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光電子インナーが安く手に入る!「ノースフェイス ホットクルー」防寒インナーの使用レビュー!

 

冬の季節には暖かいアウターも必要ですが、「防寒インナー」が思っている以上に活躍します!ヒートテックでは寒い季節でも、専用のインナーがあるだけでずいぶん快適に過ごせるようになります。

去年の冬(1月頃)からアウトドアメーカーの高級インナーを複数購入して今年も使用していますが、日常利用からスポーツまで使えて便利!もはや必需品になってしまいました・・・。

今回は、光電子素材を採用したインナーのなかでも比較的リーズナブルな「ノースフェイス ホットクルー」を1年間使用したので、実際に使ったレビューをお届けしたいと思います!

 

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インナーの基本性能について

光電子素材の特徴

出典:GOLDWIN

 

防寒インナーには「吸湿発熱素材」「光電子」素材と2種類あって、水分を吸って発熱する吸湿発熱はユニクロ・ヒートテックなど一般的なインナーによく使われています。

発熱性能自体は吸湿発熱のほうが優れているんですが、光電子素材は生地に織り込まれている「高純度超微粒子セラミックス」が体温を反射し、着た瞬間から遠赤外線で暖めてくれる夢のような素材!

吸湿発熱はどうしても発熱までに一定の運動量が必要で、除湿性能の高いものじゃないと一気に汗冷えしてしまいます。光電子素材はすぐ発熱し除湿性能にも優れているため、あらゆる用途に使えます。

 

光電子素材のインナーはそんなに多くなくて、「フリーノット」「GOLDWIN(ノースフェイス)」の2社のみ。代表的なアウトドアメーカーはほぼ発売してないんですが、ノースフェイスだけ唯一揃えています。

今回紹介するホットクルーの最大のメリットは安いこと!特殊素材を使用しているので1着7,000円前後と高くなるんですが、こちらは5,000円程度で購入可能!

これでもヒートテックなどと比べると高いですが、他社の高級インナーは吸湿発熱素材でも7,000円〜10,000円程度するので、十分安いほうだと思います。

 

12月以降はヒートテックだと防寒性能が全く足りなくなりますが、専用インナーがあると厚着しなくて良くなるのでかなり快適に過ごせるようになります。高価格ですが、十分元は取れますね。

 

他社インナーとの性能比較

 

ホットクルーは光電子素材のなかでも引けを取らない発熱性能で、「光電子®サーマスタット」素材が体温を反射してくれるため、着た瞬間から暖かくなります。初めて着用すると感動しますよ!

他社製品のフリーノット社と比較しても、使っている生地はほぼほぼ同じなので発熱性能で差を感じることはあまりなし。違いが生まれるとすれば、単純に生地の厚さですね。

吸湿発熱素材のインナーと比べると、単純な発熱性能はあちらのほうが上。ホットクルーは光電子素材のおかげで暖かくなるものの、生地に厚みがないため寒い地域で長時間使うのには向いていません。

 

汗をかいても除湿性能が高いので、すぐ揮発します。動き出しから暖かい・・・という特徴を考えても、登山など静・動の差が激しいスポーツや日常利用にピッタリですね!

体温調整機能に関しては、同時に愛用している「モンベル スーパーメリノウール」のほうが優れていて、ホットクルーは寒暖差が激しい場所には弱く不快に感じやすかったです。

登山など命に関わる状況なら、前者のほうがいいかも。発熱性能はこちらのほうが高いので、幅広い用途に使うor動きが少ないスポーツにはホットクルーのほうがおすすめ。

 

ノースフェイス ホットクルーの長期使用レビュー

 

去年の冬からホットクルーを使用して1年ほど経過しますが、光電子素材の特徴である「動き出しから暖かい」という性能に感動して日常利用からスポーツまで幅広く使い続けています!

というか、この記事を書いている最中にも着用し続けているんですが(笑) 防臭・抗菌性能も高いため数日間着用し続けても嫌な臭いがしません。特に登山なんかだとありがたい機能ですね。

普段から極寒地で活動することは少なく、どちらかというと寒暖の差が激しいスポーツや旅行で使用してきたので、かなり快適に使えました。ただ先日の北海道旅行では発熱性能が足りず、さすがに寒かったです。

 

▲ホットクルーの生地。特殊繊維が織り込まれている

 

釣り・登山・自転車・日常利用という用途で使っているんですが、特に真冬の釣りなど動きの少ないスポーツだと発熱性能が足りないため、極厚手生地の専用インナーを使っています。

一方、この最強防寒仕様のインナーを登山・自転車・日常で使うと暑すぎる&除湿できず汗冷えしてヤバイので、「ホットクルー」「モンベル スーパーメリノウール」を使いまわしています。

光電子インナーの入門用として購入しましたが、必要な発熱・除湿性能を全て兼ね備えているので、購入して満足しています\(^o^)/

 

唯一のデメリットは、生地に問題があるのか?着用し続けていると生地の一部がボロボロと取れていくこと。着脱するたびに取れていって、生地の一部が薄くなってしまいました・・・。

インナーシャツはなぜか大丈夫だったんですが、パンツの裾が薄くなって足元が微妙に寒い!わずかな差なのでそれほど気にしなくても問題ないかと思いますが、最初は生地の一部が飛び散るので汚い。

ノースフェイスのインナーなので品質面で問題はありませんが、他のインナーではこんなことにならないので、一応デメリットとして挙げておきました。

 

実際に使ってわかったメリット・デメリット

ホットクルーを使用するデメリット

  • 発熱性能は極厚手タイプの吸湿発熱インナーに劣る
  • 着脱していると生地の一部が取れていく

 

ホットクルーを使用する最大のデメリットは「発熱性能に関しては極厚手タイプのインナーに大きく劣る」ことで、普通に使う分には問題ないんですが、極寒地の使用には全く向いてません。

デメリットというより、単純に性能差の問題なので使い分けが重要。他のインナーに比べれば、複数のシーズンに使えるので万能だと思います。

唯一の欠点らしい欠点は先ほども紹介した「着脱を繰り返すと生地の一部が取れていく」という点で、パンツの裾のみ徐々に生地が薄くなっていくので少し寒くなる&生地が散らばって汚いです。

 

ホットクルーを使用するメリット

  • 光電子インナーにしては価格が安い
  • 着用直後からすぐに暖かくなる
  • 防臭・抗菌効果が高く数日間着用し続けても嫌な臭いがしない

 

ホットクルーの最大のメリットは、なんといっても光電子インナーにしては価格が安いこと!上下セット揃えるとすると5,000円程度も差が出ます。差額でもう1着買えるやないか〜い!

発熱・除湿性能は他社の光電子素材とそれほど変わらないため、かなりお買い得です。「光電子インナーが気になるけど、財布がキツイ!」という人は買って損はないです。

また、他の高級インナーと同様防臭・抗菌性能が高いため数日間着用しても問題なし。洗濯回数を減らせて節約できるし、頻繁に着替えられない冬山登山などでは重宝しますね〜。

 

極寒地で使うなら、もっと暖かい釣り用の超極厚手生地を使用したインナーをおすすめします。が!日常利用や普段のスポーツには大活躍します。

かなり満足な買い物だったので、今後も使い続けます!

 

おわりに

というわけで、以上「ノースフェイス ホットクルー光電子インナー」の長期使用レビューをお届けしました!寒い冬には日常利用でも暖かいインナーが欠かせないので、手放せません。

12月以降は本当に寒くなってきて、ヒートテックの防寒性能では足りなくなってきました。ホットクルーなら着用直後から暖かく、そのまま外出できるのですごく便利。風邪防止にも役立っている気がします。

万能的に使えるインナーなので、冬用インナーが手元になければ1着揃えておいても損はありませんよ〜。

 

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