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タイ旅行の予算・費用は?航空券、ホテル代、食費、観光費など総まとめ

「日本から距離が近い・物価が安い・治安も良い」と、初めての海外旅行にはピッタリの「タイ」。自身も初海外で訪れ、数々の経験を積むことができました!

実際にタイへ訪問するにあたり、「どの程度の予算が必要なの?」と気になると思います。いくら安いといっても、実際にどの程度必要なのか把握しておきたいですよね。

  1. 日本と比べて、タイはどれぐらい物価が違うの?
  2. タイ旅行で必要な予算一覧
  3. 滞在地域ごとに掛かった費用

そこで今回は、タイへの渡航3回目で物価の感覚がつかめてきたので、「日本からの航空券・ホテル代・食費・観光費」など必要な予算を全てまとめてみました!

 

【参考】タイの物価は日本の2/3〜1/2程度で考える

タイの通貨「バーツ」。1バーツ=約3.4円(2018.8現在)

 

一昔前は日本と比べてあまりに物価が安く、天国と騒がれていたタイ。しかし近年は外資系企業の進出、訪タイ外国人の増加で物価が急上昇しています。

とはいえ!物価が上がっているといっても、日本人には安く感じます。屋台でタイ料理を食べれば1食150円程度で済みますし、マッサージも1時間1,200円程度。

地域によりますが、日本の2/3〜1/2程度の料金で住む印象。田舎へ行けば1/3以下になりますが、逆にリゾート地だと日本とそれほど変わらないな、と思うことも。

 

タイ旅行に必要な予算・費用一覧

日本⇔タイの往復航空券費用(直行便・経由便)

  1. 東京⇔バンコク直行便(LCC):23,000円程度
  2. 東京⇔バンコク経由便(LCC):31,000円程度
  3. 大阪⇔バンコク直行便(LCC):23,000円程度
  4. 大阪⇔バンコク経由便(LCC):33,000円程度

※航空券代は時期・予約タイミングで大きく変動します。

 

タイ旅行の魅力の一つは、日本全国からタイの首都・バンコクへの直行便が出ており、価格が安いこと。LCCで早めに予約すれば、往復2〜3万円で済みます!

片道6時間程度で到着することができるなど、距離が近いのも魅力。ANA・JALなどレガシーキャリアの場合は往復7万円〜10万円前後で購入可能。(エコノミー)

便数が多いので直前予約でもOKですが、特に夏休みなど長期休暇中は渡航者も非常に多くなるので、安いチケットを手に入れたければ早めに予約しましょう。

 

▼最安値で航空券を購入する方法は「【2018年版】格安航空券の比較サイトを徹底検証!航空券の節約方法とおすすめサイトを紹介!」にまとめました!

【2022年版】格安航空券の比較サイトを徹底検証!航空券の節約方法とおすすめサイトを紹介!

 

ホテル・ゲストハウスなどの宿泊費

  1. バンコクのドミトリー:253円(最安値)〜
  2. バンコクのホテル(個室):1,500円〜
  3. バンコクのリゾートホテル:10,000円〜

 

タイには様々な種類のホテルがあり、500円以下のドミトリーから1,500円前後のビジネスホテル、10,000円前後のリゾートホテルまで様々な選択肢から選べます。

自身は機能性を一番に考えて、1泊1,000円〜2,000円前後の個室ホテルに宿泊することが多いです。最低限のアメニティ、環境が整っていて快適に過ごせます。

徹底的に節約しようと思えばできますし、あえてタイの物価を利用して「ヒルトン」など高級ホテルへ1泊10,000円前後で贅沢することも可能!

 

Expediaで検索すると1泊300円前後の宿を発見w

 

タイ料理・チェーン店の飲食費相場

タイで大好きな料理「カオマンガイ」。150円〜300円前後

  1. 屋台や地元民向けの店:150円〜
  2. フードコートで地元料理:200円〜500円
  3. 日本人レストランで日本食:1,100円〜2,000円

 

食事面に関しても、ローカル屋台・タイ料理という条件付きなら1食150円前後でいただくことが可能。気温が暑く食欲が沸かないため、一皿食べれば十分です。

タイ料理はクオリティが高く、どの飲食店に行っても美味しくいただくことができるのもポイント!外国人が多いフードコートで食事をしても、500円以下に抑えられます。

ただ胃腸が弱い人がタイ料理を食べるとお腹を下しやすく、数日に一回は日本食を食べないと落ち着かないことも・・・。味も濃いので、連日食べるのは厳しいです。

 

日本食のつけ麺をいただく。料金は1,000円前後

 

バンコク周辺なら日本食をいただける店が大量にありますが、日本と同じ物価水準というわけにはいかず、1食〜1,500円程度と予算が膨れてしまいます。

現地の日本人駐在員すら毎日タイ料理を食べることはないそうですが、特に胃が弱い人は結果的に食費が高くついてしまうことも。

安すぎる屋台だと衛生面的な心配もあるので、特に胃が弱い人は極端な節約に走らず、多少お金をかけても安心・安全な料理を食べることをおすすめします。

 

有名寺院(ワットプラケオ等)やツアー等の観光費用

  1. 有名寺院への入場料:150円〜1,700円前後
  2. アユタヤ遺跡など有名郊外ツアー:4,000円〜

 

タイといえば、バンコクの「王宮・ワットプラケオ」などを中心にお寺めぐりが大人気!自分で回るなら、入場料として3,000円前後あれば十分足ります。

バンコク周辺には有名観光地が点在していますが、かつて王朝が存在した「アユタヤ遺跡巡り」など郊外ツアーへ参加する場合も、1万円もあればOK。

法外な入場料を請求される施設もありますが、主要観光地を回るだけなら少額で済みます。ただし、タイで有名な夜遊びをし始めると出費が一気に増えますw

 

現地交通費(電車・バイク・タクシー・バス)

  1. 市バス:0円〜300円前後
  2. MRT・BTSなど電車:50円〜150円前後
  3. 一般タクシー:300円〜1,500円前後
  4. バイクタクシー:100円〜1,000円前後

 

バンコク市内にはMRT・BTSと呼ばれる電車網が発達しており、主要観光地は全て電車で回れて非常に便利!料金も最大で150円前後と、激安で乗車できます。

空港⇔市内で便利なのが「市バス」で、電車が運行していないエリアでも激安で利用でき、無料バスも存在します。ただしタイ語オンリーなのでハードルは高め。

目的地まで急いでいる場合や、市内のちょっとした移動で便利なのが「タクシー・バイク」。ただやり取りが面倒臭く、ボラれることもあるのであまり使っていません。

 

SIMフリースマホの通信費

  1. 7日の通信無制限プラン:700円前後
  2. 30日のSIMプラン:1,500円前後

 

バンコクでは市内の様々な場所でフリーWifiが利用できますが、常に通信できるわけではなく、場所によって回線速度が遅いこともあるので現地SIMを契約しています。

4G/LTEが使えるプランなら速度が非常に早く、価格も安いので契約して損はありません。「通信無制限プラン」が特に優秀で、高速通信でいくらでも通信可能です。

空港のカウンターでSIMを契約できますが、不安なら日本で購入していくこともできますので、ぜひ用意していきましょう。

 

海外旅行保険:お得な無料クレジットカードを利用しよう!

 

万が一タイで事故や犯罪に遭ったときのために、「海外旅行保険」を用意しておくと安心。しかし、短期旅行でわざわざ有料保険を契約するのは気が引けます。

海外で病院にかかると高額な医療費を請求されるイメージがありますが、東南アジアなら「海外旅行付帯保険」付きのクレジットカードがあれば、まかなえることが多いです!

無料のカードでも結構手厚い保証がついているので、タイへの旅行であれば有料保険を契約する必要はない・・・と判断して何枚かのカードを持ち歩いています。

 

▼海外旅行でおすすめのクレジットカードは「【2018年版】海外旅行におすすめのクレジットカードまとめ!旅行付帯保険も強力なカードはこれ!」にまとめました。

【2022年版】海外旅行におすすめのクレジットカードまとめ!旅行付帯保険も強力なカードはこれ!

 

旅行地域別の予算一覧(バンコク・チェンマイ・パタヤ等)

バンコク周辺の首都・都市部

 

バンコクはローカル向け・富裕層向けの店が混在しているので、物価はピンキリ。節約するなら安宿&屋台を使えばいいし、贅沢するなら高級ショッピングモールへ行けばOK。

超ローカルなお店でない限りは簡単な英語が通じますし、お金を出せば日本語が通じる店を選ぶこともできます。

選択肢がいくらでもあるので、自分の予算に合わせてホテル・飲食店を選びましょう。なお当記事の基本的な物価はバンコクを基準に作成しています。

 

パタヤ・プーケットなどのリゾート地

 

パタヤ・プーケットなどリゾート地になると、物価が1.2倍〜2倍前後になります。飯はどこで食べても500円前後、ホテルも個室だと最低3,000円前後が普通です。

訪問客は外国人がほとんどなので価格が吊り上がっており、リゾート地で節約するのは難しいです。下手に節約するなら、多少豪遊する気分がいたほうがいいかと。

ただこのような場所でも抜け道はあり、共同ドミトリーの宿ならパタヤ・プーケットともに500円前後で宿泊できますし、屋台で激安飯をいただくことも可能。

 

チェンマイなど中規模都市・田舎

 

チェンマイなど中規模都市・田舎まで離れると、バンコクと比べて物価が2/3〜1/2まで下がります。貧乏旅をするバッカパッカーも多く集まっていますね。

個室のシングルは1泊1,000円前後から、食事も節約するなら1食200円前後でいただけます。もちろん、外資系のチェーン店だと日本と変わらない料金になります。

長期旅行をする旅人や海外から移住してくる人も多く、気候も過ごしやすいので長期滞在&節約に非常におすすめの場所です。

 

おわりに:タイ旅行の予算はこれだけあればOK!

項目 金額
交通費 40,000円
宿泊費  60,000円
食事・カフェ代 30,000円
観光費用 10,000円
通信費 1,500円
その他 1,000円
合計 142,500円

 

というわけで、以上「タイ旅行に必要な費用・予算の一覧を航空券・ホテル代・食費・観光費」など、項目ごとに全て解説してみました!

上記の表は、2018年6月から1ヶ月ほどタイへ滞在したときの出費をザックリまとめたものです。航空券も含めて1ヶ月14万円、1日4,600円前後に収まりました。

今回はあくまで「移住先としての良さを検討する」目的だったので、積極的に観光することはなかったものの、あまり節約を意識せず過ごしてこの程度の出費となりました。

 

タイへ月5万円で滞在している・・・という猛者もいるようですし、まだ日本人にとってフロンティアです。節約目的でも、豪遊目的でも、ぜひタイへ訪れることをおすすめします!