囲炉裏を復活させよう!古民家リノベーションで「囲炉裏復活プロジェクト」はじまるよ。

 

「囲炉裏」。伝統的な日本家屋で使用される”炉”の一種であり、暖房や煮炊きには欠かせない設備であった。

近代化が進むにつれストーブやコンロで代用されるようになったものの、昔ながらの伝統を大切にする家庭では現在でも使用されている。

この「囲炉裏」を復活させようと、長野県・伊那谷に住む”とある家庭の人々”が立ち上がった・・・!

 

古民家リノベーションを体験してみた!

自転車で日本一周しながら、長野県で馬と暮らす家庭にお世話になっているんですが、移住する際ボロボロの古民家を買って修繕しながら生活してきたそうなんですよね。

2年前に居住されたそうなんですが、移住当初は家に壁もないような環境でテント生活されていたようです。(笑)

ゼロ・・・いや、完全にマイナスの状況下でスタートして、周囲の仲間に手伝ってもらいながらなんとか住めるレベルにまで持って行ったようです。

とはいえ、現在でもリノベーションが終わったわけではありません。まだまだ手を付けていないところがあるそうです。古民家修繕って、予想しているよりも遥かに難しそうだ・・・。

築100年以上、40年以上も人が住んでいない状態で「こんなところに人が住むもんじゃない」とまで言われた家がこちら。

 

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あかんwこれは・・・失礼ですが、これはイカん。

この哀愁漂いまくる雰囲気は一体なんなんだ。まさに”吹けば飛ぶ”、ハンマーでぶっ叩いた日には速攻で潰れてしまいそうな家。もとい、小屋。

こんな家なので、4ヶ月間も外でテントを張りながら生活していたようです。中では寝られないことはないものの、食事は出来なかったそう。来た当初はサルの糞だらけだったとか・・・。

 

そして、改善後の古民家がこちら。

 

 

すごい!これら全て、自分たちの手でリノベーションされたそうです。めちゃくちゃ居心地のいい空間に仕上がっています。2年の歳月を費やすのも納得です。

ちなみに全ての木材を購入するととんでもない値段に膨れ上がりますが、これらも買ったのではなく貰って調達したそうです。

材料代を稼ぐためだけで相当な時間がかかりそうですし、改修作業自体も友人たちにかなり手伝って貰ってやっているし。うーむ、すごいなぁ。

 

さて、一見ほとんど作業が終わったように見えますが、まだまだ残っています。今回は、その残りの一部である一室の改修をお手伝いしてみたいと思います。

その一室には材料さえ揃えれば囲炉裏を出来る設備があり、「ぜひ囲炉裏を復活させよう!」ということで、その部屋の改修作業を手伝うことになりました。

よし、やるぞ!

 

まずは古民家改修の続きから!

 

早速囲炉裏を復活させていきたいところですが、最初は同じ部屋の屋根部分をリノベーションしていきます。床や壁も作業する必要があるものの、まずは屋根からやっていくそう。

すでに大半の改修作業は終わっていて、あとは化粧板を貼っていくだけ。

すでに一部は作業されていて、残りを終わらせるだけです。簡単だと思っていたのですが、まさか後々これほどの手間がかかるとは・・・思っていなかったのでした。

ま、何はともあれいってみましょー!

 

 

二人で高所作業と材料の切り出しに分担して作業していきます。自分は高いところが嫌いなので、切り出し担当。

分業すれば早いからね!慣れないノコギリでひたすら切断・・・。

 

 

進まない作業量とは裏腹に、時間だけが経過していきます。ぐぬぬ・・・。

 

 

来る日も来る日も板の切り出し作業を行います。

この時点で作業開始から2日以上経過している・・・。

 

 

ようやく!屋根の片側が終わりました。窓枠がある分、恐ろしく手間が多くなって時間がかかったという・・・。

もう反対側の屋根には窓がないので、早く終わりそうです。ラストスパートだ!

 

 

今度は自分も上に上がって高所作業をします。思ったよりも怖い!

ビビりながら板をつけていたら、凄まじく時間が経過してしまった・・・。

 

 

上部に付けてある窓から覗いてみました。景色が綺麗!

 

 

あくる日も・・・あくる日も作業を続け・・・。

 

 

いよいよ!最後の板を付けます。

すっかり日が暮れてしまったけれど、ライトアップして続行!

 

 

ついに!完成!!!!よっしゃあ!!!!

 

 

娘のいろ葉ちゃんも喜んでくれる・・・はず。

 

屋根部分が完成したので、次はいよいよ床の修繕作業に取り掛かります!

この部屋には囲炉裏を出来るような設備が残っているので、なんとか一緒に復活させたいと思います。「囲炉裏復活プロジェクト」スタートです!

 

囲炉裏復活プロジェクト、スタート!

 

囲炉裏を復活させるため、まずは古民家改修作業の続きをしていたこちらのお部屋。

あれからあちこちへ出かけたり、畑作業をしたりと実に忙しく、全く手を付けておりませんでした。

このままでは僕の滞在中に囲炉裏が見られない危険性が出てきたために、畑作業ができない雨の日に強制的に始めることに。(笑)

 

 

というわけで、早速畳を剥がしていきます。

自身は都会人で家もフローリングが主だったために、とても新鮮な光景です。畳の下ってこんな感じになっているんだぁ・・・。

この部屋で数日寝泊まりしていたんですが、作業が始まれば埃だらけになる。当分こちらの部屋ともお別れです。元気でな・・・!

 

 

バリバリ・・・畳って結構重いですな。

 

 

畳の下から、前回の改修作業で出た木片や粉が大量に出てきた!剥がしながら掃除していきます。

ああ、埃アレルギーには辛い・・・。

 

 

掃除しながら畳をどんどん剥がしていきます。段々置き場がなくなってきたでござる。

 

 

断熱のための2重の畳を剥がしたら、黒い板が出てきました。

畳は今の住人が敷き詰めたものなので、以前の住人はこの板の上で生活していたよう。

 

 

板を剥がしていったら、謎の物体が出てきましたw

聞くと、どうやら「囲炉裏で使った炭をここに置いて、上に布団を敷き”暖房”として使った」のではないかと。

こんなんあるんだー!ほえー!

 

 

引き続き、残った畳を剥がしていきます。畳の裏ってこんな感じになっているんだね。

田んぼで稲を育て、米を作り、残った藁で畳を作る。昔の人はすごすぎです。

手元にあるものでなんでも作っちゃうんだもんね。

 

 

畳を大方引き剥がしたところで、いよいよ「囲炉裏」が見えてきました!

今までの構造だと畳が2重になっていたので、囲炉裏部分が隠れてしまっていたんですね。

今回の目的は、畳を1重にする代わりに床がスカスカだそうなので、断熱材を突っ込むこと。この囲炉裏部分は剥き出しにしたまま作業を進めます。

いやぁ、この囲炉裏で料理を作れると思うと、ちょっと感動しますな・・・。

 

ほぼ全ての畳を剥がし終わったところで、床の板を剥がす作業に移ります。何が出てくるかなぁ。

 

板を剥がすと、そこにはパラレルワールドが広がっていました・・・!

なんと!本当にスッカスカでした。直で地面につながっています。これ、動物の死骸とか出てきてもおかしくないよね。。。

興奮して写真は撮ってなかったんですが、昔の住人が食したであろう納豆の蓋(?)とか、謎な物がちょこちょこ出てきましたw 面白いなw

 

 

それにしても、今まで見たこともないような量の埃が出てくるわ出てくるわ。なんせ、100年分の埃がここに降り注いでいますからね。

少しほうきで掃いただけで、そこはもう砂煙に包まれた世界。

粉じん爆発でも起こせそうなほど大量の粉が舞う。これは死ねる・・・。

 

 

ある程度板を剥がし終わったところで、断熱材入りの畳を切って詰めます。これで、ある程度の断熱にはなるかなと。

これだけスッカスカだと、風通しもいいので冬は寒そう。きっちり隙間を埋めなければ。

 

 

畳の高さがおおよそ5cmなので、大体上から5cmくらいのところにビスを打ち込む。

 

 

その上に畳を置いていきます。仮置きしただけなので、踏み込むと床が抜けますw

 

 

うんこ座りで作業を進めます。足の置き場が全然ないので、この格好しか出来ないんだよ。

 

 

日が落ちるまで作業は進み、ある程度板を剥がし終えたところで作業終了!

お昼から作業を始めたわりには、結構作業が捗ったのではないでしょうか。うん、それなりに満足ぜよ。

とりあえず、この部屋の断熱材を全て詰めてシートを張り、板と畳を戻して「囲炉裏復活」に向けて作業を進めようと思います。あと、埃も大方取り除かなければ・・・。

 

囲炉裏を復活させたら、扉をぶち抜いて横の部屋とつなげ、開放的な古民家を作っていくそうです。なんとか滞在している間に囲炉裏を復活させようと思います!

古民家再生作業を進めていて思ったんですが、我々若い世代(90年代以降くらい?)はこのような作業を少しもやったことがない人もいるし、そもそも古民家という場自体が都会に存在しないので、一つ一つの作業がとても新鮮なんですよね。

昔には当たり前にあった光景とはいえ、世代が変われば過去のものも新規性を帯びます。

囲炉裏だって、当時は当然のようにあった光景かもしれないけれど、若い都会人には新鮮さしかありません。知識だけなのか、実際に目の前にして体験したのかでは感動の度合いも全く異なります。

 

古民家改修がブーム・・・と言いますが、純粋にやっていて楽しいです。長野滞在の日数もあと僅か・・・頑張るぜ!

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