徒歩で日本一周ってできるの?必要な装備とノウハウについて。

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「日本一周したい!」という人のなかには、徒歩で日本中を歩きたいという変な人もいます。

海側を通っていくと約12000kmもの距離があると言われているし、生活に必要なもの全てをバックパックにまとめると20kg超にもなります。期間だけでも2〜3年は必要だし、達成した人に対して純粋にすげー!と思います。

実際に自分も徒歩で1200km歩いた経験があるんですが(四国歩き遍路)、それだけでも大変でした。日本一周だとその10倍も距離があるわけですから、思わず気が遠くなります。

今回は、そんな「徒歩での日本一周」に関するノウハウや必要な道具について考察していきます!

 

徒歩日本一周について

なんでわざわざ歩いて日本一周するの?

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日本一周をする人は1年に200〜500人程度いると考えられますが、ほとんどの人が車、バイク、人力で移動するにしても自転車で旅をしています。

車やバイクだと長くても2ヶ月もあれば十分回り切ることが出来るし、自転車でも標準的なスピードで走っていれば半年で終えることできます。長くても1年です。

一方、徒歩で日本一周する場合は最低でも2〜3年必要だと思われます。それだけの期間休めるという人も少ないと思うし、逆に長期間休めるなら海外へ行くでしょうね。

 

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僕も自転車で日本一周していたので、実際に徒歩で旅をしている人に何人か出会いました。

徒歩で3年かけて日本一周している友人に話を聞いたら、「思いつきだよ」って言ってました。思いつきで徒歩で日本一周するのか。(笑)

日本一周している人のなかには「あらためて日本を知りたいと思った」という人も多いんですが、徒歩は移動速度が遅い分一番適していると思います。あとは必要な資金や休暇を得られるかどうか、ですね。

 

徒歩で日本一周する最大のメリット

 

「徒歩は移動速度が遅い」と言いましたが、歩いて日本一周するメリットはそこにあります。もちろん、見方を変えればデメリットにもなります。

移動速度が遅ければ遅い分、各地域の情報量が増大していくんです!単純に目につくものが多くなりますからね。

車だと、各信号や看板、寄ったお店ぐらいしか記憶に残りません。自転車だと道路の形状や勾配、建物ぐらいだったら覚えることが出来ます。一方徒歩の場合、道路上にある石ころや草むらにいる虫まで視界に入ってきます。

 

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つまり、同じ距離を歩いていても圧倒的に情報量が多くなるんです。それは、「日本を旅して理解を深める」という点と直結してきます。

僕も1200kmの距離を徒歩で旅したと言いましたが、歩いてやっと「日本の田舎の景色ってほとんど変わらないな」と実際に見て理解出来たんですよね。

自転車だと次々に街の景色が変わっていくので、そこまで頭に入らなかったんです。もちろん地域によって特色は変わりますが、森林地帯が多くて起伏が激しい、という点は変わりません。

 

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ただ、北関東と四国の家庭事情の違いは見ていて面白かったですね。当たり前ですが、同じ山間部でも長野周辺はどの家庭でも薪とプロパンガスを置いているけれど、四国にはそれが全くないんですよね。

実際に見比べると、暮らしの違いがありありとわかって良かったです。長野では2ヶ月間も人の家に居候しているからわかりましたが、自転車ではあまり目に入ってきませんでした。

四国で歩いて旅をしていたからこそ、そこまで視点が向いたんだと思います。自転車だとそんなことを考える前に通りすぎてしまいますから。

 

徒歩日本一周に必要な装備について

続いて、徒歩日本一周に必要な装備について考えていきます。

歩いて2〜3年も旅するとなると、生活に必要な最低限の道具全てをバックパックに詰めることになるので相当大きなバックパックが必要になります。目安としては60リットル〜80リットルぐらいですね。

また合計で12000kmもの距離を自分の足で歩くことになるので、シューズも超重要な装備になってきます。いずれも絶対に妥協してはいけないので、予算をかけて購入されることをオススメします。

 

バックパック

 

GREGORYの最高峰バックパック、バルトロの65リットルタイプです。

個々人の体型やフィールドの状況に合わせてショルダーハーネスやヒップベルトの角度が自動調整されるシステムが搭載されています。

65リットルというと徒歩日本一周旅の中では小さめなので、ある程度パッキングに工夫する必要があります。ただし道具を無駄に持ち歩かなければ、この容量でも旅出来ます。

このバックパックは最高峰クラスなので4万円以上するんですが、2〜3年もの期間歩いて旅をするなら投資しておくべきです。それだけ旅をしていれば途中で間違いなく破損しますが、高級バックパックなら破損の回数を抑えられるし、保証を得られる機会も増えます。

注意点

2〜3年もの期間バックパックを毎日担いで移動することになるので、「フィット感」が一番重要になります。必ずアウトドアショップ等で実際に担いでみて、店員さんの指示に従いながら購入されることをオススメします。

 

靴・シューズ

 

徒歩で日本一周するというと、「登山靴を装備したほうがいいのではないか」と想像される方も多いと思います。

しかし実際には99%アスファルトの上を歩くわけで、普通の登山靴だと確実にオーバースペックだし足を痛めます。ハイカットだと特に、です。途中で登山をするならいざ知らず、アスファルト上を歩くなら避けるべきです。

では何が良いかと言うと、いわゆる「ウォーキングシューズ」と呼ばれる道路上を歩くのに適したタイプがおすすめです。今回紹介したミズノのシューズはその中でも優れたモデルなので、ぜひ試してみるといいでしょう。

歩き遍路に最適な「靴・シューズ」の選び方とおすすめ製品について【運動靴・登山靴】

2016.07.14

 

その他の道具

バックパックやシューズ以外の道具に関しては、自転車日本一周に必要な道具と変わらないので、ぜひ下記の記事を参考にしてもらえればと思います。

【保存版】自転車日本一周旅行に必要な装備・持ち物チェックリスト(完全版)

2016.04.27

野宿道具や自炊道具に関しては同じもので構いませんが、予算のある限り軽量化を考えるべきです。

例えばテントや寝袋や最高クラスのmont-bellやアライ製のものを買えば、テントなら1.2kg、寝袋もオールシーズンタイプで500g程度まで落とすことが出来ます。

一方で、安物を選択すると同じ季節に対応するものでもテントで3kg、寝袋で1kg程度まで増えてしまいます。徒歩での旅において、数kgの増量は致命的です。良く考えて購入しましょう。

 

参考サイト(徒歩日本一周ブログ)

最後に、徒歩日本一周をする際に参考になるブログを紹介しておきます。パッキングや道具の紹介記事など、非常に参考になる情報ばかりです。

下記2つとも徒歩日本一周を経験された方のブログで、さるぼぼさんとコバさんは現在進行形で旅をされています。(2016年7月現在)

ちなみに今回の記事で「徒歩日本一周している方に聞きましたが〜」という記述は、全てさるぼぼさんから聞き出したものです。(笑)元気にしているかなぁ〜。

 

 

おわりに

というわけで、以上徒歩での日本一周に関する情報をお届けしました。

歩いて旅をするのは、思った以上に大変ですが思った以上に楽しいものです。とてもじゃないけど12000km全てを歩き通すなんて僕には想像できませんが、いつもとは全く違って景色を見ることができます。

もし12000km歩き通すことに不安があれば、まずは全行程1200kmの四国歩き遍路に挑戦してみることをオススメします。

こちらは登山や未舗装を歩く機会が増えるので、別の意味で過酷ですが最初のチャレンジとしては最適だと思います。実際に自分でも挑戦しましたからね。

 

それでは!

 

四国歩き遍路に関する情報

【保存版】四国歩き遍路旅(野宿)に必要な装備・持ち物チェックリスト(完全版)

2016.07.17

【保存版】59日間におよぶ四国歩き遍路に使った総費用・予算をまとめてみました!

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