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手長エビ(テナガエビ)の釣り方って?おすすめの仕掛け・エサを解説!【入門・ファーストステップ】

手長エビ(テナガエビ)は、釣って楽しく食べて美味しいことで有名です!しかも、日本全国どこにでもいるので近所の川でバンバン釣ることができます。

今回はそんなテナガエビの仕掛け・エサについて解説しつつ、実際に自分でも釣って食べてみたいと思います。

ハサミをのぞけば体長が10cmぐらいの小型エビなんですが、引きが強くて意外と釣るのが難しいので、一度やると絶対ハマります。それでは早速行ってみましょー!

 

テナガエビ釣りの魅力って?

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オスの場合はハサミが非常に長く、唐揚げにすると非常に美味しいテナガエビ。

居酒屋で「川エビ」という名で食べることができるので、庶民にも人気のエビです!テレビ番組でもたまに見かけます。肉汁ならぬ「エビ汁」が溢れだしてきてたまらん!

ちょうど夏場の夜間に釣れるので、夕涼みがてらテナガエビ釣りをすると最高ですよ〜!近所に川があれば、ビールを飲みながら釣りができます。最高!

 

どんな時期に釣れるの?どうやって釣るの?

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テナガエビは北海道を除く日本全国に生息していて、淡水や汽水域に生息しています。釣ろうと思えばどんな場所でも釣れますよ。

時期でいうと、主に5月〜9月の夏場に釣れます。特に梅雨の時期にたくさん釣れると言われています。

テナガエビは夜行性なので、曇りとか雨の日だと日中でも釣れるんですよね。エビがハサミで餌を取って食べるところまで見られるので、ぜひチャレンジしてみてください。

 

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普段は巣のなかに隠れているので、夜間か日中の曇りの日に釣りましょう!

テトラポッドなどの隙間にたくさん生息しているので、隙間や穴を意識することでたくさん数を釣ることができますよ!

 

 

テナガエビ釣りの仕掛けとエサの基本について

テナガエビの仕掛け

テナガエビは「巣の穴や隙間にいる」という性質から、ウキ釣りやシモリを使って釣ることが多いです。

 

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具体的な仕掛けはこんな感じ。主に足元を釣ることが多いので、短め(1m〜3m)ののべ竿にウキやシモリを組み合わせて釣ります。

エサは赤虫を使うと、たくさん釣ることが出来ます。エビの性質からして練ったパンでも釣れるような気がするけど、まだ試してません。(笑)

昼間ならウキ釣りのほうが楽しいですが、夜間だとウキが見えないのでシモリという目立つ目印を付けるか、ウキなしでミャク釣りをするとアタリがわかりやすいです。

 

テナガエビにおすすめの竿は?

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足元で釣れる場合は1.5m程度、少し先のテトラ帯などを狙う場合は3mぐらいの竿がいいでしょう。

リールのないのべ竿の場合、引き継ぎを下から抜くと簡単に短い竿が完成するので、長めの竿を買っておいて釣り場が足元の場合は短くすればどんな場所でも対応できますね。

せっかく気軽に釣ることができるテナガエビなので、仕舞寸法が短めの竿がオススメです。テナガエビ用の竿や仕掛けセットも売っているので、便利です!

 

 

予算に余裕があるなら、仕舞寸法が25cmで手長エビの引きが最大限に楽しめる「タナゴ竿」がおすすめです!

これなら小さいカバンにも収納できるし、かなり気軽に手長エビ釣りに出かけることが出来ます。長さも60cm(2尺)〜150cm(5尺)までと幅広いので、様々な釣り場に対応できます。

それこそ、小さいカバンとクーラーボックス一つという超お気軽スタイルで釣りをすることができますよ。

 

その他に用意する道具

 

テナガエビは釣ったあとに、泥抜きをしたほうが美味しく食べることができます。

なので、事前に水を貯めて保存できるクーラーボックスとエアーポンプを用意したほうがいいですね!

泥抜きしておくだけで、鮮度が全く変わってきます。美味しく食べたいなら必須の道具です。

 

 

極小の針を使用するので、エビにかかった針を外すときに素手だと簡単に弱ってしまいます。

事前に針外し用として、ピンセットを持っておくと便利に使うことが出来ます。用意しておくものはそれぐらいかな?

赤虫用のピンセットなんていうものもあるので、便利かもw 100均の製品でも十分です。

 

テナガエビを網で捕まえるという選択肢も

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テナガエビを釣るための仕掛けやエサを紹介しましたが、釣るだけじゃなくて「捕獲する」という選択肢もあります。

釣り自体は意外と難しいし、駆け引きがあって面白いです。でも夜間に動けるなら捕まえちゃったほうが、短時間で大量捕獲ができます。

専用の「エビ網」を使って捕まえると大量にゲット出来るんですが、方法やコツ・ポイントなどは以前紹介したので、そちらの記事をご覧ください!ぶっちゃけ捕まえたほうが早いし楽!(笑)

 

 icon-caret-square-o-right テナガエビ&ハゼを大量に捕まえる方法【エビ網】

 

実際にテナガエビ釣りをやってみた!

昼間のテナガエビ釣り(ウキ・シモリ仕掛け)

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テナガエビの釣り方や仕掛けなど色々と解説してきましたが、「実際に釣りをしないと何も分からないだろ!」という意見が飛んできそう。

ということで、今回は実際のテナガエビ釣りを通して釣り方のコツやポイントを写真を交えて紹介していきます。目指せ、酒のおつまみ!

今回は自宅近くにある、兵庫県西宮市の「武庫川」という2級河川で釣りをすることにしました。河川ですが、ポイント的に海水と交じり合う「汽水域」になっています。

 

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ポイントの様子はこんな感じ。

ちょうど岸からだと3m程度先に沈みテトラポッドが存在していて、釣り場としてはなかなかいい場所です!エビを釣る場合は、このような場所を探すといいですよ。

エビの隠れ家が多い場所なら日中でも釣れるので、昼間にエビ釣りをしたいなら障害物の多いスポットを探しましょう。

 

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早速、持ってきた竿に仕掛けをつけていきます!

冒頭で紹介した図を参考にして、店でセット品を買ってくればOKです。

 

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エサは赤虫を使います。釣り具屋さんで300円程度。意外と高い・・・。

 

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赤虫を良く見ると、先端に黒い部分があります。

これが頭になるので、この辺りに針をちょんがけすると外れにくいです。

赤虫って体がもろくて、変なところにかけるとすぐに外れてしまうんですよね。他にも通し刺しという方法もありますが、基本的にはこのちょんがけを覚えればいいです。

 

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ポイントの一番の目玉である「沈みテトラ」へは竿が短すぎて届かないので、手前の影になっている場所を狙います。

釣り場に合わせてちょうどいい長さの竿を買ったほうがよいので、事前にリサーチされることをおすすめしておきます。^^;

 

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ちょうど仕掛けが底につくようセットして、ウキ釣りをしていきます。

テナガエビのアタリですが、最初はウキがすーっとゆっくり沈んでいきます。これはエサを巣に持ち帰っているときに起こる動作で、この時にアワせても針にかかりません!

しばらく経つとモグモグし始めるので、そのタイミングで竿を立てます。「いつあわせれば針にかかるのか」っていうやりとりがかなり面白いんですよ!

 

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ウキ釣りじゃなくて、シモリを使う場合はこんな感じ。ちょっと見えにくいかな。

目印代わりとして使う仕掛けで、動き方でアタリかどうかを見ます。テナガエビとは相性がいいです。視認性の悪い夜に特に活躍します。

ウキの場合は仕掛けを底につくよう毎回セッティングしないといけませんが、シモリはその必要がないので個人的にはシモリのほうが好きです。

 

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なかなか釣れないので、もう少し下流部に来ました。ここからわずか下流に降りるだけで、海水との境目にぶち当たります。

鉄橋(阪神武庫川駅)の下はテナガエビ釣りの有名ポイントになっていて、ここで良く釣れると話題になっています。汽水域のほうがより多く生息しているためでしょうね。

さーて!自分もさっさとエビを釣って晩飯にするか!

 

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早速、鉄橋の下で釣りを始めます。

ここなら直射日光も当たらず、周囲より多少暗いので日中でも釣れそうですよね。

 

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水深が深めなので、シモリ仕掛けを作って辺りを探っていきます。

テナガエビは一箇所で釣り続けるよりも、移動しながら釣ったほうが釣果が増えるのではないかと思っています。

頻繁に回遊するわけでもないし、どちらかというと居付きに近い性質なんですよね。迷ったらポイント移動が一番です。

 

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お!?よく見ると微妙に沈んでいる!?

興味本位で竿を立ててみます。果たして釣れているのか・・・!?

 

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初テナガエビきたー!!!これは嬉しい!

このエビが大胆なのか?随分とわかりやすいアタリでしたね。

エビはゆっくりエサを巣に引き込んだあと、一気に走ることがあるのでアタリかどうか判断しやすいです。

 

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再びエビを狙って釣り続けます。結構風が出てきた。

 

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ここでまさかの、ブラックバスとニゴイが連続で釣れました。(笑)

エビと違い、小魚はエサを加えたあと一気に走ろうとするので一発で違いがわかります。

 

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再びテナガエビをGET!

エビをよく見ると、釣り針が口にかかっています。これがエビ釣りの面白い点なんですねー。

きちんとかけようと思うと、エビがヒットしてからしばらく待つ必要があります。タイミングが合えば、ちゃんと口に掛かって上がってきますよ〜。

 

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風が収まり、さらに潮の流れが変わって完全に凪になりました。

ここでエビのアタリが完全にストップしてしまい、これ以上釣果を伸ばすのが難しくなってしまいましした・・・。釣りは環境が変わると一気に結果が変わります。

が!最後の最後で仕掛けが沈み、ヒット!

 

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最後は再び、まさかの外道!(笑)序盤でブラックバスとニゴイを釣り、ブルーギルを釣って外道三家を制覇してしまいました。昼間だと外道が多くなるんですね。

これ以上成果を伸ばせないので、本日はここでストップ。

しかし、これでは絶対に終われない!ということで、再び夜間にチャレンジすることになりました。

 

夜間のテナガエビ釣り(シモリ仕掛け)

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というわけで、再び夜間に同じポイントへとやってきましたよっと。(笑)

テナガエビは夜行性なので、夜に釣るほうが簡単で数も上げられます。もちろん夜間の釣りは危険なんで、足場のいい場所がおすすめです。

 

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同じ場所で釣りを始めますが、昼間と随分雰囲気が違いますね。

この辺りは夜間とはいえ、鉄橋の下なので照明で多少明るくなっています。まだシモリ仕掛けやウキも視認出来るし、足場も見えるので安全ですな。

 

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早速釣りを始めますが、なんといきなりテナガエビがヒット!

昼間とは違って、いきなり反応がありました。マジか、これめっちゃ釣れそうやん・・・。

この調子でどんどん釣っていきます!

 

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さらに連続で2匹を追加!

仕掛けを投入して毎回反応があるわけではないけれど、昼間と違ってかなりの高確率でなんらかの反応があります。いいねー!

 

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もちろん、今回も外さず外道が釣れました。(笑)

川や河口という環境と赤虫を使っている以上、エビ以外の小魚が釣れるのは仕方がないですね。針を飲まれないようにだけ気をつけていればいいと思います。

 

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そして!ここで、ようやくオスのまともなテナガエビを釣り上げることが出来ました。

アタリは他のエビと変わらなかったけど、引き方が凄まじかった!他の小魚と勘違いするぐらいの走りっぷりでした。

せっかく食べるのなら、大型のテナガエビのほうがいいですよね。

 

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最後の最後で、巨大なカニが釣れた。(笑)

これは・・・同じ系統とはいえ食べたくないので、速攻リリースです。外道釣れ過ぎw

 

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夜間釣りをして、これだけのテナガエビを釣ることが出来ました。

抱卵個体を4匹リリースしたので、合計で14匹ですかね。決して多いほうではありませんが、昼間2匹しか釣れなかったことを考えるといい結果ではないかと思います。

というわけで、以上テナガエビの釣り方と仕掛け、そして実際にテナガエビを釣る様子をお届けしました!少しでも参考にしてもらえれば嬉しいです。

 

テナガエビのおすすめ激ウマ料理をつくる

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せっかくテナガエビを釣ったなら、美味しく食べようぜ!ということでテナガエビの調理方法をまとめてみました。

エビを素揚げにすると、肉汁ならぬ「エビ汁」が溢れてきて酒のつまみとしてたまらない料理が出来上がります。

ぜひお試しあれ!

 

icon-caret-square-o-right テナガエビ・ハゼを料理!超お手軽唐揚げをつくってみた【下処理〜調理まで】