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[画像40枚]伝説の世界遺産「アンコールワット遺跡」観光!【アクセス・所要時間・ツアー情報】

 

シェムリアップでは「プレアヴィヒア」「ベンメリア」など巨大遺跡の数々を巡ってきましたが、いよいよ伝説の世界遺産である「アンコールワット」へと訪れることに!

カンボジアを代表する遺跡であり、国旗・紙幣にも描かれるほど国のシンボルに。アンコールワット遺跡群として、周辺が全て世界遺産登録されるほど貴重な遺物となっています。

19世紀中ごろに突然学者に発見され、世間を揺るがせた「奇跡の世界遺産」を、実際にこの目で見てまいりました・・・!

  1. アンコールワットのツアー情報・アクセス方法
  2. アンコールワットを回る所要時間
  3. アンコールワット遺跡の費用・入場料
  4. 伝説の世界遺産めぐり!アンコールワットの巨大遺跡を観光

今回は、ゲストハウスのツアーを利用して「伝説の世界遺産・アンコールワット」へと足を運んできたので、アクセス・所要時間・探検記をお届けします!

 

アンコールワット遺跡のツアー情報・アクセス方法

名称 アンコールワット遺跡
住所 CV68+XQ シエムリアップ
営業時間 5:00〜17:30
入場料金 37$〜72$
アクセス シェムリアップ市街から片道30分

 

アンコールワット遺跡はシェムリアップ市街から5kmほど離れているため、徒歩でのアクセスは困難。トゥクトゥクを手配しての移動が基本となります。

多くのツアーはパッケージ化されており、交渉次第でアンコールワットなど周辺の有名遺跡群も一緒に回ってくれます。料金は15$〜30$程度が一般的。

ガイドの手配が必要なければ、「日本人宿」を利用してのツアー予約が最もおすすめ。同行者を募って費用を抑えることも可能です。

[aside type=”normal”]アンコールワットでは音声ガイドも利用できますが、日本語ガイドの手配が必要な場合はゲストハウスで予約できないため、ネットから申し込みしましょう。[/aside]

 

アンコールワット遺跡を回る所要時間:約3時間程度

アンコールワット遺跡の敷地はそれほど大きくないものの、周辺の回路やレリーフを細かく見ていくと、最低でも3時間程度は時間を取っておいたほうがいいでしょう。

朝日・夕日観光も含めるなら、+2時間程度の余裕を取る必要があります。なにせ伝説の世界遺産であり、見るべきものがたくさんあるので余裕を持って行動しましょう。

1日でアンコールワット・トム・周辺の小さい遺跡を回る「小回りツアー」が最も人気であり、定番どころを全て1日で回れるのでおすすめです。

 

▼小回り・大回りコースを1日で強行した体験談は「[画像100枚]アンコールワット&トム遺跡群をトゥクトゥクを利用して1日で回った旅行記【小回り&大回り】」にまとめています。

[画像100枚]アンコールワット&トム遺跡群をトゥクトゥクを利用して1日で回った旅行記【小回り&大回り】

 

アンコールワット遺跡の費用・入場料:滞在日数で異なる

有効日数 料金 概要
1日券 37ドル 購入した当日のみ使用可
3日券 62ドル 1週間のうち任意の入場日を選択
7日券 72ドル 購入して1週間有効

アンコールワット・トム入場券の料金表(2018.9現在)

 

アンコールワット遺跡の入場料は上記のようになっており、「共通券」なので周辺のアンコール遺跡群への入場でも使用することができます。

有効日数ごとにチケットが分かれていて、1日で一気に回る!という場合には1日券。長期滞在してじっくり回りたい!という場合はお買い得な7日券を購入しましょう。

3日券は料金だけを考えると割高感がありますが、3日間のうち任意の入場日を設定でき、シェムリアップへの滞在日数を考えるとちょうど良かったですね。

 

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アンコール遺跡共通券で入場できる遺跡
  • アンコール・ワット
  • アンコール・トム
  • 小回りコース(プノン・バケン、パクセイ・チャムクロン、トマノン、チャウ・サイ・デポーダ、タ・ケウ、タ・プローム、バンテアン・クデイ、プラサット・バッチュム)
  • 大回りコース(プリア・カン、ニャック・ポアン、クロル・コー、タ・ソム、東メボン、プレ・ループ、スラ・スラン)
  • シェムリアップ周辺の遺跡群(西メボン・アック・ヨム・プノン・クロム・ワット・アトヴィア)
  • ロリュオス遺跡群
  • バンテアン・スレイ
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アンコール遺跡共通券で入場不可の遺跡
  • プノン・クーレン(20ドル)
  • クバール・スピアン(10ドル)
  • ベンメリア(5ドル)
  • 大プリアカン(5ドル)
  • コーケー遺跡(10ドル)
  • プレアヴィヒア(10ドル)
  • バンテアイ・チュマール(5ドル)
  • サンボー・プレイ・クック(10ドル)
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伝説の世界遺産めぐり!アンコールワットの巨大遺跡を観光

チケットセンターでアンコール遺跡共通券を購入

 

朝6時にゲストハウスへ集合し、トゥクトゥクの運転手・乗り合いメンバーが揃ったところで、アンコールワット・トム周遊ツアーをスタート!

まずアンコール遺跡共通券を購入する必要があるため、「チケットセンター」へと向かいます。アンコールワットとは別の場所にあるため、要注意です。

 

 

ゲストハウスから約15分ほど走行し、最近新設されたらしいチケットセンターへ到着。複数の遺跡を見て回りたいため、3日券(62ドル)を購入しました。

 

アンコールワット探訪記 | 西参道入り口〜西塔門

 

朝から出発したアンコールワットツアーですが、遺跡の方向の関係で午後から訪れると順光で撮影できるため、14時頃に到着しました。

早速、入り口である西参道を進んで内部へと向かいましょう!すでに迫力がすごい・・・。

 

 

2018.9現在、正面の西参道は工事中であり、代わりに浮き桟橋が作られていました。情報誌等を見ていると、2020年には完成予定らしいです。

 

 

浮き桟橋から、正面にある西塔門を撮影。もう少し手前にいたときは5本の尖塔を見ることができたのですが、意図的に隠して壮大さを演出しているそうな。ほえー。

 

 

周辺を散策しつつ、早速西塔門をくぐって参道へと向かいましょう。ドキドキしますね。

 

 

・・・の前に!アンコールワットといえば、回路の壁面に描かれた「レリーフ・デバダー(女神)」が非常に有名。マイナーですが、周壁の内部を歩いてみることに。

 

 

あまり人が訪れないような周壁にも、細かいレリーフは描かれていますね。これはすごい。

 

 

周壁の外側を歩いていると、観光客がほとんどいない場所で特徴的なデバダーを発見しました!

「ウォーリーを探せ」じゃないですけど、広大な知識からお気に入りのレリーフ・デバダーを探し出す・・・っていう楽しみも味わえますねぇ。

 

アンコールワット探訪記 | 参道〜第一回路

 

おまたせしました!それでは、アンコールワットの長い参道を歩いて核心部へと入っていきます。まずは正面の塔門を潜り、第一回路を目指してレッツゴー!

参道を見ればわかるけど、想像以上に距離が長いです。周囲には芝生が広がっており、くつろぐ人たちや遊びまわる子どもがたくさんいました。雰囲気は抜群。

 

 

長い参道の途中で芝生エリアにそれて、池の背後にアンコールワットを配置すると「鏡面で反射した2つのアンコールワット」を撮影することができます。グッド。

 

 

アンコールワットを代表する、中央祠堂を擁する5本の尖塔の目の前まで迫ってきました!視覚効果なのかわからないけど、目の前まで迫ると意外と小さく見える。

 

 

後ろを振りかえって、西塔門を眺めるとこんな感じ。それでは早速第一回路に入り、レリーフを見ていきましょう。

 

第一回路西面(南側):インドの大叙事詩「マハーバーラタ」のクライマックスシーン

 

アンコールワット第一回路の壁面には有名な伝説・叙事詩を扱ったレリーフが描かれており、さすが世界遺産に指定されるだけあって壮大なつくりになっています。

歴史の知識はほとんどないけど、せっかくなので解説書の「地球の歩き方」を見ながら眺めていきましょう。

 

第一回路南面(西側):スールヤヴァルマン二世

 

第一回路南面(東側):天国と地獄

 

第一回路東面:乳海攪拌

 

第一回路北面:ヴァシヌ神と阿修羅の戦い

 

第一回路南面:インドの大叙事詩「ラーマーヤナ」

 

 

第一回路を進むと、かつて沐浴場として利用されていた十字回路が現れます。王国の繁栄には欠かせない、高い灌漑技術を象徴する場所として作られたそうな。

 

 

十字回路で発見した、特徴的なデバダー。顔・胸の部分がテカテカしている理由は諸説あるそうですが、一番有力なのは「触られまくったから」らしい^^;

 

 

十字架色には、合計で4つ程度の仏像が配置されていて、地元の方がお祈りをされていました。いいねー。

 

アンコールワット探訪記 | 第二回路

 

第一回路の十字回路・壁面のレリーフと一通り見たので、階段を登って第二回路へ!目の前で、アンコールワットの象徴である5つの尖塔を眺められます。

こちらは第一回路と比べて有名レリーフ等は一切存在しませんが、通路に面白い仏像が並べられていたので見ていきましょう。

 

 

第二回路の通路。第一回路の通路ですらガイドを伴った数グループの人たちしかいませんでしたが、第二回路では一人としてじっくり観察している人がいないので、穴場かも。

 

 

首がポッキリと折れてしまった、仏像とナーガ像。テカテカしている最大の原因は、昔から色々な人に触られまくった’ところにあるのでしょうw

 

 

第二回路の広場。目の前に階段がありますが、こちらを通り、かつて王様が宇宙と交信していた・・・なんて言われる神聖な「第三回路」へと向かうことができます。

遺跡の保存状態を守るためか、100人の入場制限がかけられているため、タイミングによっては15分〜30分ほど並ぶ必要があるかもしれません。

今回はあまり人が多くなかったので、5分程度待ち、いざ第三回路へ進みます!

 

 

第三回路は周辺で最も高い作りとなっているため、階段も急勾配。落ちないように手すりにしがみつきつつ、登っていきます。

 

アンコールワット探訪記 | 第三回路・中央祠堂

 

ついに、神の間である「第三回路」へキター!正面にあるのが、中央祠堂です。もちろん中に入ることはできません。

 

 

第三回路の周囲は、第一・第二回路と同じく狭い通路になってました。

 

 

第三回路で発見した、個人的にお気に入りのデバダー。

 

 

そして!第三回路・・・といったらやはり、展望台から眺められる参道の景色が有名ですね!これまで歩いてきた、長〜い参道がバッチリ見えます。

正面にある丸っこいのは「気球」で、少し離れた位置から観察・写真撮影できるツアーがあるらしいです。興味のある方はぜひ。

これで、アンコールワットの全ての回路を回りきることができました!レリーフ・デバダーもじっくり見て回って、やはり3時間程度はかかりましたねー。

 

 

第一・第二・第三回路と歩いてきた道を戻って、帰ります。

 

アンコールワット探訪記 | 番外編

 

「どうせなら、アンコールワットで見て回れるところは全部見ていこう」と第一回路の途中で敷地内へと降り、グルっと回ってみました。

確かに面白いのは面白いけど、前日の雨で芝生がぬかるんでいるし、あえて見て回る必要はなかったかな・・・。

 

おわりに

アンコールワット夕日待ち。子どもたちと楽器演奏。

 

というわけで、今回は「伝説の世界遺産・アンコールワット」をじっくりと回ってきたので、旅行記としてまとめてみました!

「シェムリアップに来たなら、定番の観光地」ということで観光してみましたが、噂に違いはなく、想像以上に神秘的で素晴らしい体験を得ることができました。

入場料・ツアー代と合わせるとそれなりの金額になってしまいますが、伝説の遺跡・・・ということで見て回る価値はありますね。周辺の遺跡と合わせてどうぞ!