夏休みが終わってしまうのが嫌なら、学校から逃げ出してみようぜ。

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夏休みの思い出

 

ジメジメとした梅雨を越えて、肌の焼けるような真夏の日差しが心をも焦がす。それまで耐えぬいてきた鬱憤を晴らすように虫や動物の大軍団が地上に姿を現し、生命の息吹を感じさせる。

 

ーー長い長い学校生活を終えて、いよいよ夏休みがやってくる。

といっても、”課題付き”の長期休暇だ。自由な生活が保証されるわけではなく、あくまで条件のある限定的な休みに過ぎない。

それでもサービス残業の如く「宿題という名の持ち帰り業務」をさせられる僕たちにとって、”砂漠のなかのオアシス”のように喉の乾きを潤してくれる夏休みの存在は大きかった。それゆえ、休暇が終わる頃には途方も無く寂しい気持ちになった。

 

春休みや冬休みだと素直に喜ぶのだけれど、夏休みと聞くと複雑な気持ちになってしまう。確かに”夏”そのものは謳歌できるけれど、期間が長いために学校へ戻るとき、どうしても躊躇してしまう。

この楽しい楽しい長期休暇が、未来永劫続いてくれないかな。そんなこと、今まで何度思ったことだろうか。この記事を見ている読者も例外ではないだろうなぁ。

小学校の途中から不登校を経験していた自分にとっては、2種類の夏休みを経験することとなった。「学校生活の逃避としての夏休み」と、「自身の身分を隠すための夏休み」だ。

 

参考記事:義務教育をあえて選択せずに9年間過ごしてきた日々と、伝えたい3つのことをまとめてみた。 | リアルマインクラフトの旅

 

学校から逃げてもいいんだぜ

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先日、鎌倉市図書館のあるツイートが大変な反響を呼んだ。

 

 

このツイートを最初に見たとき、「ああ、また賛否両論色んな意見が集まるんだろうな。それは普通のことだけど、たぶん否定的なツイートの方が多いんだろうな」と勝手に印象を持った。

蓋を開けてみると、その多くが賛同する意見だった。「ありがとう」「優しい」「よく言った」等。正直びっくりした。「学校を抜けだして、図書館に行くなんてけしからん!」みたいな意見がいっぱい集まると思っていた。

ちょうど直前に、子どもの自殺者数は夏休み明けの9月1日が一番多い」という情報がシェアされていたからだ。ほとんどそれが要因だろう。

 

参考記事:子どもの自殺、9月1日最多 夏・春休みの終わりに集中:朝日新聞デジタル

 

なんにしても、”学校を抜けだして図書館に行っていた立場”として、嬉しくなった。

「学校が辛くなったけど、どうしても行かなきゃいけない。しんどいから自殺する。」そんな悲しいことはない。

大体大人だって仕事を放り出してパチンコやギャンブルに明け暮れる人もいるのだから、もっと自由でいい。壁をぶっ壊していこうぜ。

本人は至って深刻だから、そんなこと考えもつかないだろう。それでも少しずつ世論が変わっていけば、確実に世の中は変わっていくかもしれない。その片鱗を見たようで、とても嬉しい。

 

今でこそ笑い事だけれど、当時、小学校に通わず近所をうろつくには少し覚悟が必要だった。

平日に図書館で読書をしていると、「平日なのにどうしたの?学校は?」と尋ねられる。自分から学校へ行かないことを選択したとはいえ、引け目のようなものを感じていた。

図書館自らが「学校を休んで図書館へ来ればいい」という発言をしたことは、子どもからすれば非常に大きいことだ。本を借りるときも、正直ビクビクしていた。

いつどんな人に学校へ連れ戻されるのかわからない。”ホウリツ”とか言うやつを使って、裁かれるかもしれない。

 

学校と家庭の往来しか許されない子どもにとって、どちらも貴重なセーフティーネットとなる。

あまり家庭との関係がよろしくない場合は学校そのものがセーフティーネットになるけれど、その居場所さえ閉じられてしまっては行きどころがなくなる。

同じような立場なら、大人も例外ではない。

 

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確かに、学校に行かなければ友達が減ってしまうかもしれない。授業に追いつかなくなれば、成績が下がってしまうかもしれない

「きちんと学校へ通わなければ、将来安心して生きていけない」とか、「今のうちにしっかり頑張っておかないと、就職できなくなる」とか、色々言われているだろうな。確かにそうかもしれない。

でもそれって、一体何年先の話だろうか。「年金の受け取りも危うくなった」とか言われているし、将来どうなるかなんてドラえもんにしかわからないじゃないか。

だったら、ちょっとばかしズルして学校から逃げ出しちまおうぜ。大人だっていっぱいズルしているんだからさ、真似したっていいじゃないか。

 

義務教育期間を学校に通わず過ごしてきたけれど、人に自慢できるような人生を歩んできたわけではない。

でもちょっとぐらい学校を休んだって、大丈夫だ。現に、自分は今ぐ~たら旅をしながらも生きている。人間、簡単に死にやしない。だから大人の真似をして、ズルしてもいい。

 

おわりに

 

今回の図書館ツイートなり、この記事を見てくれた人はぜひ子どもに「しんどかったら図書館通学でもいいんじゃない?」と伝えてみると、面白いことが起きるかもしれない。

「学校に行かなくてもいいじゃん」と思ってる子どもはそんな記事を見なくたって、自分から行動してる。生真面目で「大人が言うことは絶対だ」と思っている子どもが大半だと思うので(自分もそうだったので)まずはシステムを作ってる大人側が伝えていかなければ。

自分が言えたことじゃないけど、せっかくなら夏休みを楽しもうぜ。一年中夏休みにしてしまっても、それはそれで面白いかもね!

 

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北海道で迎えた夏は、色んな意味でアツかった。

いっその事、学校を放り出して旅へ出てみるというのも面白い選択肢かもしれない。

それでは。

 

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