歩き遍路に最適な「靴・シューズ」の選び方とおすすめ製品について【運動靴・登山靴】

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歩き遍路で何より重要になるのは、間違いなく「靴」の選択ですね。

なにせ1日30km以上も重いバックパックを背負って歩くわけなので、靴の選択で毎日の歩行距離や怪我の有無、最終的には遍路そのものを無事に終えられるかどうか、という点まで関わってきてしまうんですね。

今回は、実際に四国遍路で1200kmを歩き通した経験から「歩き遍路に最適な靴の選択とおすすめ製品」について書いていきたいと思います!

自分に最適な靴を履いているだけで、旅の快適性が大きく向上するので慎重に選んで購入されることをオススメします。それでは行ってみましょー!

 

遍路道の状況について

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まず最初に、遍路道の状況から最適な靴を考えてみます。条件によって靴の種類を選ばないと、間違えた靴を履いて足を痛めてしまうからです。

遍路道は、一般的に「舗装路9割・未舗装路1割」と言われます。これは決して大げさではなく、積極的に未舗装路を通っても舗装路8割ぐらいの割合です。

全体的にアスファルトメインになるので、一般的な軽めの運動靴やランニングシューズが良いとされています。でも、運動靴ならなんでもいいというわけではありません。

 

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これは遍路道を通った際に自分で撮影した画像ですが、見て分かる通り岩がたくさん露出しています!

軽めの運動靴でこの道に飛び込むと、間違いなく足を痛めます。僕も比較的軽めの運動靴だったので、ずっと足の裏の痛みが取れませんでした。(笑)

このようなゴツゴツした岩だけではなく、ツルツルした石畳が連続した遍路道もあります。これが上りならまだいいですが、下りで雨が降っていると、相当すべり止め加工されているものでなければ間違いなく滑って事故になります。

 

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舗装路メインといっても、まだまだ過酷な遍路道も残っています。

登山靴だとさすがにオーバースペックですし、アスファルトで足首を痛めてしまう可能性がありますが、安価な運動靴やランニングシューズでOKかと言うとそうではありません。

長距離の舗装路をこなせる軽量さがありながら、未舗装路の過酷な道で事故にならないような強度・滑り止め性能を誇る良質な靴を用意する必要があります。

 

歩き遍路におすすめの靴・シューズについて

登山靴

登山靴は、一般的に歩き遍路にはNGと言われています。舗装路を歩くには重量が重すぎるし、ハイカットなので歩き続けると足を痛めやすい。

ただ前述したとおり過酷な遍路道が何箇所かあるのも事実ですし、途中で山登りも取り入れたい人にとっては決して無しではないと思います。途中で何人か履いているのを見ましたしね。

登山靴の中にも「軽登山靴」「トレッキングシューズ」という舗装路もOKなジャンルもあるので、これらの軽量な製品を選ぶことをオススメします。

 

ALBATRE トレッキングシューズ

 

5千円程度で購入出来る安価なトレッキングシューズで、完全防水ではないものの防水・透湿機能が付いています。

重厚な登山靴と違いハイキング〜ライトトレッキング向けの靴なので、疲労も少ないかと思われます。ショップでの評価も非常に高いです!

ただし一部耐久性に難ありなようなので、合計1200kmに及ぶ遍路道に耐えられない可能性もあります。とはいえよほど耐久性のある靴でない限り、何らか破損や摩耗は発生します。

 

adidas トレッキングシューズ

 

アディダスのトレッキングシューズで、サイズによって1万円を越える程度の値段ですが、高品質のGORE-TEX素材が採用されているため防水性能・撥水性能はピカイチです。

衝撃吸収・グリップ性能に非常に優れていますし、同様にショップでの評価も高いので悪環境の遍路道でも事故なく越えられそう!

可能なら遍路道だけでもこの靴に履き替えたいところでした。

 

Ceyue トレッキングシューズ

 

トレッキングシューズの中でもローカット(足首部分が短い)なので、舗装路でも疲労しにくいモデル。

そこそこ高性能な上、非常に安価で4千円以下で購入することも出来ます。耐久性から考えると途中で買い替えが必要になるかもしれませんが、履きつぶす前提で旅をするのもアリだと思いますね。

 

ウォーキングシューズ

登山靴とは違い、野外でのウォーキング・ハイキングを中心に設計された靴です。

耐久性・衝撃吸収・グリップ力については劣るものの、軽量なので疲労しにくくなっています。舗装路の連続だと登山靴の場合は足を痛めてしまうことも多いですが、ウォーキングシューズならある程度回避出来ます。

積極的に未舗装路や山登りをしないのなら、これらのモデルが一番最適でしょうね。僕も軽量なウォーキングシューズで1200km歩き通しました。

 

MIZUNO WAVE ADVENTURE

 

ウォーキングシューズの中でも高性能を誇るモデルで、おそらく歩き遍路には一番最適なのでは?と思います。

GORE-TEX素材採用で防水・透湿性能を確保しつつ、「MIZUNO WAVE」という波型のプレートで衝撃吸収・安定性を向上させています。

お値段は1万以上なので気軽には購入できませんが、1200km歩き通すことを考えればアリではないかと思います。安物を買うと途中で確実に履きつぶしてしまいます。

 

HI-TEC アウトドアシューズ

1万円以下で購入出来るそこそこ安価なウォーキングシューズで、形状的に軽登山靴に近いですね。

足首がミドルカット仕様なので、未舗装路メインの歩行に向いています。安価ながら防水・透湿性能を兼ね備えているため、多少の雨ながら防げます。

ショップでも高評価なので、「そこそこいいものを、そこそこ安く」購入したい場合はオススメです。

 

MIZUNO OD-EX02

 

今回、自分が歩き遍路に使用したシューズです。5千円程度で購入出来ます。

非常に軽量なモデルで、片足で290gしかありません。(他のトレッキングシューズは400gほど)それゆえに舗装路では非常に歩きやすく、豆も3箇所にしか出来ませんでした。

グリップ性能にも優れていましたが、耐久性に難ありで終盤に底が削れてツルツルになってしまい、遍路道の石畳区間で滑って携帯を破損させてしまいました。

 

舗装路メインの遍路道には合っているのでしょうが、履きつぶすのは確実なので途中で買い換える必要があります。

防水性能はないので、雨が降ってくると一瞬で浸透して足がグチョグチョになります。梅雨時期だったのでGORE-TEX素材のモデルが欲しかったですね。

 

靴の周辺用具について考える

実際に靴を購入したとしても、すぐに安心出来るわけではありません。

1200kmの歩き遍路を完遂するためには、靴本体だけでなく周辺用具についてもしっかり考えておく必要があります。

最後に、靴の衝撃吸収性能等を維持するための周辺用具について考えてみます。

 

ソールの選択

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靴の衝撃吸収性能を向上・維持するために一番必要なのは、ソールの選択ですね。

ソールの種類を変えるだけで大きく性能が上下したり、また1200kmも歩くと確実にヘタってきて性能が低下するので、途中で交換する必要があります。

それぞれ靴に対応したソールが販売されているんですが、どの店頭に置いてあるとも限らないのであらかじめ買ってカバンに忍ばせておくといいかも。

 

ミズノ ソルボライト

 

非常に厚みがあるインソールで、かなりの衝撃を吸収してくれる製品。

途中でインソールが擦り切れて穴が開いてしまったので、急遽購入。厚すぎて靴内の余白がなくなるとショップでの評価は悪いようですが、元々サイズに余裕があったため問題ありませんでした。

遍路は基本歩くだけで走らないので、出来るだけ衝撃吸収してくれる厚いソールを買えば問題ないかと。ただしサイズには注意です。

 

靴下の選択について

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靴の周辺用具として欠かせないのが「靴下」ですね。

主に汗の吸収や筋肉のサポートを担うもので、こちらも靴同様にちゃんとした製品を選ぶことをオススメします。

最初はユニクロの靴下で出かけたんですが、なんと1週間ほどで穴が開いてしまいました。それほど過酷な旅なので、耐久性のないものだと安物買いの銭失いで何度も買い換えるはめになります。

 

ZAMST(ザムスト) HA-1 コンプレッション

 

正直靴下については未だに最適な答えが出てないんですが、トレッキング用の靴下を買っておけば間違いないと思います。

高級なものは汗の吸収だけでなく、衝撃吸収や足首・ふくらはぎのサポートまでを担ってくれるためサポーターと同様の効果があります。

歩き遍路では常に足に負荷がかかる(特に足裏と足首)ため、ケチらず用意しておくことをオススメします。

 

おわりに

というわけで、以上「歩き遍路に最適な靴・シューズの選び方とおすすめ製品」について解説してきまいた。

全ての行程を歩く場合は移動手段が自分の足しかないので、こればかりはケチると旅の続行の可否に関わってきます。高ければいいというわけではなく、自分に最適な製品をじっくり選ぶことをオススメします。

それでは!いい製品を見つけて快適な旅を送って下さいね。

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