自転車旅行のバッグ「オルトリーブバッグ」を1年間使った感想【ORTLIEBパニアバッグ】

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自転車旅行に出発するとき、大量の荷物を自転車に取り付けておくための「サイドバッグ・パニアバッグ」を用意する必要があります。

そのバッグの中でも、定番とうたわれ自転車日本一周や世界一周で多くのチャリダーが装備している製品があります。それが完全防水仕様の「オルトリーブバッグ」です。

少々価格はお高いですが、品質・剛性ともに随一で「チャリで旅するならオルトリーブを買え」と必ず1回は言われます。(笑)

2015年4月の自転車日本一周の旅出発からオルトリーブバッグを使い続けてますが、そういえば定番すぎてあらためて感想を述べることもなかったので、あらためてレビューしたいと思います。

 

オルトリーブバッグの特徴って?

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他のサイドバッグの多くは非防水で、雨が降ってきたらレインカバーをかける必要があります。このオルトリーブバッグは完全防水で、水に浸けても浸水しません!

外側は全てエナメル素材で加工されており、バッグを締めるときはチャックではなく口を巻くので、ちゃんとしていればどの方向から水がかかっても浸水しません。

自転車旅行中は雨が降ると必ずバッグが浸水するし、電子機器がぶっ壊れて大変なことになるケースを何回も聞いているので、防水は必須といっても過言ではないです。

 

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そもそも僕がこのバッグを購入したのも、自転車旅行中に雨で全身ビショビショになって凍死する危険に遭ったためです。

雪の積もる真冬なのに、雨を被ってビショビショになったまではまだ良かったけど、バッグが浸水して着替えも濡れてるし周囲にコインランドリーもないしで、結局寝袋に下着とカッパだけ被って寝ることに。

幸い避難所みたいな施設があったからよかったけど、なかったから凍死してたかもしれない。という経験があったので、「日本一周では絶対完全防水のバッグを使う!!!」と決意してました。

 

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面白いのは、オルトリーブバッグを作った創始者も自転車旅行中に雨が降ってきてバッグが浸水してしまい、「完全防水のバッグを作る必要がある!!!」と会社をぶちあげたこと。

チャリダーなら誰もが一度は考えることですが、それだけでは気が済ます会社を立ち上げてしまったわけですね。

少し親近感が湧いて、微笑ましくなります。(笑)

 

オルトリーブバッグを1年間使い続けた感想

オルトリーブバッグの素晴らしかった点

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自転車日本一周旅行で全国あちこちを回りながら、オルトリーブバッグを酷使し続けました。

雨を浴びたことなんて何度もあったし、全身靴下からパンツまでビショビショになる大雨を浴びたことがありますが、中の荷物は全くの無傷でした。素晴らしすぎる!

オルトリーブバッグといえば完全防水ですが、耐久性もピカイチです。途中なんどもアスファルトに擦ってしまうことがありましたが、大きな穴も開かず未だに健在です。

 

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ただ、バックの中で水気のあるものをぶちこぼした経験も何度かあるので、完全防水といえど決して侮ってはいけません。中から浸水するので全ての荷物をスタッフバッグに入れて防水化したほうがいいですw

久々にバッグの底を見ると水たまりになっており、自転車パーツが錆びて大変なことになっていたこともあります・・・。

さすがに生地が劣化して一部小さな穴が開いてしまいました。むしろ水抜き穴として残しておきたいくらいですけどね。

 

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「自転車旅行にいくならとりあえずオルトリーブ買っとけ」と言われ、特別道具に思い入れもなかった自分は鵜呑みにしてオルトリーブバッグを買いましたが、このバッグで本当に良かった。

「完全防水だから、明日雨が降りそうだけどこのまま放っといていいや!」という絶対的な信頼があるので、一々考えなくていいんですよ!それが何より素晴らしかったです。

短期間の旅ならともかく、1年以上の旅で下手な非防水バッグを買ったら浸水必至だし、そうでなくても「明日は雨だからレインカバーかけなきゃ・・・」とか考えている時間が無駄ですね。

 

オルトリーブの唯一の欠点

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メリットだけ述べると完全無欠に思えるオルトリーブバッグですが、唯一欠点があります。

後輪側のバックローラーに関しては、バッグとの接続パーツがプラスチックで固定されており、ネジが破損しやすいこと。途中何度も外れて、その度にいちいち対応してはいけなくて本当に大変でした^^;

あらかじめ鉄製の強力に固定できるボルトに変えておけば無敵なんですが、事前にやるのも面倒だし、かといってそのまま出発するとそのうち破損するしで面倒です。

 

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フロントバッグのアルティメイトや前輪側のフロントローラークラシックは特別問題が起きなかったので、ただただ優秀な子でした。

バックローラークラシックだけが何度もトラブルを起こしてしまったので、そこだけ購入をためらいますね。とはいえ、超長距離の自転車旅行では他に選択肢がないんですけどね。

下記にネジ外れを修理する方法をまとめてあるので、これから「バックローラークラシック」「バックローラーシティ」を購入予定の方はメモるか何かしておくことをおすすめします。

 

 icon-caret-square-o-right ORTLIEBサイドバッグがネジ・ボルト外れした際の修理方法について【バックローラークラシック】

 

オルトリーブのラインナップ

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オルトリーブバッグは単一の製品だけではなく、いくつかの製品ラインナップを持っています。

自転車旅行用だと、バッグのタイプ別にハンドル前のフロント部に取り付ける「アルティメイト」と、前後輪に取り付ける「フロントローラー」「バックローラー」が販売されています。

またそれぞれ、グレード別に「クラシックタイプ」と廉価版の「シティタイプ」があります。僕は全てクラシックタイプを買ったので、簡単に紹介していきます。

 

ORTLIEB(オルトリーブ) アルティメイト

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自転車のハンドル前、フロント部に取り付けるバッグです。

一見使い道が少ないように見えますが、簡単に荷物の出し入れが出来るため携帯食品を入れたり、電子機器や貴重品、また一眼レフを入れるカバンとしても最適です。

特に電子機器や一眼レフを収納する場合は、防水機能は必須といっても過言ではありません。サイズを考えると割高ですが、完全防水の恩恵は大きいです。

 

アルティメイトL アルティメイトM

フロントバッグ定番のLサイズ。防水機能搭載で8.5Lの容量があるため、一眼レフも余裕で収納することが出来ます。頻繁にカメラを取り出したり、レンズ交換をする方にオススメのモデル。

 icon-caret-right アルティメイトLの売れ筋一覧

小型サイズのフロントバッグMサイズ。容量は7Lと比較的コンパクトだが、Lサイズと比べてカラーラインナップが7色もあるのでオシャレに持ち運ぶことが出来ます。

 icon-caret-right アルティメイトMの売れ筋一覧

 

ORTLIEB(オルトリーブ) フロント&バックローラー

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自転車の横に取り付けることから「サイドバッグ」と呼ばれているタイプで、「フロントローラー」は前輪部、「バックローラー」は後輪に取り付けるバッグです。

自転車は後輪駆動のため、一般的には抵抗感を少なくするために後輪側を重くパッキングします。そのため、後輪側のほうが容量が大きく作られています。

2つ合わせると相当な容量になり、コンパクトな寝袋やテントなら片側に余裕で収納できるどころか、他にも色々と荷物を詰めることが出来ます。これでも容量が足りないという人は、荷物を見なおしたほうがいいです。(笑)

 

フロントローラークラシック バックローラーシティ

前輪に取り付けるサイドバッグで、容量はペアで25Lとなっています。基本的には後輪に大きい荷物を収納し、前輪に小型の道具をパッキングすることになります。安心の完全防水バッグです。

 icon-caret-right フロントローラーの売れ筋一覧

後輪に取り付ける専用のサイドバッグで、ペアで40Lもの容量があります。クラシックタイプと廉価版のシティタイプがあり、こちらは無駄な機能をそぎ落とした安価なタイプとなります。

 icon-caret-right バックローラーシティの売れ筋一覧

 

それぞれのバッグにはハイグレードモデルの「クラシック」と廉価版の「シティ」が販売されているんですが、フロントローラーに関しては日本だと廉価版なはずのシティがなぜか割高で販売されているため、実質的な選択肢は1つだけになります。

シティとクラシックの違いは、中に小物収納用のポケットがなく、クラシックには添付している肩がけ用のストラップがありません。

収納方式も微妙に違い、クラシックは口をクルクル巻くのとは別にバックルでも止められるんですが、それがありません。あると収納容量を増やすことができます。

 

バックローラークラシック バックローラークラシック

後輪に取り付けるペア40Lのバックローラークラシック。様々なカラー展開があり、こちらはブラック&ホワイトモデル。割高だがオシャレに使える。

 icon-caret-right バックローラーB&Wをチェック!


同じく後輪専用のバックローラークラシックで、通常のカラーモデルとは違うアートデザインとなっている。割高だが、他の人とは違うカラー表現が出来る。オシャレさんはぜひどうぞ!

 icon-caret-right バックローラーライムをチェック!

 

自分はクラシックタイプを購入しましたが、肩がけ用のストラップとバックル・小物収納ポケットだけで数千円の差は納得出来ない人が多いと思います。

あとの大きい違いは、製品のカラーラインナップの違いです。クラシックだとかなりのカラーが展開されていますが、シティはブラックとホワイトの2色展開のみのようですね。

割高になりますが、変わったオシャレなデザインでフロントからサイドバッグの前後輪を全て統一することができるので、オシャレ好きさんにはクラシックタイプのほうがいいですね。こだわりがないならシティ一択です。(笑)

 

まとめ

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というわけで、以上オルトリーブバッグを自転車日本一周旅行で1年間使ってみた感想を述べてみました!

実を言うと、このバッグは世界一周も見越して購入していたんですよね。(笑)今のところ自転車で世界を旅する予定はありませんが、多少高くてもそこまで視野に入れられるぐらい信頼性のあるバッグなんですよ。

防水性・耐久性はもちろん随一ですが、そうやって夢をのせられるという点で一番評価しています。世界一周を視野に入れられる製品なんてそうそうないので、さらに大きく夢を見たい方は購入して損はないです。

 

今後も自転車旅行は確実に続けるので、破損し続けるまで使い倒します。あと10年ぐらいは持ってくれるかな?それでは!

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