小豆島歩き遍路の旅。名水百選を活かした、絶景の「中山千枚田」へ!【遍路旅4日目】

 

勢いではじめた小豆島歩き遍路の旅も、今日で4日目を迎えました。

昨日はひたすら長い距離を歩き、道の駅小豆島オリーブ公園で”島”を最大限満喫しました!数年ぶりに訪れましたが、明らかに観光客が増えていて嬉しかったですね。

本日は初の旅館「国民宿舎」を出発し、小豆島では有名な観光地となっている「中山千枚田」を目指します。この千枚田は名水百選にも選ばれる名水が使われていて、絶品のお米を味わえるらしい!楽しみです!

 

 

国民宿舎のファミリーロッジを貸し切り状態に!

 

おはようございます!小豆島ふるさと村内にある「国民宿舎」にて起床。

昨日は一日中雨が降っていたのと、周囲にまともな充電場所がなかったためにピンチに陥っており、夕方から国民宿舎にて宿泊することにしたんですよ。

残念ながらすでに満室状態だったんですが、特別にファミリーロッジを手配してくださいました。1人なのに一軒家を貸し切り状態・・・スペースが余りすぎていて困りました。(笑)

 

 

寝室①。昨日はこちらで就寝。久々の布団は大変快適でしたね。

 

 

寝室②。ファミリーロッジなので合計で3部屋あるんですが、こちらの部屋は使用せず。

 

 

キッチンを完備しているので、自炊も楽々。コーヒーを沸かして飲みたかったので助かったー。

フロントの人にもその旨を伝えたところ、「ロッジでよかったですね。(笑)」と。うん。

 

 

室内からは海が眺められるうえ、坂を下っていけばテニスコート・プールなどの設備もありました。最高かよ!

 

 

あまりに快適すぎて、早朝に起床したもののパソコンを弄りつつ、チェックアウトの10時に出発。

特別料金でこのような部屋を提供してくれたので、本当にありがたいです。普通に小豆島遍路で宿泊するのもいいですが、今回は本当にいい体験をさせていただきました。

小豆島内にはリゾートホテルが多くて全体的に料金が高めですが、条件を選ばなければ一泊3000円台から宿泊可能。雨の日に徒歩旅をするとロクなことがないので、おすすめです。

 

さて、今日も元気よく出発しますか!

 

”遍路ころがし”を通って、聖水が飲める山岳霊場へ

 

まずは、2日前に時間がなくて来れなかったところを回っていきます。

国民宿舎近くの「第三十二番札所 愛染寺」に到着。朝からお寺の方が大変丁寧に対応してくれました。

小豆島は人が少ない分、四国より丁寧に対応してくれるので嬉しい!今日は山岳霊場を2ヶ所以上回ることになりそうなので、さっさと移動します。

 

 

第三十三番札所 長勝寺」に到着。

このお寺は特殊な構造になっていて、お寺の中を通ってしか本堂に上がれない仕組みになっていました。本堂の中は非常に豪華なつくりになっていて、ちょっと感動した。

お寺のおばちゃんが大変丁寧に対応してくださり、朝から再び感動。どんどん進んでいきましょう!※後ほど、こちらのお寺で御朱印の位置を押し間違えていたというミスが発覚w まぁ気にしませんが。

 

 

高松行きのフェリーが発着する、池田港を通過。

 

 

島の中ではかなり新しいつくりとなっている、「小豆島中央高等学校」。

朝7時ぐらいに周辺のバスに乗ると、高校生が雪崩のように乗ってきて一瞬で乗車率が150%を越えます。(笑)小豆島にしてはたくさんの高校生が通っているようです。

後からお寺の人に話をしていると、今年(2017年)の4月から合併して開校したとのこと!それって、つい2週間ほど前のことじゃないですか〜!人口は減っているが、若者はなぜか多い小豆島。

 

 

次の札所へ行く前に、島では貴重なセブンイレブンへ寄っていく。コンビニは合計で5店舗しかなく、全てセブンイレブンとなっています。

 

 

オシャレなカフェを発見。

小豆島にはこのようなお店があちこちにあって、一々寄りたくなってしまうのが本当に困る。(笑)

 

 

住宅街を通って、次の札所へ向かう。

遠くに、今から向かう山岳霊場がちらっと見えます。標高は大したことがないけど、勾配がすごそう。

 

 

第四十番札所 保安寺」に到着。この場所はなぜか境内に大量の「パグ」がいて、合計で9匹も飼っているらしい。このパグを目当てに来るお遍路さんもいるんだとか。

お寺の女性が御朱印を押してくれている際にも寄ってきて、懐っこくて大変可愛かった。写真撮影をできなかったことが大変悔やまれる。

この先の札所へ行くルートの詳細を教えてもらい、出発。

女性いわく「お遍路ルートの冊子には自動車道と同じ道順が書いてあるんですが、旧遍路道もあってそっちに行ったほうが早く着きますよ!幼稚園児でも通れるように草も狩っておきましたし!」とのこと。試しに行ってみよう。

 

 

差し入れとして缶コーヒーも貰いました。ありがとうございます!

 

 

山道を抜けると、目の前に舗装路と旧遍路道が現れた。通称”へんろころがし”。

意味はそのままで、急坂すぎてまともに登坂することができず、数々のへんろが転がっていったという由来からつけられています。

ネタみたいな名前に聞こえるけど、山道で転がったら普通に死につながるんですが・・・。

 

 

遍路ころがしを通って次の札所へ向かいます。

お寺の人は「幼稚園児でも通れるように草を狩った〜」とかいってたけど、どう考えても幼稚園児が上がれるような勾配じゃないんですがw

 

 

後ろを振り返ると、小豆島の絶景が。

写真右中央に見えるのが、有名観光地の「エンジェルロード」です。さて、しんどいけど頑張って登るか・・・。

 

 

途中には、お寺の教えを散りばめた看板が多数。特にこの教えは自分に刺さった。

 

迷いとは 心が 二つになること 悟りとは 心が 一つになること

 

 

やっとの思いで這い上がって、「第四十一番札所 仏谷山」に到着。立派な山岳霊場です。

たまたまお寺の方がいらっしゃったので、小豆島遍路について色々と教えてもらいました。四国遍路は年々人が増えているものの、小豆島は人が減っているようで今年は特に少ないらしい。

この周辺の坂はよほどキツかったのか、息も絶え絶えになっている歩き遍路さんが登ってきました。まぁ、あの急坂を登ってきたらそうなるよね。

 

 

先ほどのお寺から少し登っていくと、同じ山岳霊場である「第四十二番札所 西ノ瀧」へ。

堂内を登っていくと洞窟になっていて、奥で「龍水」と呼ばれている神聖なお水をいただくことができます。

大変神秘的な空間になっていて、美味しかったですね。小豆島は湧き水が豊富でよいな。

 

昔ながらの喫茶店「ラグタイム」で遅めの昼食

 

山岳霊場はこれで一旦終わりなので、下山をはじめます。

まぁ、また再び山登りをすることになるんですけども。

 

 

山岳霊場から下山してしばし歩くと、そこには一面オリーブの畑が!

当然、これだけ景色がいい場所にはオシャレのカフェが一つや二つあるので、ぜひ滞在中に行ってみたいところ。

 

 

周囲をオリーブ畑に囲まれた場所にあった、「第三十五番札所 林庵」。

それにしても、今日は天気が良くてアツいな〜・・・。

 

 

次の札所へ向かっていると、突如として大変オシャレなテラスが現れた・・・!

 

 

この場所は、周辺のオリーブ畑を管理している方が経営している「井上誠耕園 忠左衛門Cafe」という場所で、人気も高いようです。

事前に地図でチェックしていてぜひ行きたかったんですが、今日は定休日でした・・・。火曜日だったんですが、小豆島周辺では大抵の料理屋・カフェは火曜日が休みとなっているらしい。

後ほど、バスに乗ってどこかしらのオシャレなカフェには行こうと思っています。楽しみ。

 

 

近くにカフェのある「第三十九番札所 松風庵」。お遍路ついでに一服どうぞ。

 

 

周辺に札所が固まっているので、次々に参拝していきます。「第三十八番札所 光明寺」。

いよいよ時刻は15時を迎えてお腹が減っているのと、訪れる予定だったお店が休みということがわかったので、お寺の方に「周辺に美味しいお店はありませんか?」と聞くと「この先にある喫茶店しかないなぁ」とのこと。

いや、喫茶店しかないって完全な田舎やなかーい!と心の中で突っ込みながらお店へ向かいます。

 

 

お昼は、こちらの「ラグタイム」という昔ながらの喫茶店でいただくことに。

 

 

ロースカツ定食を頼んだんですが、かなりのボリューム!

当分、晩までお腹がすくことはなさそうです。今後も地元のお店にお金を落としていきたい所存。

 

名水百選の水を最大限利用した、美しい「中山千枚田」

 

満腹になったので、本日の目的地に向けて歩きます!まずは喫茶店近くの「第三十六番札所 釈迦堂」「第三十七番札所 明王寺」へ。

お寺の方に納経してもらっていたところ、「あれ、この長勝寺さんとこの御朱印、逆になってるで」と衝撃の発言が!

御朱印を押す作業って手作業になるので、間違いが発生しやすいらしいです。特に小豆島は自分でセルフ納経をすることも多いので間違いやすいですが、長勝寺ってさっきのおばちゃんに納経してもらった記憶・・・。

 

まぁ、細かいことは気にせずに次の札所に向かいますか。

 

 

唐突に木にかけられていたヘッドホン。どういう意図でここに放置したのか。

 

 

明王寺から次の札所へ向かうためには、「中山峠」という場所を越えないといけません。長い峠道を越えて、集落が集まる場所にやってきました。

 

 

第四十三番札所 浄土寺」「第四十五番札所 地蔵寺堂」。ここは珍しく、状況によって人に御朱印してもらうのではなく、全て自分で納経する完全セルフ納経システムになっていました。

 

 

裏道を通って次の札所へ。

小豆島にはあちこちにイノシシがいるようで、へんろ道もあちこちが掘り返されてボコボコになっている場所が多数。手入れされることも少ないらしく、移動が大変です。

 

 

長い急坂道を登って、山岳霊場の「第四十四番札所 湯舟山」に到着!

ここは色々と面白い札所でしてね・・・。解説していきましょう。

 

 

まず第一に、日本名水百選に選ばれた「湯船の水」をいただくことができます!

干ばつときでも枯れたことがないそうで、ドンドン水が溢れてくるらしい。なんとも贅沢な場所でしょうか。ただ見た感じ、気持ち濁っているような気がするんですが気のせいでしょうか。

 

 

明らかに土砂が混ざったような濁り方をしていますが、名水百選に選ばれるぐらいだから、濁っていても美味しいに違いない!

 

ゴクゴク・・・う、うまい!!!!

 

うん!普通に美味しかったです。濁っていても味は変わらず。

 

 

もう一つの魅力は、この溢れ出る清水を千枚田に利用していること!

小豆島の観光地として有名な「中山千枚田」が裏手にあるんですが、使用する水は全て山から湧き出る水を利用しているらしいです。この環境があるから、美味しいお米が作れるんですね。

 

 

こちらが「中山千枚田」です!時期になれば田植えのために水が張られて幻想的な光景が見られるらしい。ぜひ来てみたいものですな。

近くには、こちらで取れたお米を食べられる「こまめ食堂」というお店があります。

超有名店で、残念ながら今日は定休日だったんですが、非常に美味しいオリジナルなおにぎりが食べられるらしい。ぜひ営業時間内に間に合ったら、寄りたいお店の一つですね。

 

 

元々はもっと早く回る予定だったんですが、色々な場所に立ち寄りすぎて時刻はすでに17時過ぎ。納経時間も終わってしまいました。

とりあえず、納経は間に合わないけど行けるところまで行ってみます!

 

小豆島唯一のファミレスへ!

 

山岳霊場の「第四十七番札所 栂尾山」。

自分の手で古びた木の閂を取り外せば、堂内に入ることができます。さすがに山奥だけあって、手入れはあまり行き届いておらず。

 

 

第四十八番札所 毘沙門堂」。特別魅力的な点はないですが、田舎の集落にあるのでとても静か。

 

 

さらに進んで、本日最後の「第四十六番札所 多門寺」に到着!

さすがに18時を過ぎていたので、納経所が閉まっていました。営業時間にルーズな小豆島といえど、ここまで遅くなっては完全セルフ納経システムを採用しているお寺以外は納経できません。

周辺に野宿できるスポットがなさそうなので、再びバスを利用して小豆島一の都市部である「土庄町」に戻ります。

 

 

小豆島唯一のファミレス、「ジョイフル」に到着!

本日の晩飯は、こちらのファミレスでいただきます。なんか外食ばっかですごい贅沢な旅をしているっぽいけど、定食セットで650円程度と大変リーズナブルなんですよね!

このファミレス、小豆島にしては珍しい、というかほぼありえない深夜1時までの営業で、しかも電子機器を充電できるコンセントまでついている・・・!という神のようなお店。

今後、近くに野宿スポットがない場合は拠点として活用していこうと思いますが、まさかこんな穴場があるとは思ってませんでした。近くに温泉・コインランドリーもあるし、住めますな。

 

本日の移動ルート

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