スピニングリールの「ラインローラー」をメンテナンスしてみた!【ベアリング洗浄・注油】

 

釣具は精密道具なので、ある程度定期的にメンテナンスが必要となります。

特にソルトゲームの場合、釣りをしたあとに水洗いせず放置すると「塩噛み」し、あちこちが固着してしまうので注意が必要。

今回はいつも使っているスピニングリールのラインローラーが固着し回らなくなってしまったので、ベアリングの洗浄・注油をしてメンテナンスしていきたいと思います!

 

 

スピニングリールのラインローラーが固着した!

 

いつもライトゲームを中心に大活躍してくれている、「ソアレ C2000PGSS」。

普段なら釣りをしたあとに水洗いして陰干し、さらには釣行数回に一回は洗浄・注油していたんですが、先日長崎県・五島列島に遠征したときにメンテ道具を持ち込めなかったんですよ。

日頃のケアがおろそかになってしまったこともあって、ラインローラーが固着!こうなると急激に糸ヨレができやすくなるし、異音も発生するのですぐに手を付ける必要があります。

 

通常どおりの使い方をして、なおかつ水洗いさえすれば塩噛みが起きることはないんですが、ふと作業を怠ると固まってしまうんですよね。

一度固着すると、ベアリング内部まで洗浄しなければ錆びてしまい、二度と使い物にならなくなってしまう。それだけは避けたい!

そこで、今回は思い切って本格的にメンテナンス道具を揃えて、ラインローラーのメンテナンスをしてみることにしました!

 

ラインローラーメンテナンスに必要な道具

 

今回、リールメンテナンスのため揃えた道具がこちら。合計で5,000円ほど掛かりました。

釣りってなんだかんだお金がかかるよね。

 

 

定番である「リール用スプレーセット」

これは釣具のメンテナンスには必須のため、最初から揃えておいても損はないです。

ダイワ・シマノ製の2種類があって、予算に余裕があればそれぞれに対応するスプレーを買えばいいんですが、そこまで余裕がないのでシマノ製を使うことに。

 

 

次にベアリング洗浄に欠かせない「パーツクリーナー」

大容量なのに300円台で購入できる、お買い得な製品。

油汚れ全般を落とすのに役立つので、ラインローラー以外にもリールメンテナンス全般で使えるほか、自転車や車の整備などにも使えます。

 

 

最後に、ベアリングを簡単かつ強力に洗浄・注油してくれる「ベアリング リフレッシュセット」も購入。

こちらの製品はメンテナンスをするにあたって必須ではないんですが、素早くかつベアリング内部まで洗浄・注油するには欠かせない製品なので購入しました。

お値段は2,000円程度とお高めなんですが、これから頻繁にメンテナンスすることを考えれば買っておいてもいいかなと。面白い製品ですしね。

 

これらの道具を使って、早速メンテナンスを開始していきたいと思います!

 

 

ベアリング洗浄・注油の方法

 

ラインローラーから異音がしたり、固着した場合はまずバラして状態を確かめます。

見た感じはそれほど汚れもないし、パっと見ただけでは原因を特定できませんね。

ラインローラーの固着はベアリングが原因になっていることが多いので、早速状態をチェックしていきましょう!

 

 

ベアリングの回転状態をチェックする場合は、ピンセットなどを使ってベアリングを固定し、回転具合をチェックします。

通常なら軽く手で弾いてやれば30秒近く回り続けるはずですが、触っても少し回ってすぐに止まってしまう。これは明らかにベアリングが原因だ!

次に、軽く手を添えてクルクル回してみます。このときゴリゴリと違和感を感じれば塩噛みしているか錆びている証拠なので、しばらく水に漬けるなどして対処する必要があります。

錆びついて取れない場合は交換するしかありません。

 

 

早速ベアリングを洗浄していくか!ということで、早速「ベアリングリフレッシュセット」を使っていきます。

通常、ベアリング内部の汚れを洗浄する場合はクリーナーなどを瓶にためて漬け込んでおく必要があります。直接吹きかけても表面の汚れが落ちるだけですからね。

当然時間もかかるし、漬けているだけなので汚れが溶け出さなければ落ちません。

一方、この道具を使うとパーツクリーナーを直接内部に吹きかけることが可能になり、内部の汚れを溶かしつつ吹き飛ばしてくれるという優れものなんですよ!

 

 

使い方は簡単。まずは上部のパーツを外して、ベアリングをセット。

洗浄を開始する前に、初期状態の回転性能を確かめておきます。

 

 

あとは上部のパーツを上から被せて、パーツクリーナーを一気に噴射するだけ!

内部にパッキンがついているので、必ずクリーナーがベアリング内部を通ってから下に落ちる仕様になっています。

この作業をするときは、必ず換気しながら下にトレーを置いてやりましょう。

 

 

洗浄できたら、クリーナーをティッシュで拭き取って回転性能を確かめます。

さすがクリーナー、一度洗浄しただけで30秒近くクルクル回るようになりました!

もしこの作業をして回転が甘い場合は、洗浄が足りない可能性があるのであと数回クリーナーを吹きかければ、錆びていない限りは滑らかになりますよ。

 

 

回転性能が十分なものになれば、最後に内部にオイルを注油して完了。

ここまで、慣れれば5分もかからず終わります。

リフレッシュセットを使わない場合は、漬け込んでおく必要があるので30分以上かかることもありますね。

 

 

ちなみに、リフレッシュセットの一番上についていたパーツは何に使うかというと、グリスの注入に使用します。

オイルと違って粘性が高いので、スプレーから直接注入できないんですよ!

なので、あらかじて上部のパーツにグリスを出してから押し込みます。

 

 

上から押すだけで、ベアリング内部がグリスまみれになります。(笑)

ラインローラーにグリスを使用することは少ないでしょうが、ハンドル周辺のベアリングは回転性能より錆びないほうが重要なので、こちらに注入。

 

 

あとは洗浄したパーツを並べて、元通り組み立てるだけで終了!めっちゃ簡単だ!

ソアレは通常なら1BBなんですが、別途カスタマイズしてあるので2BBになっています。かなり回転性能が良くなるのでおすすめ。

ちなみにこの並べ方は間違っていたようで、組み上げてもラインローラーが回らなくて焦りました・・・不安なら写真を撮りながら分解されることをおすすめしておきます。

 

おわりに

 

というわけで、以上「スピニングリールのラインローラーメンテナンス方法」をお届けしました!

 

特にライトゲームでは、ラインローラーの不具合は高切れの原因となるので、固着したらすぐにメンテナンスしたほうがいいでしょう。もちろん日頃からのお手入れが一番重要なんですけどね。

ちなみにダイワ製リールのなかで、2万円以下のミドル〜エントリーモデルの場合は最初からベアリングが入っておらず、代わりに「カラーベアリング」というプラスチック製の代替品が入っています。

この場合、基本性能が低く固着することが多いので、メンテナンスするよりはベアリングを変えちゃったほうがいいです。意外と安くでカスタマイズできますよ。

 

ベアリングを追加購入するなら、下記の「ヘッジホッグスタジオ」というお店がおすすめ。僕もこちらでリール2機種のベアリングを購入しました!

サポートも手厚いので、一度チェックしてみることをおすすめします。

それでは!

 

 

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