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青春18きっぷ旅を最大限楽しむノウハウと、気をつけるべきことをまとめる。

 

先日、人生で初めて青春18きっぷを購入して兵庫県から長野県まで移動しました!その後、夏休み期間を利用して九州一周旅行にも出発。

この旅は、ローカル電車を利用するためとにかく移動に時間がかかります。特に田舎では1日に4本程度しかダイヤがない路線もあり、計画性がないとその日中に宿にたどり着けない!なんてトラブルに遭う可能性も。

基本的に計画性がない人間には大変厳しい旅となるんですが、行き当たりばったりでなんだかんだトラブルを乗り切ることができました。

ここでは、実際に長距離の青春18きっぷ旅行を通して複数のトラブルに遭遇して対処してきた経験を生かして、この旅を最大限楽しむためのノウハウをまとめてみることにしました。

 

青春18きっぷ旅行の準備

チケットの購入方法・道具の揃え方について

 

青春18きっぷで重要な「チケット」の手に入れ方・格安で購入する方法・旅行で必要な道具については、全て下記で解説しているのでよければ参考にしてください!

 

 

いずれも実体験を元に解説しているので、かなり参考にしてもらえると思います。

青春18きっぷを利用した旅行の様子はこちら。

 

 

青春18きっぷ旅行:出発前の準備編

計画段階で列車の距離・時間・乗り継ぎ計画を立てておく

 

結論から言うと、青春18きっぷはかなり緻密なスケジュール管理が求められる旅なので、それこそ列車の旅を満喫しようと思うとかなりの計画性が求められます。

例えばバックパッカーなどの徒歩が中心の旅だと、公共交通機関も利用しますが基本的には各都市で柔軟に移動手段を替えながら旅をします。なので、多少スケジュールに遅延があっても問題ありません。

一方、青春18きっぷは大半の移動を運行時間が決まっている列車で行うため、長距離移動が中心になるとどうしても時間通りに動かざるを得ません。遅延が発生した瞬間に計画が崩壊するんですよ。

 

そのため、旅に出発する前にある程度乗車する路線の特徴、乗り継ぎの方法・時間を情報収集しておき計画する必要があります。

例えば、先日行った九州一周旅行では普通列車が1日に4本程度しか通らず、しかも日中は全く走っていないという難関区間があることに後々気づいて特急列車(有料)を利用することになりました。

ガチガチのスケジュールだと確実に乗り継ぎミスなどが発生するので、それらも考慮しつつスムーズに目的地にたどり着くよう計画する必要があります。突き詰めると、かなり難しいです。

 

乗り継ぎスケジュールなどのチェックは『ジョルダン 青春18きっぷ検索』などのWEBサービス、旅の計画については『青春18きっぷで行こう』などの書籍を事前にチェックしておくと参考になります。

 

3日に1回は休息日を設ける

青春18きっぷを利用する以上、節約中心の旅になると思いますが、途中で確実に体力が落ちていくので無理ないスケジュールを立てておくと安心です。

途中で温泉や洗濯なども必要なので、3日に1回は休憩日を設けることをおすすめします。

「睡眠時間が短くても、乗車中に寝ればいいじゃん!」という考え方もありますが、実際にやってみると無理なことがわかるのでおすすめしませんw

都市で観光をする予定なら、3時間〜5時間程度余裕を持っておくと安心です。現地での移動など思った以上に時間がかかるし、焦って回る観光ほど楽しくないものはありません。

 

青春18きっぷ旅行:当日乗車時のノウハウ

始発駅から乗車して必ず座席を確保する

 

青春18きっぷ関係の本やブログでも散々述べられていることですが、この旅は長時間乗車し続けるのが前提になってくるので、人口が多いエリアだと長時間座席に座れないことがあります。

時間に余裕があれば、一度列車の始発駅(運行を開始する駅)へと進んで、確実に座席を確保してから目的地へと出発するのも一つの手です。

九州地方などある程度田舎だと、各県の主要駅周辺では座席を確保できなくとも30分も走ると続々と下車していくので問題ないのですが、関東・関西地方の一部だと2時間近く確保できないことがあります。

 

 

席を確保する際、快速電車等など進行方向に対して正面向きの2人掛けの席(クロスシート)が多いですが、長時間乗車し続ける場合は必ず窓側の席を確保しましょう!

窓側の席だと乗客が乗り降りするたびに気を使わなくて済みますし、車窓の枠にドリンクなどを置いておくこともできます。車窓の景色も楽しめるので、何かとお得です。

 

列車のトイレの位置を事前に把握しておく

 

始発駅で窓側の席を確保するともに、重要なのが「列車のトイレの位置を把握しておくこと」。

大抵長距離運行の列車には、車両の前後か中心辺りにトイレが備え付けられています。最初は大丈夫でも、冷房が効きすぎているなどの原因でお腹を壊すと大変なことに・・・。

それでなくても、長時間乗車し続けると確実に便意を催す瞬間が来るためトイレの場所を把握しておくだけで安心できます。自信がなければ、トイレ周辺の座席を意図的に取るようにするのもあり。

田舎だと乗り継ぎに数時間かかることもありますが、都市部だと数分刻みのスケジュールになることも多いので、必ず駅のトイレに行けるとも限らず利用が多くなるので、必ず乗車する前に把握しておくこと!

駅員さんに聞いてもいいですが、毎回やっていると非常に面倒です。列車のアナウンスや車両案内板などでも簡単に確認できるため、出発する前にチェックしておきましょう。

 

フェリー・高速バス・飛行機・路面電車などの移動手段を積極的に使う

 

青春18きっぷ旅行では、何も電車以外の移動手段を使ってはいけないわけではなく、むしろフェリー・高速バス・飛行機・路面電車などの交通機関を積極的に利用することで、最大限効果を発揮することができます。

例えば東京・大阪方面から北海道・九州を旅行する場合、現地へ移動までに切符を1〜3枚消費してしまい、莫大な時間も必要になります。この部分をバスやフェリーに置き換えることで、素早く割安に移動できます。

現地でもJR沿線の電車を無理に使う必要はなく、例えば具体的な行き先が決まっていればバス・路面電車のほうがアクセスしやすかったりします。料金も大したことありません。

 

 

他にも、現地でアクティビティを楽しむ用として「シェアカー」の利用もおすすめ!事前に申し込みする必要がありますが、一度登録すればネットからサクッと予約ができます。

特にお得なのが夜間の利用で、会社・利用する車種によりますが、自身が利用しているタイムズカープラスでは夜18時〜翌朝9時のプランで軽自動車だと3,500円〜4,000円程度で利用できます。

考えようによっては、体力が必要ですが現地をドライブ&車中泊に利用でき、ホテル代金を浮かせつつ現地でアクティビティを楽しむことができます!

 

どうしても青春18きっぷ旅行は行動範囲がJR沿線周辺に限られてしまうため、浮いた交通費をこのような移動手段に利用することで旅をもっと楽しむことができますよ。

 

乗車中の暇つぶし道具を多めに用意する

 

青春18きっぷ旅行は、大半の時間を車内で過ごすことになります。特に始発から夜間まで大移動する場合だと、12時間以上車内で過ごすなんてこともザラにあります。要するに暇ですw

乗り続けていると、疲労が溜まって寝てばかり・・・ということもあるけれど、仮に満足行くまで寝たとしても依然として暇な状況には変わりません。暇つぶし道具を揃えることで、一気に時間の有効活用ができるようになります!

自分の場合は青春18きっぷ旅行の様子をブログに残したかったので、乗客が少ないタイミングを見計らってPCを出してひたすらブログ更新をしていました。車内でも意外に捗りました。

 

どうしても人が多くて周囲に気を使わなくてはいけない場合は、タブレットで旅先の情報収集や旅行雑誌をチェックしていました。

現地に到着するまで腐るほど時間はあるわけで、なんなら観光地の情報収集は車内で行っても全く構わないぐらい。大画面のタブレットなら大きな旅行雑誌もチェックできるのでおすすめ。

容量が多いモデルなら、事前に映画をダウンロードしておいて車内で一気に視聴する方法もありです。最近ではタブレットの価格が大きく下落しており、「Kindle Fire」という端末だと8千円前後で購入可能。

 

[aside type=”normal”]最近は旅行雑誌が月額支払いで読み放題になるサービスも増えていて、自身も利用している「Kindle unlimited」だと月額980円で各種電子書籍が読み放題で利用できます。今なら、登録すると最初の30日間が読み放題になる特別サービスも付いているみたいなので、ぜひチェックしてみてください。(気に入らなければ途中解約できます。)[/aside]

 

青春18きっぷ旅行:トラブルの対処方法

事前にホテルを予約できなかった場合、積極的にネカフェを活用

 

旅行の宿泊先については常に悩みの種ですが、一般的なビジネスホテルだと最低でも当日の夕方辺りには予約が必要になります。(場所によってはぶっつけ本番で可能なところも)

あらかじめその日の目的地が決まっていれば行き先の目星をつけて予約をすることが可能ですが、どこまで行けるかわからないような状況だと躊躇してしまいます。

現地へ到着したはいいものの、時刻は23時前後。ホテルの予約はしておらず、どこで過ごしていいかわからない。たまにこのような状況に陥りますが、万が一の場合「ネットカフェ」を利用することをおすすめします!

 

基本的に24時間営業していて、繁華街の金土日以外はいつでも空いていることが多いし、千円〜二千円程度とリーズナブルな価格で一晩しのぐことができて、ジュース飲み放題のサービスも付いています。

店舗ごとに設備が異なり、有料でシャワー・洗濯機を利用できる場所も。もちろん空いてさえいれば横になれる「フラットシート」も利用できるので、最低限の睡眠は確保できます。

よほどの僻地でなければ、大抵の都市に一つはあるのでGoogleMap等で”ネットカフェ”と検索してみてください。

 

 

ネットカフェの他に、都市部の駅周辺にある「カプセルホテル」も当日利用できることが多いです。宿泊料金は3千円前後とやや高価ですが、簡易個室やベッド、共同風呂などもセットで利用できます。

付帯サービスを利用するなら結果的に安上がりなことも多く、こちらのほうが圧倒的に快適なのでぜひ探してみましょう。

 

夏場は特に汗をかくので、臭い対策をする

▲衣服も臭かったが、サンダルに臭いが染み付いて大変だった・・・。

 

これは夏場限定の話になりますが、列車での移動であっても観光地などを歩いて回ると、思った以上に汗をかいてしまいます。

一度汗をかいた状態で座席に座り続けていると、蒸れてしまい強烈な臭いを発することも・・・。タイトなスケジュールで移動していると洗濯する余裕すらないこともあって、悲惨な状態になります。

安宿だと洗濯機がないこともあり、風呂場が共同だと洗面所で洗濯するわけにもいきません。ビジネスホテル宿泊なら大抵問題にならないのですが、節約旅だと臭い衣服が溜まっていきます。

 

列車は至近距離で他人と過ごすことになりわけで、そのうちの一人だけでも臭いが酷いと悲惨な状態になります。日頃から体臭が気にならない人でも、汗をかいたまま放っておくと汚臭化します。

青春18きっぷ旅行の場合、いつもよりやや多めに着替えを持っていくか、もしくは頻繁に洗濯できるようスケジュールに余裕を持って行動すること!

臭いを抑えるような道具を持っていくのも重要です。汗拭きシートやスプレーを持っておくだけでも多少マシになるので、事前に用意するか途中のドラッグストア等で購入しておきましょう。

 

 

 

最後に:青春18きっぷで節約は可能?

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というわけで、以上「青春18きっぷ旅行を最大限楽しむためのノウハウ」について、自身の実体験を元に解説してみました!全て自分が困った事例を上げているので、かなり参考にしていただけるはず。

最後に、青春18きっぷ旅行特有の「節約方法」について少し解説したいと思います。もし本格的に節約しながら旅をするなら、初日のお弁当・飲み物だけでも持ち込むと、多少の余裕が出ます。

大抵の人は長期休暇の長い夏場に旅をする人が多いと思いますが、自販機で水分補給をするだけで相当なお金がかかります。かといって、スーパーで2L程度の飲料を購入すると移動が大変に・・・。

 

そんな人におすすめしたいのが、いっそのこと水筒を持ち歩き、トイレなどの水道で水を確保するという方法!実際に自分も旅先でやってましたが、日本の水道水は綺麗なのでなんら問題ありません。

水道水を飲む・・・となるとさすがに底辺の旅になりますが、お金がないという理由で旅に出発しないよりはよほどマシです。

実際に自分も一時期実践していましたが、余ったお金を観光代などに回ることもできるので、お金のない学生さんにはぜひおすすめしたいです。やってみると意外に問題なかったりするので、ぜひ実践してみてください。

 

それでは!

 

 

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