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初心者はなぜブログで稼げないのか?収入が増えない5つの原因と解決方法

 

最近、SNSを中心に「ブログで月100万円稼げた!」という人が増えているためか、アフィリエイトで広告収入を得ようとしている人が一気に増加していますね。

ネット広告市場は年々増大しているし、ブログで稼げる人が増えているのは間違いありません。しかし!「片手間で稼げる」などと生半可な気持ちだと、確実に失敗します。

特に全くの初心者だと、ブログを開始する段階でつまづいてしまいがち。たいてい、稼げない人にはいくつかの共通点があるものです。

  1. 初心者がブログで稼げない理由5つ
  2. ブログで稼ぎたいならマーケティングを学ぼう

そこで今回は、専業ブロガーとして広告収入だけで生活している自身が「初心者がブログで稼げない原因」について実体験から紹介していきたいと思います!

 

①ジャンル選びを間違えている

 

「ブログ収入で月100万円稼ぎたい」と思っているのなら、最初のジャンル選びが超重要になります。なぜなら、ジャンルによって稼げる上限額が決まっているから。

広告費の割合が多いジャンルは最初から決まっており、このようなジャンルで上手く検索上位表示させれば、場合によっては月1,000万円以上稼げることも・・・!

一方で趣味ジャンルの場合、仮に需要が多くとも広告単価が低く、件数を重ねても月20万円程度にしかなりません。多く稼げたとしても、月50万円程度までです。

 

高単価の広告が配信されているジャンルほど競合も多くなり、莫大な資本を盾に企業も多く参入しているので、弱小の個人が参入して稼げるほど甘くはありません。

しかし趣味ジャンルは競合こそ少ないものの、まともな収入を得ようとすると上位に入らないと厳しいため、1位を目指せるコンテンツを作らないと稼げません。

競合が多くとも、単価の高いコンプレックス系のジャンル(美容・ダイエット等)ならニッチ需要を満たすだけで稼げるので、月100万円以上欲しいなら競合の多いジャンルへ参入しましょう。

 

なお月5万円程度なら、アフィリエイトプログラムが提供されている限りどんなジャンルでも稼げるので、試しに趣味ジャンルへ参入すると稼ぐ感覚を掴むことができますよ。

[aside type=”normal”]ジャンルによって得られる収入の上限は「市場規模×広告単価×自サイトの検索順位」によって変動します。「トッププレイヤーの収入を知りたい」とASPに問い合わせれば、該当ジャンルで得られる最大額をザックリ教えてくれることも。[/aside]

 

▼趣味ブログで稼ぐ方法は「趣味ブログで「月20万円以上の収入」を得るために必要な戦略とサイト運営方法」にて解説しています。

趣味ブログで「月20万円以上の収入」を得るために必要な戦略とサイト運営方法

 

②ターゲット設定・ペルソナを間違えている

 

参入するジャンルを決めたら、次に設定すべきは誰に向けて情報を発信するか?という「ターゲット・ペルソナ設定」。ここを間違えると、検討違いな内容になります。

完全初心者向けに情報発信をすべきか?基礎的な内容は知っている中級者向けに発信するか?で盛り込むべき情報が全然違ってくるし、ここを外すと絶対に稼げません。

例えば「転職」に関する記事を扱う場合、年齢・年収・配偶者の有無等で発信すべき情報が全く変わってきますよね。特に初心者は、ターゲット設定という概念自体が抜けがち。

 

ブログに限らず、インターネットで情報発信するときは徹底的にターゲット設定を詰めるべきですが、最初から知らない相手を想像して情報発信するのは難しいもの。

そこで!ブログ運営のメリットを活かし、過去の自分をターゲットに設定して「今の自分はこういう風に過去の問題を解決したよ」というコンテンツを扱うことをおすすめします。

過去の自分がターゲットなら、当時悩んでいたことや課題がありありと見えるし、すでに問題を解決している場合は説得力のある文章が書けますよね。

 

「過去の自分をターゲットにする」方法は読者と距離が違いブログだからできることだし、人生体験を積めば積むほど記事ネタも増える、という最強のサイクルに入れるのでおすすめです。

 

③記事数が全然足りない・試行回数を稼げていない

「ブログを書いているんですが、全然稼げません!」という人のブログを見ると、10記事や20記事程度しか書けていないことがしばしばあります。

記事を量産すれば稼げるわけではありませんが、記事を書いていくうちに「こうすれば稼げるのか!」と徐々に稼ぐためのスキルを得られるので、最低限の試行錯誤は必要。

最初は検討違いのクソ記事しか書けなくとも、100記事・200記事と書いているうちに少しでも価値の高い記事を書けるようになるし、まぐれで一気にアクセスが増えることも。

 

自身はこれまで1000記事超、文字数にして200万〜300万字は書いてきたと思いますが、最初に書いた記事は見るに堪えないほどクソ記事のオンパレードでした。

毎日クソ記事を量産していくうち、「なるほど、こういった記事なら読まれるのか」と何度も何度も試行錯誤を重ねたのち、広告収入だけで生活できるように。

最初は文章力が乏しくとも、記事を量産するうちにボキャブラリーも増えていきますし、得た結果を分析しながら改善することも可能になります。最初はとにかく記事を書きましょう。

 

④記事の質が低い・価値の薄い記事ばかり書いている

③とやや共通する内容ですが、どれだけ記事を書こうとも、中身のないクソ記事を量産している限りまとまったアクセスも収入も得られません。

特に最近はブログを始めるプレイヤーが増えているため、以前よりも結果を出すハードルが高くなっています。適当に作った記事では、収入を得られなくなりました。

「記事の質が低い・価値の薄い記事」といっても定義が曖昧なので、自分が考える「質が低い記事」の特徴を下記にまとめました。

質の低い記事の特徴
  1. 問題解決を期待するユーザーに対し、詳細な解決策を提示しない
  2. 長文でダラダラと無駄な文章を書いている
  3. 読者が記事を見たあと、すぐ行動できない内容
  4. 読者が文章を読みやすい工夫をしていない(見出し・文字装飾・図解の活用など)

要するに、「読者目線ではなく書き手目線で記事をダラダラ書き、明確な目的を持ってアクセスした読者に対し、解決策を提示しない記事」がクソ記事となります。

検索から訪れたユーザーは明確な「検索意図」を持っていることが多いので、競合を意識しながら「読者の課題解決ができる記事」が良記事といえますね。

Googleは常に「読者目線」で上位表示させる記事を判断しているので、質の高い記事を作るのが大変でも、作り込んだほうが結果的に収入を得られるようになります。

 

良質な記事を書くために必要ないくつかの手順
  1. 常に現場へ出向き、一次情報を発信する
  2. 読者の検索意図(ニーズ)を徹底的に分析する
  3. ニーズを確実に満たしつつ、期待を上回るコンテンツを作る
  4. 定期的に作った記事を見直し、必要なら書き直しを行う
[aside type=”normal”]「質の高い記事を作ったほうがいい」といっても方法が曖昧なので、自分が常に質の高い記事を作るために意識していることを上記にまとめました。[/aside]

 

⑤質の低いブログサービスを使用している

 

ブログを新しく始めるとき、記事を書くためにブログサービスを選びます。実は、サービスによってはどれだけ記事を書いても、収入が増えない可能性があるんです・・・!

特に検索経由でアクセス・収入を増やそうとしている場合、「検索上位に上がらない・全く見かけない」ものも多く存在するため、要注意です。

下手なブログサービスで始めてしまうと、今後どれだけ記事を書き続けても検索上位に表示されないなど、努力が無駄になってしまう可能性があります。

 

一般的よく使われている「はてなブログ」「ライブドアブログ」「Seesaaブログ」や、当ブログでも使用している「ワードプレス」であれば特に問題ありません。

ただ、「Yahooブログ」「楽天ブログ」など機能の少ないブログだと検索上位されにくかったり、上手くカスタマイズできず読者が離脱するキッカケを作ってしまうことも。

競合と比べてコンテンツの質が高くとも、サービスの違いで検索順位が抜かれてしまうのは不毛でしかないので、今のうちに乗り換えておくことをおすすめします。

[aside type=”warning”]無料ブログの大半が商用禁止、もしくは広告掲載に制限があるため、本格的にブログ運営を行うなら有料プランor有料ブログの導入を検討しましょう。[/aside]

 

▼アクセス・収入の増えやすいサービスは「【2018年版】ブログを始めるならココ!プロブロガーがおすすめサービスを徹底比較」にて解説しています。

【2022年版】人気のブログサービス徹底比較!無料・有料でおすすめのサイトを紹介します【3種類だけでOK】

 

おわりに:徹底的にマーケティングを学びましょう

 

というわけで、今回はこれまでのブログ運営経験から「ブログ初心者が稼げない5つの共通点と解決策」について詳しく紹介してみました。

これら5つの問題を解決すれば確実に稼げる!というわけではありませんが、少なくとも以前に比べてグッと結果が出やすくなるはず。

一つだけお伝えしておくと、ブログ・YouTubeなど読者との距離が近いメディアで結果を出すには「マーケティング視点」が超重要になります。

 

どのような読者が存在するか?ターゲットとすべき読者像は?読者のニーズは?など、徹底的にマーケティング視点で考えることができれば、結果を出すことができます。

このようなマーケティング思考や他媒体や他の仕事でも活かせますし、万が一ブログが潰れてしまった場合でも再起できるようになるので、覚えておいて損はありません。

基本的には試行錯誤で学ぶことができるんですが、本を読めば基礎的な知識について一気に学べるので、「ブログ運営で結果を出したい!」と思ったらぜひ読んでみましょう。

 

▼ブログ運営でおすすめの本は「【初心者必読】ブログ運営・アフィリエイトに超役立つおすすめ本7選!」にてまとめています。

【初心者必読】ブログ運営・アフィリエイトに超役立つおすすめ本7選!