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【神戸港湾奥】温排水エリアで、24cmのメッキアジが釣れたよ!

真冬のルアー釣りといえば、真っ先に「メバリング・アジング」などのライトゲームが思いつきますが、神戸でも場所によっては、ある魚が釣れるらしい・・・。

その名も「メッキアジ」!。黒潮に乗って回遊している魚ですが、死滅回遊魚で水温が16℃を切ると死んでしまうらしく、神戸ではなかなか釣れません。

ただ、唯一工場の温排水が流れているエリアであれば、水温が高く真冬でも釣れることがあるらしい。

「神戸でもメッキが釣れる」という噂は本当なのか!?実際に確かめてみました。それではいってみましょー!

 

神戸港湾奥エリアでランガン

 

12月某日、「神戸でメッキが釣れるらしい」と噂の流れていた湾奥エリアへとやってきました。

レアな魚なので、さすがにネット上に情報転がってないよなぁ・・・と思って探していると、まさかの目ぼしい場所がヒットしたので調査に訪れることに。

この場所は近くに工場のような設備があり、ドブ川に温排水が流れている様子。残念ながら釣った魚は食べられなさそうですが、とりあえず狙ってみましょー!

 

 

こちらが「神戸でメッキアジが釣れる」という場所。

一見ただのドブ川だし、近くでバンバン車が通っているけれど、本当に釣れるのでしょうか・・・。

 

 

水中を良く見ると、たくさんの魚が泳いでいます!

「メッキか!?」と思ったんですが、残念ながら小型のグレらしいです。

そういえばこの場所、一度釣り仲間と来たことがあったような・・・?夜だったので全くわかりませんでした。

 

 

そして、こちらが「真冬でもメッキアジが居つく」と言われている温排水エリア。

水温が下がると、この周辺だけ暖かくなるために流れの際に着くらしいです。

立派な青物なので、メタル系が好きだろうと投入するも、一向に反応なし。うーん、本当にこの場所にいるのかな・・・?

 

と思って周囲を探っていると、流れの中から何かの魚がヒット!引きは大したことないが・・・いきなりメッキがヒットしたか!?

 

 

メッキじゃなくて、「イケカツオ」でした!同じく南方系の魚で、大きいものは60cm程度まで育つようです。

人生初なので、嬉しい1匹!といっても本命ではないので、他のポイントも探ってみます。

ちなみにイケカツオは流れの際よりも少し離れたポイントを好むようなので、広く探ってみるといいかも。

 

 

次のポイントはこちら。先ほどの場所から少し歩くと到着します。ここも温排水が流れていますね。

地元のおっちゃんに教えてもらって来たんですが、果たして釣れるのか・・・?

早速流れの際に流すも、特別反応はなし。というか、流れの強いエリアだとメタルジグでは浮き上がって釣りにならない。

 

それならばと、スプリットショットリグに小型青物が好みそうなカブラをつけて再チャレンジ。

流れから少し離れたポイントを狙うと、やっぱり魚がヒット♪

 

 

再び、イケカツオが釣れました!

全体のシルエットといい、目が下を向いている点といい、いかにも青物の子って感じですね。

ただ、残念ながらこの日は日が暮れてしまったので終了。次のリベンジに賭けることに。

 

神戸湾奥メッキ再チャレンジ!見事本命がヒット・・・!?

 

というわけで、後日再びメッキアジを釣りに神戸湾奥エリアにやってきました!

メッキアジに良く効くという、3gの鉄板バイブも用意して準備万端。あとは釣るだけです。

本命ポイントである温排水ポイントを早速狙ってみるも、魚の気配はなし。うーん。

 

以前、釣行時に地元のおっちゃんと話していたんですが、「昨年まではメッキが良く釣れたけど、今年は改修工事をしていたからどうかねぇ」とのこと。

早くも、嫌な予感が・・・。まさかの、今回も本命は釣れないのか?

今年は水温の低下が緩やかで、もしかすると温排水ポイントにはメッキが付いておらず、水路一帯に散らばっているかもしれないのでランガンしながら探っていきます。

 

 

そして、先日イケカツオを釣ったポイントを再び攻めて見ることに。実際には夕まずめの時間に訪れたので、もっと暗かったです。

相変わらず流れの際を攻めても全く反応がないので、少し離れた位置にキャストを繰り返す。

何投かしたあと、鉄板バイブを早巻きしていると突如として「ガガガッ」というアタリ!そして強烈な引き!!!ドラグが全く止まらない!これは間違いなく、本命だー!

 

 

神戸湾奥エリアへ2回目の釣行で、やっと本命のメッキアジが釣れましたー!

この魚は沖縄周辺では1m以上にまで育ちますが、さすが青物だけあってこのサイズでもめちゃくちゃ引きが強かったです。

間違えてシーバスを釣ってしまったと思ったぐらい。2lbラインが切れないよう、慎重にファイトしました。

 

 

サイズは24cm!なかなかいいサイズですね。嬉しい!

この魚を釣った後は反応がなくなってしまったので、納竿としました。

恐らく、まだメッキが活動停止になる水温に達していないのか?水路全体に散らばっているような感じでしたが、1月になれば温排水周辺に集まってくるのかも。

 

残念ながら冒頭でも書いたとおり死滅回遊魚なので、この場所で一生を終えるか、温排水が続けば来年まで生きられるか、という命。

出来れば持って帰っていただきたかったですが、さすがにこのエリアについている魚は危険そうなので、リリース。

まだもう少しの間は楽しめそうなので、温排水エリアを見つけたらぜひメッキゲームにチャレンジしてみてください!

 

おわりに

というわけで、以上「神戸湾奥でメッキゲーム」のレポートをお届けしました。

神戸でメッキとはなかなか珍しい感じですが、色々とネットサーフィンをした感じは他にも温排水の流れているエリアがありそうなので、探してみるといいかもしれません。

できれば、水路についている小さい魚ではなくて、成長したメッキアジ(GT)を釣りたいところですけどね。(笑)

 

それでは!