で見学できる「ドゥシット動物園」なる施設を発見したので潜入してみることに!

今回は、バンコク市内から気軽にアクセスできる「ドゥシット動物園」に言ってきましたので、具体的なアクセス方法や内部の様子をお伝えしたいと思います!

 

ドゥシット動物園へのアクセス方法(BTS+バス)

 

今回訪れた「ドゥシット動物園」はバンコク市内から比較的簡単にアクセスできるため、観光ついでにフラっと寄っていくことができます。

最寄り駅は「BTSビクトリーモニュメント駅」で、駅から少し離れているため市バスかタクシーを使って移動することになります。

市バスは10バーツ前後と非常に料金が安いものの、少し複雑なので心配であればタクシーを利用したほうが安心です。

 

 

ドゥシット動物園の最寄り駅である「BTSビクトリーモニュメント駅」に到着!3番出口から出て高架を歩き、モニュメントに近づくと左手にバス停が見えてきます。

 

 

ドゥシット動物園方面に向かうバスですが、「515番」のバスを利用して最寄りのバス停まで移動しました!他に、「528番」のバスでも移動できるようです。

運転手に目的地を伝える場合、「カオディン!」と伝えればOK。料金はたった11バーツしかかかりませんでした。

ただバンコクで走るバスのシステムを把握しておらず、気づくと通過していたようで途中で降ろしてもらいました。運転手に目的地を確認したのに〜!

 

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バスの移動方法については非常に複雑で困っていたため、下記のサイト様を参考にさせていただきました。ありがとうございます!

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ドゥシット動物園の入り口・入り方など

 

バス停を降りてから10分ほど歩いたものの、無事にドゥシット動物園に到着!何箇所か入り口があるんですが、今回は正面入口から動物園に入りました。

正面入口は動物園から見て北西側の「Uthong Nai」通りから入ることができます。どこから入っても少し回り方が変わるだけなので問題なし。

入り口で150バーツのチケットを購入(安い!)し、警備員さんに半券を切ってもらっていざ入園!

 

ドゥシット動物園で開催されているショーの内容や開催時間

 

入園前にあらかじめ伝えておくと、ドゥシット動物園では2種類のショーを開催していて、それぞれ時間が決まっているので確認しておきましょう!

メインの「アシカショー(SEAL SHOW)」は平日10:30〜と12:30の二部、週末は15:00〜の部もあり。こちらは見ていって損はないかと。

もう一つ、アフリカ人による舞台「ケニアショー(KENTA SHOW)」は平日8:30〜、13:30〜、14:30〜の三部、土日はさらに15:30〜からも開催しています。

いずれも有料ですが、少額で体験できるのでぜひぜひ〜。

 

ドゥシット動物園を満喫!日本の動物園並みに豪華!?

 

それでは、午前11時頃よりドゥシット動物園の見学スタート!平日の昼間に訪れたので人は少なめでしたが、小学校低学年らしき子らのグループがいて非常に賑やか。

子どもらを除くと半分以上が観光客でしたが、ほとんどが白人カップルで日本人とおぼしき姿は確認できず。

 

 

全体の地図はこんな感じ。地図で見ると少し大きく見えますが、敷地面積の半分は池になっているのと、動物がいないエリアも半分ぐらいあるのでそれほど大きくない印象

 

 

まず動物園入口付近に現れたのは、コアラの区画。一匹だけ木に捕まっていたものの爆睡中。確かコアラって夜行性ですよね?なら仕方ないか。

 

 

お次はペンギンエリア!水中からペンギンが眺められるのはいい・・・んですが、それより小学校1年生ぐらいの集団ほぼ全員が最新スマホを持っていて、写真を撮りまくっているのが気になる。(笑)

 

 

やはりタイの気候が暑いからか?日本の動物園のように日中は外で日向ぼっこ・・・ということもありませんね。こればかりは仕方がない。

 

 

園内には、展示されている貴重な動物のほかにタイ周辺でよくいる野鳥や、大型リス・水オオトカゲなんかもそこらを這いずり回ってました。

檻内にいる動物を眺めるのも楽しいですが、いずれも日本の動物園にもいる生物が多いので、外で飛び回っている野生動物を眺めるだけでもなかなか面白いです・・・w

 

 

タイの動物園と日本の動物園は何が違うのか?もちろん展示している生物にも多少の違いがあるでしょうが、「動物との距離」「手入れの度合い」が全然違うと感じますね!

例えば日本の動物園で頻繁にフラミンゴを見かけますが、たいてい観察できる場所から10m以上は余裕で離れています。

一方、ドゥシット動物園では金網ですき間なく隔離されているものの、鳥さえ近づいてくればほぼゼロ距離で触れ合うことができます。

 

 

またエリアによってはあまり手入れされておらず、草がボーボーに生えていてなかの動物が全然見えねぇ!という状態になっていることも。(笑)

もちろんキレイに清掃されている場所もありますが、気候の影響ですぐ伸びるのがこんな状態だったり、なかの水が淀んで汚くなっている場合が多かったですね。

結論から言うと、動物園に限らず「色々と雑(だが面白い)」というやつですねw

 

 

園内では木々への水やり&周囲の気温を下げる目的で、畑でよく見る自動噴射器のようなものを使って水を撒いていたんですが、普通に歩いていると水がかかる!

「歩行者に水がかかるから水の勢いを弱めよう」という発想は全くないようで、むしろ意図的に大量の水をぶっかけてやろう!と言わんばかりに水が撒かれていました。

うーん、面白い。(笑)

 

 

動物園の中心ある池周辺には大量のベンチが設置されていて、4箇所ほどに東屋も設置されていました。気温は暑いですが、風通しがよく非常に居心地がよい。

 

 

ペリカン。底を突いて何を探っているのかと思ったら、淀んで半分腐ってそうな池から小魚の死体を発見したようで、必死に食べていました。

おそらく餌として撒いておいたんだろうけど、すでに腐ってそう。大丈夫か。

 

 

動物園の目玉、象さんのエリアにやってきた!今は一匹しかいないようですが、広々と快適そうでした。

 

 

周辺エリアを散策していたところ、ふと視線を感じたので振り向くと、目の前にツルのような鳥がいてびっくり。(笑) くちばしで必死に噛み付いてこようとしたので、しばし遊ぶ。

 

 

象さんに続いて、動物園の目玉であるキリン園へ!しかし日中で非常に気温が高いからか、無駄なエネルギーを消耗しないよう微動だにせず。

これはタイにある動物園の宿命なので仕方ありませんね。

 

 

カバ。こちらも完全に眠っていて、微動だにしません。

 

 

ポニーも3体ほど飼育されていました。人馴れしていて、撫でても特に怒られることはなし。必死に鉄柵を舐めて鉄分補給中?

 

 

お次はヤギコーナー。こちらも人慣れしていて、柵越しに直接触れ合うことができます。

 

 

個人的に一番驚いたのは、手を伸ばせばお猿さんたちに触れられるほど近い距離で飼育されていたこと。金網なので直接タッチもできる・・・!

こちらに近づいてくれなければ触れられませんが、こんな近くで見つめることができるとは。日本の動物園だと噛まれる危険からか、これほど近い距離で観察できないはず。

 

 

カメラ目線いただきました。美人ですね。

 

 

一方、ホワイトタイガーなど大型肉食獣はのきなみ日陰で爆睡していましたw しっかり観察したければ、朝早くから訪れるか夕方から来てみるといいかも。

 

 

続いてやってきたのは、蛇や亀が飼育されているコーナー。さすがに蛇は水槽で飼育されていましたが、亀に関しては柵越しに直接触れることも可能でした。

 

 

園内をグルッと一周し、あまり動物がいないエリアを散策していると、唐突に巨大なラクダを発見!見た目がいかつい!

 

 

近くには、小さい金網でセキセイインコなど身近な鳥から、珍しい鳥類まで飼育されていました。手慣れしないので近づいたら逃げられるけれど、かわいい。

 

ドゥシット動物園内の食事施設・コンビニなど

 

ドゥシット動物園内にはフードコートのほか、セブンイレブンもあって水分補給や食事には事欠きません!またエリアによっては屋台でドリンクを販売していることも。

タイの動物園だけあって暑いので、定期的に水分補給をしていると安心。ところどころにゴミ箱も設置されているので、ゴミが溜まる心配もなし。

 

 

動物園の中心地あたりにはフードコートがあって、非常に規模が大きいので週末でも並ぶことはなさそうです。内部では様々な料理をお安くいただくことができます。

 

 

こちらのトムヤムラーメンですが、まさかの50バーツでいただくことができました。しかも美味しい!

なお現金での支払いではなく、受付でクーポンに変えてから支払うシステムなので注意しておくよう。

 

おわりに

というわけで、今回はバンコク市内から気軽にアクセスできてリーズナブルに楽しめる「ドゥシット動物園」へ訪れたレポートをお届けしました!

園内の規模はそれほど広くありませんが、様々な種類の動物が飼育されているので、ガッツリ観光しようとすると半日はかかりそう。余裕を持ってくるようにしましょう。

個人的には「タイの動物園」がどんなものかわからなかったが、実際に回ってみてなかなか面白かったので満足。「面白い場所を見てみたい!」という方はぜひ訪れてみてください!