人っていくらお金があれば生きられるの?日本一周しながら実験してみた!

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「なぜ世の中はこうなっているの?」「もっと面白く生活できないかな?」とあらゆることに対し疑問が浮かぶので、旅をしながら様々な実験をすることにしました。

今回はお金のおはなし。

 

人っていくらお金があれば生きられるの?

 

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「なぜお金が必要なの?」「なぜ働かなければいけないの?」と誰しも一回は疑問に思ったことがあると思います。

自分自身も生活をする過程で、「どれだけのお金があれば生きられるのか」と疑問に思いました。

もし仕事をする理由が「生きていくため」ならば、教育や就職先と同じレベルで「どれだけのお金があれば生きられるか」を考えなければいけません。逆に必要なコストさえ把握できれば、もっと意図的に人生をコントロールすることが可能になります。

 

そんなこともあって、日本一周の旅をしながら「どれだけのお金があれば生きられるの?」を実験することにしました!

毎月の収支を月初に報告しています。よければご覧あそばせ。

ちなみに今のところ、移動しながら毎月1.5~3万円程度の出費に抑えられています。

 

参考記事:【旅の節約術!】1日1000円で日本一周自転車旅行する方法を考える

 

あくまで自分自身の生活なので、他者に押し付けるつもりはありません。

ただ誰かが実験することで、生活の幅を拡張することが出来ると思うんです。もし「必ず週5回働かないといけない」と思っている人がいたとしたら、生活費が2万円に抑えられると聞いただけで常識を拡張することができます。

2万円であれば、少し働くだけで毎月の出費分を稼ぐことが出来ます。つまり「週5回きっちりと働かないと」という常識をぶち壊すことができる。

あとは自分自身の欲求に合わせて、出費を増やして高級な飯を食べたり、逆に出費を減らして労働日数を抑えることも可能です。一度常識を破壊するだけで、一気に生活の幅が広がります。

 

まだ実験の途中ではありますが、ここまでで気づいたことをシェアしておきます。

 

 

貧乏な生活をすると、逆に高級な食事が増える

 

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「日本一周という看板を掲げているから」という理由はありますが、貧乏な生活をしていると人に助けてもらう回数が増えます。

普段は食パンとマヨネーズが主食ですが、なんだかんだ3日に1回くらいは人にご飯を食べさせてもらってるんですよね。

過去には根室の花咲ガニやキンキという1匹5000円(!)もする高級魚をいただいたり、メロンを1玉丸々いただいたこともあります。

 

普段の食事は炭水化物が中心・・・というか炭水化物しかないので、1日4000カロリーも消費するという自転車旅では、自力では達成不可能です。しっかりお金を掛けて食事を摂らないと。

今こうして生存しているのは、人様に助けてもらっているからです。

肉や野菜を食べさせてもらっているからこそ、生存できています。

 

なんだかんだ、かなりの高級食材をたくさん食べさせてもらっているなぁ。。。

 

 

必ずしも1人で生きなくていい

 

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これはつまり、「必ずしも自力だけで生きなくていい」ということを暗示しています。

単独で生きられる強者は自力で生活すればいいけど、全員そんな生活が送れるわけではない。

本来的に人は群れる生き物だし、困った時は助けてもらえばいい。

 

”恩を受け取る力” ”遠慮せずに受け取る力”って、意外にも重要だなと思いました。

「恩送り」という言葉があります。恩をくれた人に直接お返しをするのではなく、自分と同じように困っている人を助けて、恩を次の人や世代に送っていく・・・という言葉です。

たぶん、この法則のおかげで世界は回っているのだと思います。少なくとも、旅人はそれぞれが恩を貰って受け継いでいくことによって成り立っています。

もしここで受け取りを拒否してしまうと、恩の循環が途切れます。つまり、次の支援者がいなくなってしまうわけです。

 

だからこそ、躊躇せずに受け取る力が必要なんですよね。

恩を拒否しても、誰も幸せにならない。だからこそ、困ったら全力で人に甘えたらいい。

自力本願が美徳とされる日本だからこそ、大事にしたい価値観です。

 

 

お金の価値を再考する

 

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貨幣が作られた当初は、お金は革命的なシステムだったはずです。

物々交換の考え方を根本的に変革させ、小さな紙やコインに信用を付与することができた。

分業によって産業が発展し、余暇が出来たことによって社会に多様性が生まれた。

 

ただし、文明は次の世代に受け継がれていくうち、システムが形骸化してゆきます。

当時お金を切実に求めた人間はとうの昔に亡くなり、今お金を握る我々は知識だけでしか、お金の存在価値を知ることができません。

お金の価値に疑問を唱える人が増えてきているのも、納得できます。

 

であれば、もう一度お金というものから離れるなりして、価値を再考すべきではないでしょうか?

角度を変えて見てもいい。投資家と労働者では、お金に対する見方が全く異なるはず。

お金を手放す気はないけど、価値を再考したかった自分は「どれだけのお金が生きられるか、創意工夫しながら生活する」ことを選択しました。

 

一度、労働そのものから離れるという選択肢もありだと思います。

実際、旅をするためにニートになってからというもの、労働やお金というものに対して客観的な視点で見ることができています。

「疑問を抱きながらも、自分を押し殺してそのままの生活を維持する」ことは、自分にとっても、社会にとっても辛いし発展しません。手放すことが重要かと。

 

参考記事:ニートになると社会から一歩引いて物事を考えられる様になるよ!どうすれば生きられるかを考える。

 

なぜこういった実験を始めたかというと、単純に生活の幅そのものを拡張したかったから。

本来、人間は何ものにもなれると思うんです。でもあらかじめ決められた、名付けされた仕事や生活のほうが簡単に決められるから、そちらへと進んでいく。画一的になってゆきます。

また、よくわからないものより定型化されたもののほうが、他人も認めてくれます。意味不明な実験をしている人よりは、「先生」とか「野球選手」のほうがかっこいい気がしますよね。

 

それ自体は人間の性質だからいいんです。ただ、であればもっと生活の幅を拡張出来るのでは?と思って実験をしています。

もし月3万円程度の生活がスタンダードになれば、選択する人も増えていく。それだけ多様性が向上してゆきます。

その職業選択・人生選択の幅を広げたいなと思って、実験をしているわけです。

 

まだまだ旅の途上ですが、これからも実験を繰り返していきます。

引き続き収支報告をしていきますので、よければご覧ください!

では!

 

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4 件のコメント

  • 僕から貴方に伝えたいお話が3つあります。決して押し付けるわけではありません。あくまでも僕の考えはこうだということです。

    ・お金はツールでしかない。
    お金はツールでしかありません。要は箸と同じです。家に何個箸がありますか?家族4人の箸とお客さん用に4つ、計8つあれば十分です。仮にそれ以上あっても何の意味も持ちません。お金も同じで、ありすぎても何の意味もありません。たとえば10億円持っている人が、人生で3億円しか使わなかった場合、残りの7億円はその人にとって何の意味もありません。つまり、人はお金のためにお金を稼ぐのではなく、やりたいことをやるためにお金が必要だから必要な分だけお金を稼ぐべきなのです。
    なので、やりたいことが最低限生きること、という人はそのために必要なお金だけを稼げばいいのです。それはそれで素晴らしい生き方だと思います。
    個人的に人は3万円/月あれば十分生きれると考えています。

    ・お金の稼ぎ方は自由
    お金の稼ぎ方は基本的に5つあります。
    エンプロイ:時間でお金を稼ぐやり方。(従業員)
    セルフエンプロイ:責任でお金を稼ぐやり方。(自営業主)
    ビジネスオーナー:仕組みでお金を稼ぐやり方。(オーナー)
    インベスター:お金でお金を稼ぐやり方。(投資家)
    その他:それ以外のやり方。
    貴方がどれでお金を稼ぐかは自由です。ぜひ人生は実験だと思うのであればすべての稼ぎ方をされてはどうでしょうか?最終的に自分に合ったお金の稼ぎ方をするべきだと思います。

    ・”今生きるだけ”に必要な…を考えてしまうと、人に迷惑を掛ける可能性がる。
    貴方が人に迷惑を掛けていると言っているわけでは決してありません。貴方がもらっているものは好意であって、迷惑かけているわけではありません。(異臭問題は別のお話ということにしましょうw)私も貴方と共有した時間は迷惑だとは思っていません。(個人的にも楽しかったと思ってるしねw)
    しかし、貴方が明日大きな後遺症が残るような怪我をしてしまった場合はどうなるでしょうか?誰かが救急車を呼び、あなたは病院で治療を施されるでしょう。誰が病院代を払いますか?後遺症のせいで今後お金を稼ぐことができなかった場合はどうしますか?憲法第25条の権利を使いますか?
    大抵の人はエンプロイを選択するので、こういう今後のことを考え、貯蓄するのです。
    しかし、今だけ生きるのに必要な最低限のお金稼ぐ選択をしてしまうと、のちのち人に迷惑を掛けた生き方しか選択できない日が来る可能性があります。
    別にそれでいい人はそれでいいと思いますが、そもそもいいか悪いか考えていないのであれば考える必要があります。
    それ以外にもこんな可能性もあります。
    もし明日あなたが自転車で子供に大けがをさせてしまった場合どうしますか?自転車事故の事例では民事裁判で一億円近いの賠償命令の判例もあります。保険に入っていればお金の面だけは何とかなりますが、保険に入っていない場合はどうしますか?民事裁判は強制的な財産の差し押さえはないから無視しますか?(そもそも民事裁判の6割は支払されていないのが現状です)

    いろいろなことを書きましたが、お金に対しての結論を出すことはとても難しいことです。
    いろいろな人出会い、いろいろな経験をし、いろいろなことを考え、紆余曲折しながら貴方なりの結論が出るといいですね。
    いまだに僕の結論は出ていません。お金というものは難しいものですね。

    東京に来たときはぜひまた、おいしいものでも食べに行きましょう。
    いつぞやの釧路のお兄さんより。いや、もうおっさんだね。

    • お!「どこかで聞いたことのある話だなぁ・・・」と思ったら、やっぱりいつぞやのお兄さんじゃないですか!笑 せっかくお邪魔したのに、ドラクエばかりして申し訳ないです・・・w

      そう、まさに「色々やってみたらいいんじゃない」と言われて、なるほど確かにと思ったんですよね。今回の旅はお金を使わない方向のほうが相性がいいし、自分自身も今はそれをやりたいから実験する。この旅が終わった後に、逆にお金を積極的に使うような仕事をすれば面白いんじゃないかなと思いました。お兄さんの影響を受けて、インベスターZという投資を取り上げた漫画を読んでいます。笑

      最後の点については、自分としても無視できないところです。もうあらゆる隙間まで経済が入り込んでしまっているので、いざというときに逃れることができません。そもそも今は未成年だから税金も控除扱いになっているけど、日本にいる限りはいずれ支払わなければなりません。年金も。
      全くおっしゃるとおりなんですが、それでも経済システムの欠陥を疑いたくなります。話が飛躍してしまいますが、あらゆるものをお金という単一の基準でやりとりしている現状に違和感を抱かざるを得ません。もっと多様な手段があればいいのに。

      そこに対して風穴を開けたいので、今自分にできることをやっているつもりです。最終的にはお兄さんの言うとおり、いざというときに問題が起きて大変なことになるかもしれません。でも、それでもやってみたいんですよね。それも経験ですよね。とりあえず、疑問に思ったらやってみるという。

      いやぁ、やっぱり面白いですね!また話しましょう。東京に出向いた際はぜひ!

  • 初めまして、楽しく読ませていただいております。
    現在45歳の私ですが、あなたのチャレンジ精神は素晴らしいとおもいます。
    今でしかできないことに気付き、それを楽しんでいるあなたがうらやましいです。
    さて、恩送りについてですが、私の考えをよろしいでしょうか?
    決して押し付けることではなく、ただの個人的な考え方です。
    私には小さい頃から(5歳くらい)水泳をやっていて、中学の途中で引退しました。
    一人のコーチより教えを乞い、そのコーチは自分の家庭も顧みず指導に時間を費やしていました。
    ほとんどプールのあるクラブに寝泊まりしていました。
    コーチはいったいいつお家に帰ってるのかな?と子供ながらに感じていましたが、その甲斐あってか
    たくさんのメダルと経験をさせて頂き、現在もゴルフや食事など毎月何回も遊んでいただいております。
    他にも、高校の先生からは留年しそうな自分のために毎朝車で迎えにきてもらったりと今考えると恥ずかしい学生生活を送っていました。
    まだまだ他にも書ききれないくらいのたくさんのことをして頂き、自分の今日があると思っています。
    人生はリレーだと思っています。
    善意のバトンを誰かに渡さないといけません。
    大勢の人が自分の生活で一杯々で他人のことなどと思うかもしれませんが、そうではありません。
    沢山仕事をして税金を納めていることも、社会に奉仕していることになると思うからです。
    年金問題にしてもそうです。
    自分のことだけ考えてしまえば、いくらもらえるか分からないから払いたくないと言う気持ちもわかりますが、他の人のことを思いやるときに自分はこう考えます。
    今の平和な日本で安定した世の中を築いてくれた先輩たちのために、つまり爺ちゃん婆ちゃん達のために
    若い俺たちががんばろうという気持ちになれば、同じ金額でも意味のある行いになるのだと思います。
    (政府や官僚などの使い方については問題その他色々あるとはおもいますが・・・。)

    日本を巡り、沢山の人にふれあったブログ主さんならわかると思いますが、みんなのおかげで生かされていることに気付いたときに今度はいつか自分が誰かのためにと思うはずです。

    私もある奉仕団体で国内国外問わず活動しておりますが、そこで学んだことは
    どれだけ持ってるかが豊かさの基準ではなく、どれだけ与えたかが本当の豊かさだと教わりました。
    先ほどのお二人の師匠たちは、あの時お前に目をかけて正解だったよ、次はお前の番だと言っていただきました。
    それでもまだまだ渡しきれてはいませんので今後も続けます。

    他の人は気づきの機会が限られていますが、外へ出て行ってひとりの時間をじっくり考えるのはとても良いことだと思います。
    私も、二人いる息子たちには学校卒業したら自転車で日本一周しろと言っており、二人とも行きたがってます。
    あなたのブログで勉強しています。
    自分たちのなんとちっぽけなことを感じてほしいです。

    お終いになりますが、乱筆乱文をお詫びするのと、今後のあなたの活躍を祈念いたします。

    失礼しました。

    • 神長さん、大変丁寧なコメントを下さりありがとうございます。ブログを参考にしていただいて嬉しいです!

      恩送りについては様々な考えがありますが、日本一周のような旅を通してあらためて考えなおすことが多いですね。僕も含め、他の旅人もそうです。
      すごく、素敵なエピソードだと思いました。この記事を書いたのは1年以上前ですが、あれからお遍路旅をしたことで考え方が変わりまして、自分の世界だけで完結するのではなく、他者に価値を提供してこそ・満足してもらったほうが面白いのではないか?と気づいたんですね。

      今はその一環として、自分の気づきや得た経験をブログで発信し続けています。「もっとこうすればよかったかな」ということを経験者として発信することで、より大きな満足や新しい気づきを得てもらえるのかなと。こうしてコメントをいただけると本当に嬉しいです。
      日本一周の旅を通して価値観が変わったのは間違いありませんし、素敵な仲間と出会うこともできました。時に悩むことはあれど、確実に血肉になっていると感じます。ぜひ、息子さんたちに思いがあるなら出発してほしいですね!そのために少しでも提供できるものがあるのなら、これ以上嬉しいことはありません。

      ご迷惑でなければ、ぜひ出発した暁にはご連絡をいただけると大変嬉しいです!長文失礼しました。

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