夏といえば、テナガエビ&ハゼの時期ですね!釣って(採って)楽しく食べて美味しいターゲットなので、狙う人も多いと思います。
居酒屋で「川エビ」という名で出されているテナガエビは、素揚げで食べると非常に美味で酒のつまみにピッタリです。一方でハゼは子どもから大人まで楽しむことができ、天ぷらや唐揚げにするとたまりません!
今回は、これらのテナガエビ&ハゼを深夜に網で捕獲したいと思います!生息するポイント、必要な道具、大量に捕まえるコツなどを紹介していきます。
テナガエビ&ハゼの捕獲ポイント
テナガエビは夜行性の生き物で、主に日本全国各地の汽水域に生息しています。
日中はテトラポッドや石の隙間でじっとしていますが、夜間や日中でも曇&雨になるとエサを取るために巣穴から出てきます。このタイミングで捕獲&釣ることが出来るんですね。
一方で、ハゼは夜行性ではなく日中にエサを取るため、釣りをするなら明るいうちになります。ただし夜間は汽水域の浅瀬付近でじっとしているので、ポイントを間違えなければ大量に捕まえることが出来ます。
捕獲に必要な装備
エビ網
テナガエビを捕まえるためには、専用の「エビ網」が必要になります。
網の大きさは直径15cm程度で、透明のナイロン製がいいです。透明な素材でないと、テナガエビを捕まえるときに気づかれて逃げられてしまうんですよね。
安い竹製のものなら1000円程度、伸縮式のいいモノでも3000円あればお釣りが返ってきます。
てっきり竹製の安いものしか売ってないかと思っていたんですが、このような伸縮式タイプも販売されていたんですね。
ライト・ランタン
テナガエビを捕獲するときは、夜間の海にライトを照らしてエビを発見してから捕まえます。
その時に、このようなランタンタイプのライトを持って行くと便利でした。光量的には大したことありませんが、通常のライトとランタン状態を簡単に切り替えられるんですよ。
トラブルが発生したときに手元を照らして、足場の確認や網に引っかかってしまったエビ&ハゼを簡単に取ることができました。
クーラーボックス&エアーポンプ
エビ&ハゼを新鮮な状態で持ち帰るために必要です。
今回訪れた釣り場は自転車で15分程度の距離だったのと、たまたま手元にクーラーボックスがなかったのでビニール袋で強行しましたが、鮮度を保つためにはクーラーはあったほうがいいですね。
その中でも、ハゼはともかくエビは生かしておかないと泥抜きが出来ないので、エアーポンプ(ブクブク)が欲しかったですね。
実際に捕まえてみよう!
一通り紹介したところで、実際にテナガエビ&ハゼを捕まえていきます。
今回は石畳の広がるエリアで、汽水域というよりはほとんど海に近いような場所です。探せばこのようなポイントでも大量捕獲が可能なんですね。
まずはライトを照らしつつ歩きながら、テナガエビとハゼを探していきます。
石畳の隙間にライトを照らすと・・・いた!ハゼだ!
夏場の7月〜8月はまだ小型ですが、あちこちで見つけることが出来ます。早速捕まえていくぞ!
写真が見づらくて恐縮ですが、石畳を練り歩いていると浅瀬に数匹のハゼを発見!
捕まえ方は、ライトで照らしながら上から被せるようにして網で捕まえていきます。
さらにハゼがいる方向へ何度も上げては降ろし・・・を繰り返すと、一度で4匹まで捕獲することが出来ました。
まず一匹目のハゼをゲット!
ライトを照らした瞬間に蜘蛛の子を散らしたように逃げてしまいますが、すかさず網を入れれば1回で1匹〜4匹程度捕まえることが出来ます。
さらに練り歩いていると、大量にハゼが固まっている場所を発見。
30cm四方に10匹以上います。こんな場所があちこちにあるので、あっという間に大量に捕まえることが出来ました。
石畳の隙間よりも、石畳が海にせり出ている場所を狙ったほうが捕まえやすいし、大量に捕獲することが出来ましたね。
さらに練り歩いていると、ようやくテナガエビが密集しているポイントを発見。
このポイントにはあまりエビがいないようですが、無事にいてよかった。
本命のテナガエビも無事捕獲して、本日の漁(?)は終了です。
今回のテクニックを使ったおかげで、短時間に大量に捕獲することが出来ました。やった!
家に帰って計算すると、およそ2時間のうち、
- テナガエビ6匹
- ハゼ93匹
- ドンコ1匹
- セイゴ1匹
も捕まえることが出来ました。これで酒飲みが捗りそうです。(笑)
次はテナガエビ&ハゼの料理ですね!
テナガエビ・ハゼを美味しく料理する方法
今回捕まえたテナガエビ&ハゼを使って、超簡単に料理できるから揚げをつくってみました!
ハゼも美味しかったけど、テナガエビが絶品すぎてほっぺが落ちた・・・!