150kmの距離を歩き、小豆島八十八箇所巡礼の旅も無事結願!【遍路旅7日目】

 

小豆島歩き遍路旅も、ついに出発から1週間を迎えました!

昨日は、小豆島の中でも最も難易度の高い「笠ヶ滝」を攻略しました。崖を70代〜80代のおじいちゃん・おばあちゃんが通っていて、本当にビックリした・・・。

本日はお店も何もない小豆島の北側を大回りし、道中山越えを3回して88箇所のお寺を全て周りきり「結願」を目指します。目指せ、150km小豆島お遍路達成!

 

 

 

おはようございます!今朝は「第七十九番札所 薬師庵」にて起床。

昨日は雨予報だったので、土庄町方面で一日停滞して晩に移動してきました。あらかじめ「ここは野宿できそう」と目星を付けていたので、移動して即テントを張って睡眠。(笑)

2日休憩を挟んでいるとはいえ、6日間歩き続けると疲労も溜まってきます。段々と朝起きるのが辛くなってきました。まぁ、野宿しているのも大きな理由でしょうけど。

 

 

特に人も来なかったので、朝8時頃まで過ごしつつお経を唱える。今日は快晴で気持ちいいし、歩きますか!

上手くいけば今日中にも小豆島遍路旅も終わりを迎えそうなので、多少急ぎ目で進みたいと思います。

 

 

まずは海岸線を歩いていき、住宅街へ。小豆島の北側を歩いているんですが、この辺は本格的にお店がないので自然の景色がそのまま残っています。

観光場所は南側に集中しているけれど、本当に楽しみたければ北側にも行くべきだと思う。

都市的な遊び方はできないけど、こっちにも面白いエリアがたくさんあります。

 

 

第八十番札所 観音寺」。

お寺に近づくと、なぜか太鼓の音ととも「観〜自〜在〜菩〜薩〜」と般若心経を唱える大声が聞こえる。

一体何をやっているんだろう?と恐る恐る門をくぐると、お寺の方が「今はお勤めしているんで、ちょっと待って下さいね〜。」と。また「うどんのお接待もやってるんで、終わったらこっちに来て下さいね〜。」とも。ふむふむ。

 

一通り終わると、今度は自分がお寺の方と二人で般若心経を唱えることに。

話しを聞くと、このお寺は平日〜休日まで来訪者と一緒にお経を唱える文化があるらしく、しかも一人一人にうどんをふるまっているらしい。

お経を終えたあとは、御朱印を押してもらいつつうどんをいただけることになりました。ありがとうございます!

 

 

美味しかった〜。甘酒とうどんセット。朝からお腹いっぱいになりました。

なぜここでうどんが振る舞われているかというと、お遍路の元となった「弘法大師」はかつて、中国で修行をして密教を日本に持ち込んだと同時に、うどん・菓子の製造技術も一緒に持ち帰ったという歴史があるかららしい。

だから香川県で積極的にうどんが振る舞われているのか?と今更ながら気づきました。なるほど!

 

 

御朱印もしていただいたので、次の札所へ向かいます。

相生行きのフェリー乗り場、大部港を通過。さすがに小豆島の北側エリアは港周辺であっても設備が少ないなぁ。

 

 

小豆島は醤(ひしお)のまち。こんな辺鄙なところにも醤油屋さんが。

 

 

旅館が固まっているエリアへ。

ここから一気に山側へ上がっていき、次の札所である山岳霊場を目指します。

 

 

小豆島はイノシシの生息数が多いのか?山岳霊場へ向かうとき、大抵このような防護柵が設置されています。

地元の人も「イノシシが多いから気をつけぇや」と何回も心配してくれるぐらいなので、遍路をするときも十分注意を払ったほうがいいのでしょうかね。

そういえば、昨日もテントの近くでガサガサいってたなぁ・・・。

 

 

岩場がゴロゴロした急坂を、3kmひたすら登っていきます。さすがに疲れる!

歩いては止まり、歩いては止まり・・・の繰り返しで進む。

 

 

1時間ほど急坂を登っていき、山岳霊場の「第八十一番札所 恵門の滝」へ到着。

 

 

下の駐車場からかなり距離があるようだったので、荷物を置いて階段を登っていく。

最初の階段を登っていくと、山門が待ち構えています。

 

 

門をくぐると、さらに階段が!

 

 

最後には、なんと昨日の難関場所と同じような岩場が待ち構えていました。これもチェーンを掴みながら登坂しないといけない。

隣に階段があるので、昨日と違って無理に登らなくてもいいんですが、少なくともこちらのほうが角度が急です。まぁバックパックを背負ってないならピョンピョン登れちゃうんですけどね。

 

 

こちらが本殿。住職さん(?)が非常に変わった人で、

到着直後に「護摩木炊かれませんか?」と聞かれたので

「護摩木・・・?あんまり詳しくないんですが、何かご利益があるんですか?」と答えると

はぁ!?知らない・・・!?知らない・・・!?・・・本堂は階段左手です(そっと本堂への扉を開く)

みたいなやり取りをしました(笑)無知をバカにするなら教えてよw

 

 

「恵門の滝」という名前だけあって、山からの湧き水も。美味しくいただきました。

 

 

かなり上まで登ってきたので、景色が綺麗。

今日は関西全域で降水確率が0%だそうで、日差しが気持ちいいです。旅を終えても太陽光を毎日浴びる生活を続けたいですね。

 

 

ゴロタ場を通って下山したかと思いきや、すぐに本日二度目の山越えが始まります。

これが小豆島遍路のキツいところ^^; かなり足腰が鍛えられてそうです。(笑)

 

 

住宅街を通って進んでいたところ、何やら風になびく黄色い物体が・・・。

どうやら「素麺」を手作りで干していたようで、温風機で人口的に風を送るより美味しくなるとのこと。面白い光景に出会ったなぁ。

 

 

再びゴロタ岩の急坂を登っていきます。すでにこの時点でかなりキツイ。

四国遍路みたいに舗装路前提の道だったら一日30km以上進めるんですが、小豆島遍路はこういった未舗装の遍路道のほうが多いので、厳しいですね。

 

 

再び1時間ほど登り続け、ようやく下り。ゴロタ岩は降りるときも気をつけておかないと、足に負荷がかかりすぎてヘナヘナになります。

 

 

山道を抜けると・・・ダムが見えた!

 

 

関係者専用のダム脇の道をグルっと通って、さらに川沿いに進むため長い階段を降りていきます。

 

 

下から見上げるとこんな感じ。かなり長い階段でした。ゲームかよ。

 

 

川に沿って降りていくと、キャンプサイトを発見。

こちらには温泉もあるので、時間に間に合わなくともテントを張って温泉に浸かり、一泊することが可能。

 

 

第八十二番札所 吉田庵」。遅咲きの桜が綺麗。なんていう品種だろう?

 

 

再び2.5kmほど山道を登坂し・・・。

 

 

第八十三番札所 福田庵」。

 

 

さらに、すぐ近くの「第八十四番札所 雲海寺」「第八十五番札所 本地寺」に到着。八十八番で終わりなので、いよいよ旅の終了が見えてきました。

この先は全て納経の必要のない庵ばかりなので、お寺の営業時間を過ぎても大丈夫。夜遅くまで歩き続ければ、今日中のゴールは確実です。

ただ、この時点で時刻は16時越え。まだお昼を食べておらず、さすがにお腹が減ったのでお寺の方に近くのお店を聞いて向かうことに。

 

 

相生行きのフェリーが発着する「福田港」。3年前に小豆島に訪れたときはここから帰りました。懐かしの光景!

 

 

お寺の方に教えてもらった、大衆食堂の「木原食堂」へ。

おばちゃんに「まだお店やってますか?」と聞くと「大丈夫よ」と返事をしてくれたので、即注文!腹減った〜!

 

 

大衆食堂なので、全体的に価格が安い。

 

 

日替わり定食の生姜焼き定食をいただきました。ごちそうさまです!

 

 

さて、ここからがいよいよラストスパート。最後の直線8km程度を歩いて、88番の札所を目指します。

 

 

道中、さぬき百景に選ばれたという福田海岸を発見。

 

 

確かに景色が美しい。小豆島は景色を楽しむなら、海沿いが一番だな。

周辺は相変わらずまともに施設がないので、本当の意味で田舎を楽しむならこの周辺が一番。

 

 

島の北側はかつて大坂城の城壁に使う石を切り出していたようで、今でも採石場や石の加工場があちこちにたくさんあります。

周囲にまともなお店がない中では、なかなかの迫力。

 

 

前の札所から5km近く歩き、「第八十六番札所 当浜庵」。最後の札所まで、残り4km程度だ!

 

 

いよいよ時刻も遅くなり、日が落ちてきた。急がないと、すぐに真っ暗になりそう。

 

 

途中、大坂城石垣の石切丁場が。ここも3年前に訪れました。

今回は時間がなくて訪れませんでしたが、坂を登っていくと、石垣に使われていた巨大な岩がゴロゴロとあったような記憶。

 

 

第八十七番札所 海底庵」。珍しく道路のすぐ真横にありました。

さぁ、最後の札所は目と鼻の先!さっさと行っちゃいましょう。

 

 

最後に、美しい景色を眺めつつ・・・。

 

 

第八十八番札所 楠霊庵」へ到着!これにて、一番札所から八十八番札所まで全て回ったので、小豆島遍路終了!

これも個人的な思い出なんですけど、実は3年前の旅で唯一訪れた札所がここだったんですよね。到着して気づきました。小豆島遍路のことはうっすらと知っていたので、試しに訪れてみたというね。

最後のお経を唱えて、お遍路終了。今回は短い旅でしたが、楽しかったですね。

 

 

これにて、小豆島八十八箇所、無事に結願!

今日は時間も遅くてフェリーの便がないので、街まで歩いて野宿してから帰ることにします。

 

 

最後のラストラン、山道を6kmほどひたすら歩いて、以前野宿をした「小豆島総合運動公園」にて再びテントを張ってこの日は終了。

短い間でしたが、小豆島お遍路旅行記を見ていただいてありがとうございました。これからお遍路される方の参考に少しでもなれば幸いです!

それでは。

 

本日の走行ルート

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