メバルは表層で釣れることも多いですが、根魚なのでテトラ帯で釣れることも多し!しかも、他の釣り人が狙わない入り組んだテトラほど大型メバルが釣れる可能性が高いんです。
ただ、通常のメバリングタックル+ルアーで普通に狙ってしまっては、いざ大物がヒットしたときに一気に根に潜られてしまいます。有力ポイントですが、通常とは異なるアプローチが必要。
今回は、テトラ帯でメバリングを攻略する方法と、障害物ギワでメバルを掛けた際のやり取り方法を紹介していきます!
夜のテトラ帯は大型メバルが回遊する可能性高し
繊細なメバリングタックルではテトラ帯など障害物を避ける人も多いですが、このような場所ほど大型メバルが回遊してくる可能性が高いんです!
特に急流エリアにある沖に面したテトラ帯ほど大型がヒットする確率が高く、ホームグラウンドでも激流エリアのテトラ帯で30cm級が良くヒットしています。
このような場所では、他の釣り人があまりいないので大型個体が多い一方、掛けた瞬間に一気に根に潜るので強引に引き剥がせるよう強靭なタックルを使う必要があります。
日中にテトラの入り方や形状をチェックしておく
夜間にテトラ帯を攻略するなら、必ず日中にテトラの下見をしておきましょう!テトラの入り方・形状は釣り場によって異なるので、下見をしておくことで釣りがしやすくなります。
あらかじめ沈み根の存在や位置を把握していれば、ルアーを舐めるように通して奥底にいるメバルを釣りつつ、根掛かりも回避できます。
他にも、夜間にテトラに立っての釣りは非常に危険です。海藻が付着しているなど、踏み込んだ瞬間に滑ってしまう足場の発見にもつながるので必ず下見をしておきましょう。
テトラ帯でのメバリング攻略法
テトラのキワに沿ってワームを流す
日中にはテトラの内部にいるメバルも、夜間になると小魚やエビを捕食するために表層に浮いてきます。テトラの上で待機している個体も多く、テトラに沿ってワームを流して攻略します。
この方法なら根掛かりする心配もなく、表層に浮いている個体は活性が高いことが多いのでただ巻きですぐヒットします。テトラギリギリを通せば、奥にいるメバルを引き出すことも可能。
長いテトラ帯でも、キワに沿って流しながら探っていくことで広範囲を一気に釣り歩くことが可能です。渋い状況でない限り、キワを通すだけでOKです。
カーブフォール&ボトムバンプで根掛かり回避
テトラのキワを通しても反応がない場合、他にもデイゲームでメバルの巣をピンポイントで狙う場合は真正面に投げ、沈んでいるテトラを舐めるようにルアーを通します。
夜間であっても、日中に下見をしておけば沈みテトラの入っている角度がだいたいわかるので、引っかからないようラインを操作しつつボトムバンプで探ってみましょう。
軽量ワームを使えば簡単には根掛からないので、あえてテトラの上にワームを乗せて誘いつつフォールで食わせるテクニックもあります。
他にも、テトラ帯に生えている海藻の真下に潜んでいることも多いので、デイゲームならワームの動きを見ながら海藻の下まで落とし潜んでいるメバルを狙うこともあります。
堤防際やボトム付近でも釣れますが、意外にデイゲームのテトラ帯も狙い目なのでぜひ狙ってみてください!
テトラの中にワームを突っ込んで穴釣り
どうしてもテトラ際で釣れない場合は、テトラのすき間にワームを落として巣にいるメバルを直接狙う「穴釣り」をすることもあります。
他の釣り方と違ってテトラの穴のなかに直接ワームを落とし込むので、強靭なタックルが必要。あと、この釣り方だとどうしてもカサゴが釣れやすい傾向にあります。
対象魚を選ばなければ、何かしらの根魚が釣れるのでボウズになりそうな場合は穴釣り用の専用タックルを持っていくのもありかと思います。
テトラ帯では玉網装備があると安心
テトラ帯は防波堤と違って、メバルを抜き上げても安全に置いておける場所がありません!すぐ後ろに堤防があれば安心ですが、大量のテトラがあるような場所では玉網があると安心です。
大型メバルがヒットしやすい・・・という意味もありますが、せっかく抜き上げたのに置き場がなくウロウロしているうちにバレてしまった!ということが非常に多いんですよね。
強力なタックルを使用しているなら、柄の短いランディングネットだけでもOKなので、腰に常備しておくと安心して魚のやり取りができます。
最後に
というわけで、以上「テトラ帯でのメバリング攻略法」について解説してみました!初心者には不向きのポイントですが、上手く攻略することで大型メバルも狙えるようになります。
大量にストラクチャーがあるので、通常では釣るのが難しいデイゲームでも直接巣を探ることで簡単にメバルを釣り上げることができます。
穴場ですが、特に夜間のテトラ帯は非常に危険なので注意しながら釣りをしてみてください!