バンコク最大のスラム「クロントゥーイスラム」へ潜入!すえた臭いの先にあるものとは

 

タイ・バンコクへ来れば、寺院・マッサージ・グルメなどあらゆる娯楽を楽しめる一方、街歩きをしていると高級デパートの横にボロ屋があるなど「貧富の格差」が目立ちます。

なかでも最も格差を実感できる場所がバンコク最大の貧困街「クロントゥーイスラム」。湿地帯にバラック小屋を建てて生活しており、大半が日雇いで生計を建てているそうな。

タイ在住のYouTuber「でいぜろバンコク」の動画で存在を知ったんですが、それほど危なくないそうなのでこの目で確かめてみたい!と潜入してみることに。

 

そこで今回は、

  1. クロントゥーイスラムの範囲やアクセス方法
  2. 実際に潜入してみた写真や感想
  3. 近隣に存在するクロントゥーイ市場の様子や写真

について、潜入レポートをお届けしたいと思います!ただの観光地だけでなく「クロントゥーイスラムも行ってみたい!」という物好きな方はぜひ参考にしてください。

 

クロントゥーイスラムの範囲やアクセス方法

 

クロントゥーイスラムは現地人が食材の買い付けに利用する「クロントゥーイ市場」の周辺に広がっていて、港の周辺や線路沿いに集落が点在しています。

最寄り駅はMRT「Khlong Toei(クロントゥーイ)」駅ですが、近隣のスラムまで徒歩10〜20分程度は歩く必要があるため、タクシーなどを利用して移動したほうがいいかも。

スラムへの入り口もいくつかあって、MRTの駅周辺に存在する「ハイウェイ」沿いの線路を進むか、チャオプラヤ川沿いにある「クロントイ港」周辺から入ることも可能。

 

クロントゥーイスラム潜入レポート!すえた臭いの先にあるものとは

 

それでは、実際に「クロントゥーイスラム」へ突撃していきましょう!当日はBTS「プロンポン駅」周辺にあるゲストハウスで宿泊していたので、徒歩30分ほど歩いて近隣へ向かいます。

事前にネットで情報収集をしていたものの、具体的な場所がわからず周辺を散策。クロントゥーイ周辺は貧困層が多く済んでいるようで、アパートなどの設備も古めでした。

移動している途中で、いきなり高級外車に乗ったお金持ちそうな中国系?のお姉さんに「道を間違ってませんか?」と日本語で話しかけられるなど、不穏な空気に・・・。

 

 

スラムへの入り方が全くわからずに30分ほど迷っていたんですが、高速の真下をくぐったところ「廃線」を発見!スラムはこの線路沿いにあるらしいので、勇気を出して直進します。

 

 

線路上を歩いて5分ほど、みるみるうちに掘っ建て小屋が現れ、住人が生活を営んでおりました。さすがにこんなところを歩く外国人はめったにいないようで、めちゃくちゃ注目されますw

クロントゥーイスラムの周辺は湿地帯になっていて、ところどころぬかるんでいるので注意が必要。サンダルで歩くと滑って全身泥だらけになってしまうかも。

 

 

50mほど進むと完全に行き止まりになってしまったので、途中で線路を抜けて住宅街へ。道幅が非常に狭く、中を覗くとTVを見てくつろいでいる人が多数。

この周囲は網の目のように道が広がっているので、気をつけないと迷子になりますw

 

 

危険な匂いは一切なく、スラムというかただの「住宅街」な感じ。子どもたちがはしゃいでいたり、店先で屋台を出して調理するおばちゃんがいるなど、雰囲気はかなりいいですね。

ただ、道幅が狭いので突然家から人が出てくるとかなりビックリしますw

 

 

住宅街にはところどころ地元の人向けの商店があって、かなり安い価格でジュースやお菓子を買えます。値段を見たら、コンビニより安い価格で驚き!

 

 

何度か住宅街のなかをさまよい、外に出て「クロントゥーイ港」へ。この周辺から渡し船に乗って対岸まで行き、レンタサイクルでグルグル回れるらしい。

クロントゥーイスラムと同じで観光客も少ないらしく、次回バンコクへ来たときはぜひ行ってみようと思います。

 

 

クロントゥーイ港からグルグル周囲を回りつつ歩いていると、先ほどとは別の線路脇スラムへの入り口を発見したので、早速歩いてみることに!

 

 

スラムへの入り口をしばらく直進すると、線路脇に住宅が広がっていました。手前には線路上に掘っ建て小屋、奥には高層ビルとまさに今のバンコクを象徴している感じ。

しかし先ほどの集落と比べると、一見キレイな建物もあったりして、生活にゆとりを感じます。

少し家のなかを覗くと、女の子がスマホでゲームをやっていたり、小学生ぐらいの男の子が3人集まってスマホで動画かなんかを見ていたので、スラムっぽさは皆無ですね〜。

 

 

スラムにところどころ設置されてあるコインランドリーと水の販売機。右のオレンジの機械も大量にあるんですが、用途は全く不明。

 

 

スラムには犬・猫・ニワトリといろんな動物がいました。ニワトリを大量飼育している人たちもいて、近くのクロントゥーイ市場へ卸しているんでしょうね。

 

 

数百mスラムを歩いたところで別の線路と合流し、マップを見る限りこの先は高層ビル群になっているよう。他にも集落を回りたいので、引き返すことに。

 

 

しばらくクロントゥーイ周辺をさまよって、別の集落を発見することに成功!こちらは少し荒んだ雰囲気がしてドキドキしますが、先に進んでみます。

 

 

こっちは先ほどの集落と比べると貧相な感じですが、途中の住宅では若い女性たちが外のデッキに集まってテレビを見ていたりして、スラム感はあんまりなし。

 

 

デカイニワトリに混じって「ぴよぴよ」という声が聞こえたので、「なんだ!?」と下を向いたらヒヨコたちがそころを歩き回ってました!可愛い〜!

 

 

こちらのスラムですが、線路を抜けた先には高速の入り口っぽいところしかなく、徒歩では危険そうなのであえなく引き返すことに。

途中で目が合ったおばちゃんが上を指差しながらタイ語で話しかけてきたんですが、何言ってんのかわかんねぇ!と思って歩き始めた直後、突然ゲリラ豪雨が!!!

おばちゃんはこの豪雨を予言してたのでしょうか?すさまじい雨で動けず、しばし雨宿りさせてもらいました。おばちゃん、やるやん。

 

地元住人御用達の「クロントゥーイ市場」を見学してみた!

 

クロントゥーイスラムを街歩きしたあと、せっかくなので近くにある「クロントゥーイ市場」を見学していくことに!

こちらは地元の人たちが買い付けに来る市場で、肉・魚・野菜・フルーツとなんでも売ってます。観光客向けの場所ではないので、オシャレなカフェ等は一切ありません。

 

 

 

なななんと!こちらのクロントゥーイ市場では、熟成した美味しそうなマンゴーを一個70円〜100円前後で購入することができます。神か!

 

 

少しこぶりだが、パイナップルもこの通り。なんと一個、50円程度で購入することができるらしい。次回来た時は絶対にここでフルーツを購入していこう。

 

 

おそらく地元産の、名前もわからない野菜も大量に販売されていました。もちろん価格はディスカウントプライスで、こちらの野菜を使って自炊してれば相当出費を抑えられそうな感じ。

 

 

地元の魚も大量に並べられていましたが、こちらは不人気な模様。半分以上は生きていましたが、まさかの常温保存とは・・・おそるべし、バンコク。

 

 

ある一画には、大量のニワトリと、キレイに捌かれた鶏肉。先ほどのクロントゥーイスラムで出会ったヒヨコたちも、最終的にはこちらの市場で肉となるのでしょうか・・・w

店先では中華包丁でバンバン鳥を捌く店主と、当然のように常温保存されている鶏肉。普段食べているカオマンガイ(タイ料理)も、こちらの鶏肉が使われているのかな・・・。

 

 

ニワトリだけでなく、大量のカモもスタンバイ。か、可愛いじゃねぇか・・・。(もちろん最終的には全て捌かれて、店頭に並べられます(泣))

とこんな感じで、日本人にはあまり馴染みのない種類の肉・魚・野菜を見ることができるし、フルーツを買って宿で料理すれば超激安で味わえるので、訪れる価値はありますね!

 

おわりに

というわけで、今回はバンコク最大の貧困街「クロントゥーイスラム」を探索したレポートをお届けしました!初めて「スラム」と呼ばれる場所へ訪れましたが、普通の住宅街でしたね\(^o^)/

特に危険はないので、バンコクで定番の観光地は飽きた!もっと裏のスポットや観光客が寄り付かない場所を歩いて回りたい!という人はぜひおすすめです。

ただ、当然ながら外国人がめったに来ないようで、歩いているだけでめちゃくちゃ視線を浴びるし、スリなどの犯罪がないとはいえないので、最低限の注意だけはするようにしてください!

次回バンコクへ観光目的で来たときは、再び訪れたいと思いますー!