日本一周中・旅先での洗濯事情とノウハウ・便利グッズを徹底解説

 

日本一周しながら節約しようと考えたとき、一つの手段として「洗濯をコインランドリーではなくて手洗いで行う」という手段が思いつきます。

洗濯機を使うのが当たり前のご時世なので、一体どのような道具が必要なのか?どうやって汚れを落とせばいいのか?パッとわからない方が大半でしょうが、例えばバックパッカーなど海外の貧乏旅行では当たり前に行われていたりします。

今回は自転車日本一周の旅を1年間行ってきて、様々な工夫をしながら編み出した「手洗濯のノウハウと必要な道具」を全てまとめて公開したいと思います!

大半の人はコインランドリーを使用しているので、実際に参考になるのは貧乏学生ぐらいでしょうが、それでもかなり参考にしてもらえるはず。

 

 

旅先で手洗いするメリット・デメリット

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まず最初に、道具を紹介して行く際に手洗いのメリット・デメリットを紹介しておきます。

 

ハッキリ言って、手洗いでの洗濯はかなりの重労働になります。方法さえ覚えれば誰でもできるものの、効率よく行うのはかなり難しい。

特に洗濯物が溜まっている場合、汚れを落とす行程で凄まじく時間がかかります。また、「外で干して乾燥させなければならない」という都合上翌日が晴れの日しか実行できませんし、洗濯する場所も限られます。

公共の建物内のトイレで洗濯・・・という手段はちょっと考えにくく、野宿が前提の日本一周旅人は公園の外にある水道を使うしかありません。

 

一方、普段の生活で洗濯機を利用していると、手洗いする機会なんてそうそうないと思います。

僕は自転車日本一周の旅では可能な限り節約しながら旅をしていましたが、これは単純に手元がお金がないからではなくて、一度貧乏生活を体験してみたいと思っていたために様々な工夫をしてきました。

確かに手元のお金が10万円しかない状態で出発したので、長く続けるためには節約せざるを得ないのですが、アルバイトでもすれば簡単に50万円ぐらい稼げます。

 

この手洗い洗濯で最も重要なのは「単純に節約できる」ところだけではなくて、「旅を通して手洗い洗濯という苦行を体験できる」ことにあると思っています。

確かに毎回コインランドリーを使用しては莫大なお金がかかるし、手洗いに移行すれば大幅な節約が可能ですが、その程度の資金なら簡単に稼げるんです。

ぜひ、興味のある人は手洗いに挑戦してみてください。逆にただ節約したい一心で選ぶのなら、さっさと旅先で住み込みのアルバイトでもしたほうがよっぽど早く稼げるので、そちらを選んでどうぞ。(笑)

 

日本一周の洗濯に必要な道具とは?

 

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そもそも、旅先で手洗いに必要な洗濯道具っていったいどのようなものなのか?

一般的には「洗濯バサミ」「洗濯ひも」などが思いつきますが、何度も道具を使用しては捨て、再び購入・・・を繰り返し、やっと一つの完成形に近づきました!

それが、この道具たちです!

 

 

簡単な商品名と用途は下記の表にまとめてあります。

 

道具名 用途
保冷袋 中に水を貯めて浸け置き&洗濯に使用
防水袋 使用済みの衣服を収納
100均クリップ 超コンパクト&軽量の洗濯バサミ
ゴム紐 軽量&伸縮性の高い洗濯ひも、両端に固定用のS字フック
S字フック ゴム紐が使用できない場所で使用
小型ペットボトル 中に液体洗剤が入っている。軽量。
ボディソープ 液体洗剤の代用品。
ウォーターバック 洗濯用の水を持ち運ぶ際に使用。

 

 

これら全ての道具は、ダイソーで購入したトラベル用の防水袋にコンパクトに収容できます。

徒歩の日本一周だとこれだけでも多いなと感じてしまいますが、自転車日本一周の場合は全く負担にならない荷物量です。

最初こそもっと道具が多かったんですが、ひたすらシェイプアップを考えた末にこの形にたどり着きました。

 

▲一段階前の洗濯道具。この頃はまた全体的にかさばる道具が多く、邪魔だった。

 

それぞれ道具ごとの考察

それでは、一つ一つ「なぜこの道具を選んだのか?」という考察を述べていきたいと思います。

 

保冷袋&防水袋

 

どちらもダイソーなど100均で手に入るものです。防水バックに関しては、ちゃんとしたスタッフバックを購入したほうが耐久性的にもいいかも。

「手洗いの洗濯で保冷袋を使用する」は旅人の間では定番のネタになっていて、手洗い洗濯の旅人が一箇所に集結すると、皆この保冷袋で洗濯する光景を見ることができます。(笑)

大量の水を入れても漏れず、なおかつ多少中で服をこすりつけても破損しづらく、洗濯に向いているんですよ。大事に使えば3ヶ月ほど持つので、破損したら現地の100均で購入します。

他にも折りたたみバケツやコンテナを利用する方法もあるんですが、一番コンパクト・お手軽・安価に使う事ができます。

 

洗濯ひも(ゴム紐)

 

日本一周出発当初は、一般的な知識通りに洗濯ひもを買って使用していました。

しかし!この洗濯ひもは水はけがいいので家庭で使用する分にはかなり向いているのですが、紐そのものが太くて場所を取るのと、伸縮性がないので長さが必要な場合に紐を張れませんでした。

普通のタコ糸のようなものでも試しましたが、水はけが悪く完全に乾燥しないまま収納するとカビが生えて不衛生なので、破棄。

 

その後、ひたすら試行錯誤を繰り返し、最後にたどり着いたのがこの「ゴム紐」。水はけもよく、伸縮性が高いので長さが必要な場合でも紐を張れ、なおかつコンパクトに収納可能!

これ以上優れた洗濯ひもを、僕は知りません。逆にあれば教えてください。

なお最初はゴム紐単体で使用していましたが、最終的にS字フックを装着することで設置可能場所を爆発的に増やすことが可能に。これぞ究極完全体だ!

 

洗濯ばさみ

 

洗濯ひもに続き、こちらも普通なら一般的な洗濯バサミを使用するところですが、軽量&コンパクト化を目指して100均のseriaのクリップを使用。

かなり小さいので、一見貧弱に見えてしまいますが、意外に挟む力が強く洗濯物が落ちたことは一度もありません!とにかく小さいし可愛いので、適当にカバンに忍ばせておくことが可能。

実はこれ、自分で編み出したわけではなくて、海外・日本のあちこちでノマド生活をされている「はぴらき合理化幻想」というブログを参考にさせていただきました。

節約ノウハウ等を見ているとめちゃくちゃ参考になるので、ぜひチェックしておくことをおすすめします。

 

S字フック

 

「旅の洗濯には、とりあえずS字フックを持っていけ!」というぐらい、洗濯時に重要な役割を果たすS字フック。

紐が張れない場所にも洗濯物を干すことができ、その他道具を引っ掛けておくなど色々な用途で使えます。軽量&コンパクトなので、一つは持っておいて損はありません。

これまでは右側の大きいものを適当に持って行っていましたが、左側のコンパクトなものが家にあったので、こちらを持っていくことに。

 

洗濯洗剤

 

以前、洗濯洗剤は製品パッケージのまま持ち歩いていたんですが、軽量化のため小さめのペットボトルに入れて持ち運ぶことにしました。

どうしても大型ボトルのタイプが多いのが悩みどころですね。

右側のボディソープは、以前能登半島でおばちゃんに大量にもらった試供品なんですが、普段の食器洗いにはこれを使っています。(笑) 意外と普通に使えるし、洗濯洗剤としても使用可能なんじゃないかと。

本当は環境に優しい重曹なんかを使いたいものですが、強烈に染み付いた旅の臭いは重曹程度では落ちません。渋々環境に悪い洗剤を使いつづけることにします。

 

ウォータバッグ

 

このウォーターバックはコンパクトに折りたためる割に中に大量の水をいれることができ、洗濯の水を持ち運ぶ際に役立ちます。

これは旅をしている最中に元日本一周チャリダーからもらったもので、ちょっと汚いけど未だに使用しています。

本来は飲料を持ち運ぶためのものですが、一つ忍ばせておくと色々使えるのでおすすめ。

 

 

全ての洗濯道具を合わせると、「663g」という結果が出ました。液体洗剤も入っている状態でこの重量なので、かなり軽量化できたのではと思います。

 

 

 

洗濯場所の選び方について

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続いて、洗濯場所を選び方について解説します。

海外のバックパッカーならホテルで洗濯すれば済む話なんですが、僕達野宿組はちゃんと洗濯する場所を選んでから作業に挑まなければなりません。

下記の条件を目安に洗濯場所を探しています。

 

  1. 野外に設置されている水道があること
  2. 前日、翌日ともに晴れていること
  3. 近くにテントが張れる場所があること

 

まず野外に水道が設置されていなければ、洗濯することができません。公共施設のトイレで洗濯はできませんし、大量に水を使用するのでどこかしらから持ってくるという選択肢もなし。

さらには前日、翌日が晴れでないと洗濯物が乾きません。少なくとも雨が降らないような天候の場所で洗濯を行います。

大体夜に洗濯して干しておけば、夏場なら朝には乾いています。なので、近くにテントを張って寝られる場所が必要です。昼から洗濯を始めれば夕方ころには乾いているでしょうが、洗濯だけで1日潰したくありませんしね。

 

 

 

なお、自転車の場合は裏技として「車体に洗濯物を取り付けて強制的に乾かす」という方法もあります。(笑)

これだと移動時の風も生かして乾かすことができるので、思いの外早く乾きます。見た目はいかつくなりますが、これはこれで旅人っぽくていいものです。(笑)

 

洗濯方法について

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次は、具体的な手洗いの洗濯方法について解説していきます。

手順を単純化すると、こんな感じです。

 

  1. 洗濯物が乾きやすい、目ぼしい場所に洗濯ひもを張っておく
  2. 保冷袋に洗濯物を入れ、軽く水で注いで流す、という作業を3回ほど繰り返す
  3. ある程度汚れが落ちたら、洗濯洗剤を入れて30分程度浸け置き
  4. 一度水と洗剤を入れ直し、手で15分ほど押し洗い
  5. 5回ほどすすぎを行ったあと、手で絞って洗濯ひもへ
  6. 朝まで待って、洗濯物が乾くのを待つ

 

なお②で先に真水で洗うのは、野外で走行すると排気ガスなどがこびりついて真水だけでも水が灰色になるほど落ちるためです。

先に真水で洗っておき、浸け置きするとかなりの汚れを落とすことができます。

 

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▲保冷袋で洗濯物を浸け置きしているときの様子。意外に手洗いしやすくて助かる。

 

洗濯の際に重要なのは、「細かい汚れは落ちない前提で洗うこと」です。大まかな汚れはかなり落とせますが、真剣に洗おうと思うと衣服一枚一枚をゴシゴシと洗わないといけません。

以前はこの方法でやってましたが、ちゃんと洗濯しようと思うと3時間ほどかかって時間がいくらあっても足りないので、諦めました。(笑)とりあえず臭いが落ちればOK、ぐらいの感覚でいいと思います。

市販の洗剤を使っている場合は、多少荒っぽく洗っても臭いは落ちてくれるので問題なし。これが重曹になると、環境にはいいものの相当洗わないと旅の臭いが落ちないので、市販の洗剤一択な感じです。

 

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ちなみに、もし周囲に洗濯ひもをかける場所がない場合でも、こうやって自転車とテントの間にひもをかけて乾燥させることも出来ます。

最悪、直接自転車&テントの上にのせても乾きますよ。ただ寝ている間に風で飛ばされないように気をつけてください。

 

おわりに

というわけで、以上「日本一周・旅先での洗濯事情とノウハウを徹底解説」でした!

 

1年間に渡って手洗いを繰り返し、何度も何度も試行錯誤を繰り返してきたので、自分で言うのもなんですがかなり参考にしていただけるのではと思っております。

もちろん、一番いいのはコインランドリーを使用することです。ただでさえ疲れている状態で、手洗いで洗濯をしてブログも更新して・・・ってやってると時間がいくらあっても足りません。

ただ一つの経験としては非常に面白いので、お金があっても「手洗いをやってみたい!」という人がいれば、ぜひ挑戦してみると面白いですよ!同時に節約も可能だし、洗濯機の偉大さに気づくことができます。

 

 

ぜひ、当記事を参考にしていただけると嬉しいです。

それでは!

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2 件のコメント

  • 紀伊半島通る時、連絡してくれ、時間が合えば農作業のバイトもあるし。