ほどよい白身と脂で臭みがなく、非常に美味なタチウオ。
どんな料理にも合うんですが、刺身を見ながら「これはバーナーで炙り刺身にして食べたら美味しいのでは?」と実際にやってみたら激ウマ!普通にほっぺが落ちた。
ということで、今回はタチウオ料理の中で最も美味しいと思っている「タチウオの炙り刺身」の作り方・料理法を解説していきたいと思います!
タチウオを捌いて3枚おろしにする

炙り刺身の料理法・・・といっても、普通にタチウオを3枚おろしにしてバーナーで炙ればできあがりです。
今回は釣り上げた直後のタチウオを食べたんですが、炙るとはいっても半分は生なので、極力鮮度の良い物がおすすめですね。
スーパーで買うにしても、出来る限り漁獲されてすぐのタチウオを用意するといいですよ!
1月に釣ったタチウオなので、サイズが大きく脂もノッていてめちゃめちゃ美味そう。脂のノリが良すぎてなかなか包丁の刃が通らなかったぐらいなので、期待できますね。
バーナーを用意する

続いて、ガスバーナーを用意します。
家庭に一台置いてあればいいんですが、備え付けている家庭のほうが少ないのでは?そうでもない?
すくなくともウチの家にはなかったので、新しいバーナーを買おうとAmazonで片っ端からチェック。レビューの評価がやたら高い「新富士バーナー」を購入しました!

手前の赤いスイッチを押すと点火し、グレーのノブを回すと火力を調節できます。
これ一つあれば、あらゆる炙り料理が作れるので便利。
ちなみに以前スシローでアルバイトしたことがあったんですが、回転寿司でよくある「炙りチーズサーモン」などは全てバーナー一つあれば作ることができます。意外と簡単に作れるという。
ガスバーナーでタチウオの刺身を炙る

ここからがようやく本題です。実際にタチウオの切り身を炙って「炙り刺身」を作っていきます。
この状態で炙っては身が大きすぎるので、柳刃包丁を使って刺身っぽく捌いていきます。
炙り刺身は皮付きのほうが見た目がよく美味しいので、必ず皮をつけた状態で捌いてください!

それっぽく捌けました!タチウオの皮がうろこ模様になっているのは、キッチンペーパーで水分を取っていたため。
この状態で食べてもいいんですが、脂がノっているタチウオを少しの間冷蔵保存していたため、身が固くなっています。
バーナーで炙ると脂が溶けて柔らかくなってくれるので、特に冬に食べるならこちらのほうが美味しそう。

周囲を炙ってしないよう、アルミホイルを敷いて炙っていきます。

ガスバーナーを点火して・・・。

ファイヤァーーー!!!!

お、いい感じに炙れてきたな。

15秒程度、結構長めに炙って「タチウオの炙り刺身」が完成しましたぁ!
バーナーで炙った瞬間、身の脂が「ジュワァ・・・」と溢れ出してきてやばかった。これは絶対に美味しい。
ただでさえタチウオの刺身ってレアですが、炙り刺身は普通の店では食べれないのでは!?

わさび醤油でいただきます。
・・・うぉぉぉぉ!!!!脂のノリがヤバイ!口に入った瞬間、すぐに溶けて消え去ってしまう・・・!
いや、ほんと、こんなお刺身今まで食べたことがないんですって。
以前食べたサワラの刺身も、口に入れた瞬間に「うぉぉぉ!!!!」と飛び上がってしまうほど美味しかったんですが、このタチウオの炙り刺身はそれをも凌ぐ味。
これまで21年間、様々なお店で刺身をいただいてきましたが、全く別の食べ物のように思えてきた。本当に美味しい。

タチウオ自体の身が固めなので、皮を中心に眺めに炙ると美味しく作れました。
味については、この写真を見ていただければ大体想像つきますよね。どこからどう見ても美味しそう。
ぜひ、タチウオが釣れたらorスーパーで新鮮なタチウオを見つけたら、一度チャレンジしてみて欲しいです。
おおげさではなく、人生観・・・ならぬ「刺身観」が根底から崩れ去りますよ。
ではでは!