メバリングは他のルアーフィッシングと同様、「基本アクション」さえ覚えればOK!それよりも、ポイント選びや時合などのほうがよほど釣果を左右します。
ただ魚種の特徴に合わせた探り方をしないと、上手く釣果につなげられないことも・・・!それぞれのアクションを使い分けることで、渋い状況でもメバルが釣れるようになります。
今回は、メバリングで使用する基本アクション・誘い方とそれぞれの使い分け方について解説していきたいと思います!基本アクションさえ覚えれば、ほぼ攻略したも同然です!
メバリングの基本アクション・誘い方
スローリトリーブ・ただ巻き
メバリングの基本アクションは、他の雑誌・サイトでも言われているとおり「スローリトリーブ(ただ巻き)」です!5秒でハンドル一回転程度のスピードでただ巻きすればOK。
同じライトゲームのアジングだと、激しいアクションは頻繁にロッドをシェイクして誘うことが多いです。一方、メバルは日中以外は激しいアクションには反応しないため、ただ巻きが基本。
餌を吸い込んで捕食するんですが、下手にアクションをつけすぎると上手く食い込まずフッキングが決まりづらい・・・という理由もあります。
デイゲームの場合は激しいアクションでリアクションバイトを狙うことも多いんですが、ナイトゲームなら基本のただ巻きさえ覚えればほぼOK!
アクションより、レンジ・ポイントの見極めのほうがよほど重要。基本アクションだけしっかり覚えて、あとはその他のことに注力することで釣果アップにつながります。
ただ巻きのコツは特になく、一定のスピードで巻くことができればOK。ただリトリーブ時にゴリ感のあるリールを使うと、微妙な潮流の変化を捉えきれないので渋い状況だと厳しい可能性があります。
カーブフォール
活性が高い状況なら、探るレンジ・ポイントさえ合っていればただ巻きでOK。
しかし反応が鈍い・釣れない場合、ただ巻き後にカーブフォールを加えることで弱った餌を演出しヒットにつながるケースが多いです!
ただ巻き後に竿先を高く上げ、海中の様子を感じつつしばらくカーブフォールさせます。ある程度沈んだら、再びただ巻きしてカーブフォームを繰り返します。
大型メバルほどボトム周辺に隠れて餌を狙っていることが多いですが、流れのある環境だとカーブフォールしながらドリフトさせて大型メバルのいるポイントまで送り込む・・・というテクニックも。
リフト&フォール
基本アクションはただ巻きでOKですが、障害物のあるエリアで巻いていると根掛かりします。そんなとき、竿先を上下させてリフト&フォームで攻めると根掛かりせず探ることができます。
軽量ジグヘッドでも着底の感覚さえわかれば、底の形状に沿って着底→竿先で持ち上げる(リフト)→着底まで落とす(フォール)→再びリフト・・・という組み合わせも可能。
他にも、例えば効率よくポイントを探りたい場合に、ただ巻きしつつリフト&フォールを組み合わせることで表層〜底まで幅広い層を一気に探ることができます。
上手く釣れない場合の特殊アクション
ライトワインドでリアクションバイト
基本アクションを試して釣れない場合、特にデイゲームでは遅い動きをするとルアーを見切られてしまうことが多いです。日中には激しくロッドをシャクってダートさせる「ライトワインド」が有効。
竿先を動かすと簡単に左右へダートするワームを使い、反射的に口を使う「リアクションバイト」でメバルを狙います。ダートで激しく誘う→フォールの間で食わすことを心がけると釣果がアップします。
ナイトゲームだと動きについてこれないことも多いものの、あらゆる魚種に有効な方法なので「どうしても釣れない!」という場合に使うと思わぬ魚がヒットすることもあります。
▼デイゲームでメバルを仕留める方法はこちら
[getpost id=”13268″]
ボトム・水中でステイ
ルアーフィッシングでは基本的に、実際の魚・エビなどの餌へ似せるために常に動かすことが多いものの、必ずしも「動かさないと食ってこない!」わけではありません。
ただ巻きやリフト&フォールで反応しないなど、渋い状況ではボトムへ着底させたあと、10秒ほどステイさせて食わすという方法もあります。これが、意外に効くんです。
海藻など特定の障害物へ乗せてステイするという方法もありますが、根掛かりの危険性が高いので難易度が高め。基本はボトムへ着底させ、ラインを張りながら待っているとアタリがあることも。
ステイ中に反応がなくとも、動かした瞬間にリアクション的に食ってくることもあります。意外に使えるので、覚えておくと釣りの幅が広がりますよ!
おわりに
今回は、メバリングをするにあたっての基本アクションについて紹介してみました!記事内で何度も書いたとおり、アクションよりポイント選び・狙う層のほうがよほど大事なので、基本さえ覚えればOK。
アジングのように下手にテクニカルな動きをすると、かえって警戒されてしまうことも。ただ巻きで攻めつつ、状況に応じてカーブフォール・リフト&フォール、ステイを織り交ぜると数釣りにつながります。