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月間45万PV旅行ブロガーが教える、読まれる旅行記の書き方まとめ

 

どうも!旅行・アウトドアブログを運営して生計を立てているよねすけ(@yonesukez)です。

旅先での記録を日記として残しておくだけでなく、読者に取っても役立つ形にしたい!と思って、旅行系の記事を中心に執筆しています。

様々な記事を投稿していますが、おかげさまで月間45万PV(ページビュー)も閲覧いただいてます。

ここでは、これから旅行系ブログを運営してみたい人のために、「読者のためになる旅行記の書き方」を紹介してみたいと思います!

日記として自分だけで消化するブログも素敵だと思いますが、読者のニーズを考えて投稿することで影響力を伸ばすことができたり、収益も得ることができます。ぜひ、気になったら参考にしてみてください。

 

旅行記を書くにあたっての基本的な考え方

自分ベースではなく読者のニーズベースで書く

 

まず第一に、旅行系のブログを書いて読者を集めるためには、自分だけで満足するような”日記”ではなく「読者が求めるニーズ」をベースにして記事を執筆していく必要があります。

例えば、知らない個人の「今日は◯◯を食べました!」という投稿を見たところで、それを見てこちらには何のメリットもないですよね?芸能人でないかぎり、書き手個人に興味が湧く人はいません。

それより、「この場所には◯◯というお店があり、ここでは◯◯料理という珍味を食べることができる」とお店について具体的に書いていたほうが興味が湧くし、価値も生まれます。

 

旅行日記を書くことを否定したいわけではなく、読者を集めるためには日記だけでなく”読者の役になる”形で書いていく必要がある、ということです。

実際に執筆して行く際は、旅行記を閲覧する人の具体例をあげながら「旅先でどのような情報を欲しがるか?」「どんな悩みがあるのか?」「先回りしてどのような情報を載せたらよいか?」を考えながら書いていきます。

専門サイトを作る場合、設計段階で閲覧者の特性を徹底的にリサーチしますが、ブログの場合はもう少し気軽に「自分だったらどのような情報が欲しいか?」を実際に旅しながら考えて書いていくと成功しやすいです。

 

人間は基本的に自分で考えたくない(脳の負担を減らしたい)

旅行記を書くときに特に重要となる考え方として、「人間は基本的に自分で考えたくない(脳の負担を減らしたい)」という法則があります。

どの分野でも共通の話ですが、特に旅先では移動手段から飲食店、観光地、ホテルなど考えることが多すぎて「実際にどこを回っていいかわからない!」という人が数多くいます。

旅行雑誌で観光地を見ても、紹介の方法が微妙で自分には合わない!と拒絶する人も。個人ブログならでは切り口で観光地を面白おかしく紹介できれば、自分と同じ趣味の人は当然気になる!わけです。

 

今や特定の観光地についての情報はあらゆるサイト・ブログが掲載しているし、企業も莫大な資金を費やしてサイト運営しているので個人が勝つことは難しいです。

しかし旅行記については、訪れる観光地が個人によって異なるためユニーク化が可能です!特に裏スポットを上手く紹介できると、ファンがついてコアな読者を獲得することもできます。

普通の日記が役立つこともありますが、+αで訪れた場所の具体的な情報・住所・リンクなどを掲載する、必要な予算を書くなどニーズに応じた情報を混ぜることで閲覧数を伸ばすことができます。

 

旅行代理店になったつもりで旅のプランを提案する

 

自分がいつもやっているのは、「自分が旅行代理店になったつもりで旅のプランを紹介する」こと。直接商品を売るわけではないので、あくまで自分がやっている体で書くことが重要。

 

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例えば上記の記事では、「青春18きっぷを使って九州一周旅行を考えている人のため、主要観光地・趣味の観光地など訪れて面白かったスポットを紹介する」という考え方のもと執筆しています。

青春18きっぷそのものは有名ですし、リサーチする限り九州一周を考えている人は数多くいます。

ただ具体的にどのようなスポットを訪れていいか?を事前に調べるのが大変なため、個人の旅行記を参考にする人が多いんですよね。

 

日記的な記事は多くありましたが、読者のためになるような観光地紹介や具体的な費用まで公開しているサイトがほぼなかったので、記事を見ればすぐに旅へ出発できるよう18000字という長文でまとめてみました。

「人は基本的に自分で考えたくない」「個人の旅行記を見て行き先を決めてもらいたい」という法則を抑えておけば、自ずと紹介の仕方も決まってきます。

 

具体的な価値を生み出す旅行記の書き方

旅の費用・ルート・観光地まとめを積極的に書き出す

 

次は、「旅行記についての考え方はザックリわかったけど、具体的にどのように書いていけばいいの?」というステップについて解説していきます。

自分の場合、最初に旅にかかった費用・ルート・訪れた観光地のまとめを作ってしまいます。最初に重要な情報をチェックしてから読み始める・・・という理由もありますが、何より旅行記の価値はここにあるからです。

ユーザーからすれば、「なぜ自分がこの観光地を訪れたのか」という理由については興味がないんです。具体的に参考になる「予算・ルート・訪れた観光地」を真っ先に知りたい、と思っていることが多いです。

 

有名観光地は新しい施設が建設されない限り同じなので、自ずと大手サイトと紹介する観光地が被ります。ただの個人が「ディズニー」を解説する記事を作ったところで、多くの閲覧数を得ることは難しいのが現状。

ただ、各個人によって予算・ルート・訪れる観光地は変わるし、個人の旅行記を求めて情報を探す旅行者も多いため、これらをまとめることで読者にとっての「価値」になります。

特に旅先でかかった費用については、実際に旅をしている人でないとわかりません。昨今は記事を盗用して適当に紹介しているキュレーションメディアが多いので、これらを紹介できるだけで一つの強みになります。

 

旅先での気づきや注意すべき点について積極的にまとめる

長く旅行をしていると、遅かれ早かれ確実にトラブルに巻き込まれます。旅人としては極力避けたいですが、旅行ブロガーとしては独自の視点で記事を書けるので、「よっしゃきた!」と喜ぶべきです。(笑)

ありきたりなトラブルならともかく、絶対に旅行しないと遭遇しないようなトラブルもありますよね。これらの注意点を旅行記とともに先回りして読者に伝えることで、一種の差別化ができます。

このような旅先での気付きや注意すべき点については、積極的に記事に落とし込むべき!と思っています。読者にとっては非常にタメになるし、この点を盛り込むだけで閲覧数が伸びるケースもあります。

 

 

かなりマニアックなケースですが、以前自転車日本一周旅行をしていた際に自転車に取り付ける専用カバンの「ネジ」が外れるというトラブルが発生しました。

調べてみると同様の例が数件確認できたんですが、解決方法がネット上に一切落ちていませんでした。その時は他の旅人の助けで事なきを得たんですが、「あ!これは読者のためになるから、記事にまとめよう」と決意。

そもそも対象がニッチすぎて閲覧数も少ないですが、それでもたま〜にSNSでシェアされる程度には読んでいただいてます。これ以降、旅先でトラブルに遭遇した際は、真っ先に事例と解決方法をメモしています。(笑)

 

独自の視点で旅行記をまとめてみる

旅行の形は個人によって変わってくるため、散々他のサイト・ブログにまとめられている「沖縄旅行」などであっても出来がよければ多くの反応を得られる可能性があります。

特に、特定のジャンルの専門家なら専門知識を織り交ぜながら旅行記を書くと、独自性がアップして閲覧数が伸びる可能性も!

この場合は企画力が求められますが、例えば古墳に詳しい人は「九州地方の古墳の歴史と旅行記」についてまとめてみるのも面白いかと。

 

もし自分が同じ沖縄旅行を書くなら、ただ観光地をまとめるだけでなく自身の趣味である釣りを織り交ぜて「沖縄で釣れる魚とは?全ての魚種を釣って食べてみた」なんて記事を作ります。※適当ですw

一人一人で旅の予算・ルート・観光地が異なるのと同様に、記事を作る切り口・視点を変えるだけでも独自の記事を作ることができます!

最近は個人が大きく閲覧数を稼ぐことが難しくなってきていますが、旅行記に関しては工夫次第で大きく閲覧数を伸ばせる可能性を秘めています。可能性大!のジャンルです。

 

おわりに

というわけで、以上「月間45万PV旅行ブロガーが教える、読まれる旅行記の書き方まとめ」をザックリと紹介してみました。

商品紹介など、固有のものを取り上げる記事と違って旅行記は個々人によって形が違うし、対象を絞って独自の視点を織り込むことで強力に読者を呼び込むこともできます。まさに可能性が無限大!

あくまで閲覧数を得るための方法なので、記事をお金に変える「収益化」については別問題ですが、普段自分はこれらの方法に則って記事を書きそれなりの閲覧数を得ています。

 

ぜひ、これから旅行記を書きたいブロガーの方へ参考にしていただければ幸いです!

それでは。

 

旅行ブログを始める方法については、下記で詳しく解説しています♪

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