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【決定版】メバリング用ジグヘッドのおすすめ製品はこれ!選び方と基礎知識を解説

メバリングでのスタンダードなリグといえば、やはり「ジグヘッドリグ」。あらゆるシチュエーションで使用でき、万能的に使える仕掛けです。

ジグヘッドは各メーカーから様々な製品が発売されていて、選択肢は豊富!ただ重量・フックサイズの違いもあって選びにくいケースもあります。

そこで、今回は10年間の経験を踏まえて「メバリングで本当に使えるジグヘッドの選び方と、おすすめ製品」について解説していきたいと思います!

 

ジグヘッドの選び方:最大限コスパが良いものを選ぶ

 

様々なメーカーからメバリング専用ジグヘッドが発売されていますが、一体どのような基準で選べばいいのか?実はワームなどと違って、明確な基準があるんです!

どうしてもこの釣りの特性上、根掛かりが激しくなってロストが多くなります。どれだけ気をつけていようとも、表層狙いでない限り一晩で2〜3つなくなることも。

そのため、ジグヘッドに関してはロストすることを前提に「コスパの良い」ものを選ぶのが一番!という結論に至りました。根掛かりも恐れずに攻められるようになります。

 

ジグヘッド選びで検討すべき3つのこと
  1. ジグヘッドの形状違い:ラウンド・ダートタイプの2種類
  2. フックサイズの選び方:ワームサイズで分ける
  3. 重さの種類:複数の重量を用意しておく

 

ワームと違って、ぶっちゃけ製品ごとの違いってそれほどないので、最低限「重量バランスが良い」「針先がなまっていない」ことを満たしていれば、安いものを購入してOKです。

 

ジグヘッドの形状違い:ラウンド・ダートタイプの2種類

 

メバリング用のジグヘッドには、大きく分けて2つの形状が用意されています。それぞれ用途が違うので、シチュエーションによって使い分けることが大切!

「ラウンドタイプ」は一般的なジグヘッドと同じで、先端がラウンド(丸)の形状になっているので大きな抵抗もなく引いてくることができます。万能タイプですね。

「ダートタイプ」は先端が尖った形状をしており、面で水流を受けられるのでワームの動きが大きくなるのと、ロッドをシャクることで左右にダートするようになります。

 

万能的に探りたいときはラウンドタイプ一択ですが、デイゲームなどワインド釣法で狙いたいときはもっぱらダートタイプを使用しています。

他にも、繊細なアタリを取りたいときは水流抵抗の少ないラウンドタイプが向いているし、逆に流れに乗せてドリフトしたいときはダートタイプが向いています。

細かい使い分けをするかどうかは個人の好みですが、一応大きく分けて2つの使い方ができるので、両方持っておくと状況によって使い分けができて便利です。

 

フックサイズの選び方:ワームサイズで分ける

製品によりますが、同じ重量でも別々の「フックサイズ」を揃えたジグヘッドも存在します。「#4 #6 #8」などの表記がされていて、数字の大きさに反比例してサイズが小さくなります。

例えばフックサイズが大きい場合、小さなワームを取り付けようとするとバランスが悪すぎてワームの動きが鈍くなってしまいます。逆だと、上手くフッキングが決まらないことも。

ワームサイズに合わせて適切なサイズを用意することで、バランス良くワームをセッティングできます。全てのサイズを用意しておく必要がありますが、自分は2種類だけ手元に置いています。

 

重さの種類:複数の重量を用意しておく

 

メバリング用のジグヘッドには複数の重さが用意されていて、使い分けられるようになっています。「0.25g・0.5g・1g・1.2g・1.5g・2g・2.5g・3g」とラインナップ豊富です。

軽いほど違和感を与えない一方で、潮流に流されてしまうことも。上手く釣るためには、「違和感を与えず流れに乗るギリギリの重量」を何度も交換しながら検証する必要があるんです。

メジャーなのは1g前後ですが、フロートリグ用に「0.25g」、通常用に「0.5g・0.9g・1.5g・2g・3g」を用意しています。入門用なら、とりあえず扱いやすい1.5gを用意すればOK。

 

ジグヘッドの重量別の使い分け
  1. 0.25g〜0.5g→フロートリグ・キャロライナリグ用
  2. 0.5g〜1.5g→一般的な漁港でのジグ単用
  3. 2g〜3g→水深がある、もしくは激流エリア用
  4. 4g〜5g→カサゴやソイ狙いなどロックフィッシュ用

 

どこまで揃えるかは人それぞれですが、ポイントによって必要な重量が変わります。まずは基本の1g前後を買ってみて、必要な重さを買い足していくと吉。

 

メバリング用ジグヘッドのおすすめ製品まとめ!

尺ヘッド:コスパ最強のジグヘッド

 

「どんなメバリング用のジグヘッドを使うか?」で長年悩んでいたんですが、ついに最強のジグヘッドを発見しました!それが、コスパ最強の「尺ヘッド」です。

合計20個入りで1,000円と業務量のような数が入っていて、他メーカー製に比べると単価が安いので根掛かりも気にせずガンガン攻められるようになります。

安いものの、鉛やフックの品質が良いので他のジグヘッドとほとんど同じ感覚で攻めることが可能。初心者向けではありませんが、現状もっともおすすめできるジグヘッドですね。

 

 

弾丸ヘッド:安定感抜群の初心者向けジグヘッド

 

メバリング用としては、定番のジグヘッド!流線型のフォルムにワームキーパーなど欲しい機能がセットで付いていて、性能的にもなかなか優れています。

釣具屋やネットショップで「メバリング用」として頻繁に見かけるので、実際に使った人も多いと思います。キーパー部分が発行するタイプもあって、なかなか優秀。

唯一の欠点としては、かなり細軸なので不意の大物には対応できない点。別で太軸タイプも売っていますが、サイズが大きくなるので小型〜中型用として使うのが無難かと。

 

 

ジグパラヘッド:コスパ・性能良しの万能選手

 

特に最近、見かけることが多くなったメジャークラフトのジグヘッド。1パック5個入りで300円以下とコスパが良く、安定した性能を発揮してくれます。

品質に関しては「尺ヘッド」とあまり変わりませんが、フックキーパー付きで小分けされているので、気軽に購入できるのが最大のポイント。

個人的には、2種類ある形状のうち「ダートタイプ」を使うとワームの動きが良くなるので、好んで使用しています。入門用にどうぞ!

 

 

月下美人SWジグヘッド:リアルなフォルムで誘う

 

ヘッド部分がグロー塗装&アイがついた高級仕様のジグヘッド。単価は高いものの、フックの品質も非常に良く、予算さえあれば揃えたい製品の一つ。

どこまで「目」が釣果に影響するのか?は色々と議論されていますが、個人的にはそれほど影響があるようには思いません。

ただ単純にヘッド部分が発行するので、その分ワームのアピール力は高くなります。あえて使うことは少ないものの、ラインナップの一つとして揃えておいても面白いかな?と用意しました。

 

 

最後に:複数のジグヘッドを揃えよう!

というわけで、今回は「メバリング用ジグヘッドの選び方と、これまでの実績から本当におすすめの製品」について紹介してみました!

これまで何度もジグヘッドリグを使ってみて思うのは、直接釣果に影響するワームと比べて、ジグヘッドの違いが釣果に影響することは少ないということ。

それよりも、圧倒的に「様々な重量・フックサイズ・形状」を揃える方が大きく釣果に影響するので、予算に問題のない範囲で複数種類を用意することをおすすめします!

たくさん用意しておけば、状況に応じて細かく重量を変更して動きを変える、形状を替えてアクションそのものを変更する・・・と打ち手が多くなるので、有利になります。

コストパフォーマンスが良いと、たくさん揃えられるぶん有利です。ぜひ、コスパの良いジグヘッドを複数揃えてみてください!