一般的にアジングは、数釣りをするためにナイトゲームで行われるのが基本ですよね。
視界が暗いとアジがルアーを見切りにくくなり、常夜灯の周辺などポイントも絞れるため初心者でも簡単に釣ることが可能です。
ただ、特に最初のうちは暗いうちに釣りをすると何をやっているのかわからなくなります。アジング用のライトタックルならなおさら。
そんなアジですが、もちろんデイゲームで釣ることも可能!今回は、デイゲームでアジングを攻略する方法を解説していきます。
デイゲームアジングの魅力とは?
アジングはエステルラインやフロロカーボンの2lb以下のライトラインを使うのが主流になっていますが、慣れないうちは何をやっているのか全くわからないと思います。
まして、小型の数釣りが出来る場所では0.5g以下のジグヘッドを使うことがざらにありますし、アジのアタリも小さいので操作感に欠けます。
これがデイゲームだと、ワームの投げる位置やライン・ティップの動き、果ては直接アジの姿まで見えるんです!
もちろん、前述したとおりアジがルアーを見切るようになるので、ナイトゲームのように簡単に釣れるというわけにはいきません。
ただ、特に初心者の頃はライトタックルに慣れるうえでも、デイゲーム釣行をおすすめしたいです。
最初に昼間から釣行しておくだけで、ある程度感覚を掴んでナイトゲームの釣果を向上させることも可能になるんですよね!
初心者ほど、まずはデイゲームアジングから挑んでみると釣果がアップしますよ。
デイゲームアジングの攻略法
次にデイゲームアジングの攻略法についてですが、ズバリ!以下の3つをクリアすれば、誰でも釣れるようになります。
- ポイント探しをする
- リアクションに訴えかける釣りをする
- 沖・深場を探る
1ずつ解説していきましょう。
ポイント探しをする
釣りをするうえで、魚のポイントを探すのは当たり前なんですが(笑)デイゲームアジングの場合は、特に重要になります。
というのも、冒頭で書いたとおりナイトゲームなら常夜灯の周囲に固まることが多いですが、デイゲームでは明確なスポットがないのでポイントが分散するんです。
アジは昼行性の魚ですが、強烈な日光を嫌うため日中は深場にいることが多いです。逆に、曇や雨の日はレンジが上ずります。
ポイント探しの基本は、とにかく「変化のある場所」です。外洋の海なら潮目などのベイトが溜まる場所や、カケアガリ。
港内なら、壁際や漁船の際や下など影になる場所。とにかく、「どんな条件でアジが集まってくるか?」を考えることが大切です。
ちなみに、デイゲームでアジを簡単に探す方法が一つあります。それは、「サビキ釣りでアジを釣ってる人を探すこと」です。(笑)
色々とアジを探す方法はありますが、ぶっちゃけこれが一番手っ取り早いです。変化のある場所を探しつつ、サビキ釣り師を観察しながら釣りをしてみましょう。
リアクションに訴えかける釣りをする
ナイトゲームだと、比較的ゆっくりなアクションでもアジを釣ることが出来ます。むしろ、10秒ぐらい放置したほうが食いが上がることも。(笑)
逆に、日中はワームをじっくり見ることが可能になるため、違和感が見つかるとすぐに見切られてしまいます。
そのため、出来るだけ早めのアクションで「リアクション(反射)バイト」を狙って釣るほうが、釣果が上がることが多いです。
メタルジグなどを使って早めに探っていく方法もありますが、初心者のうちは普通にジグヘッドを使いつつ、強めのアクションで釣るほうが簡単かと。
日中は特にボトムに溜まっていることが多いので、まずは底を取ってから強めのアクションでアジを誘います。
もし活性が低くてアタリがあっても乗らない場合は、「ワインド釣法」がおすすめです。アジでもメバルでも、パターンにハマると一気に釣れるようになります!
沖・深場を探る
小型のアジの場合は、日中でも近場にいることが多いです。
一方、少し大きめのサイズは沖の深場に付いているので、通常のジグヘッドでは届きません!
そんなときは、ジグヘッドの前にオモリを付ける「スプリットショットリグ」「キャロライナリグ」を使って沖の深場を狙うと、いい思いができます!
▲デイゲームアジングの攻略方法については、こちらの動画が参考になりますよ♪
おわりに
というわけで、以上「デイゲームアジングの攻略法」を紹介してみました。
ナイトゲームから入って数釣りを楽しむのもいいですが、一度デイゲームでアジングをするとこれまで得られなかった情報が得られるようになるので、初心者ほどおすすめです。
他にも、釣り方を工夫すればメバルやカサゴもデイゲームで釣れるようになるので、ぜひ!
それでは。