今日はメバリングに行きたい!ただ、1日のうちで一体どの時間帯に釣行すれば最も釣れるのか?1日で一番活性が高まる時間はいつなのか?気になりますよね。
メバルといえば夜行性で、夜間に釣れる・・・というイメージがあります。しかし!基本的には朝〜昼〜晩といつでも釣れ、真夜中であっても釣り上げることができます。
今回は1日のうちで最もメバリングに適した時間と、それぞれ時間帯別の攻略法について解説していきます。日中と夜とでは攻略方法が変わるので、要チェックです!
朝マズメは他魚種同様、メバルを釣るチャンス!
他魚種の活性も高まる朝マズメの時間帯ですが、もちろんメバルを釣るチャンスでもあります!
マズメの時間帯になると、動きのなかった小魚・エビ・カニなどメバルの餌となるベイトたちが一斉に活動を開始し、同時にメバルの捕食時間にもなるので活性が高まります。
暗いうちは夜と同様に遅めのアクションで狙い、明るくなるにつれルアーを見切るようになるので早めのアクションで誘っていきます。
春・秋など高水温期には朝からライズが発生することも珍しくなく、ポッパーなどトップウォーターで釣り上げることも可能。1日釣りをするなら、朝マズメは欠かせません!
一方で真冬など低水温期には1日で最も海水の表面温度が下がってしまうので、朝から盛り上がることはほぼありません。この時期に狙うなら、夕方のほうが有力。
そもそも夜間をメインに活動する魚なので、夕まずめのほうが釣れることは確か。ただし日中しか釣りをしないなら貴重なチャンスなので、朝マズメから竿を出してみましょう。
真昼間にはリアクションを意識しながら攻略する
早朝や夕方以降しか釣れないイメージのあるメバルですが、日中でも捕食活動をしているので十分狙うことができます。ただし、普通の釣り方ではヒットしないので注意!
この時間帯は天敵から身を隠すため、主に底周辺で餌を探しながら待機していることがしばしばあります。夜間と違って、ボトム周辺を探ることがまず大事。
メバルは餌を捕食するとき、一気に食いつくのではなくしばらく追ってから餌かどうか判断して食らいつきます。眼がいいので、日中だとルアーを見切られてしまうことが多いんです。
そこで、真昼間にメバルを狙う場合はルアーを高速でダートさせ、「リアクションバイト」させる釣りがメインとなります。強制的に食い気を誘発させ、見切る間なく食わせるんです!
障害物の裏やボトムに張り付いているメバルに狙いを定め、専用ワームを沈めて数回シャクることでダートするので、ダート→フォールで魅せて食わせます。
少し高度ですが、慣れれば日中でも関係なくバンバン釣れます。昼間ならメバルが捕食する様子も見られるので、夜間と違ってなかなか面白いですよ〜!
▼デイゲームでメバルを攻略する方法
真昼間でもメバリングは成立する!デイゲームの基本と攻略法【ボトムワインド釣法】
夕方〜日の入りまではメバルのゴールデンタイム
昼間の明るい時間帯が終わり、夕方から日の入りまでの夕マズメはメバルにとってゴールデンタイムになります!一気に活性も上がり、ルアーでも簡単に釣れるようになります。
堤防に居着いている小型はどの時間帯でも釣れますが、周囲を回遊している20cm以上の大型個体はマズメだけ接岸することもあり、30分ほど釣れ続いたと思ったら反応がなくなることも。
夜間と違って手元の様子が見えるのもポイントで、明るいうちなら日中と同じ感覚で活性の高いメバルを狙えるので、初心者は夕方からポイントに入って感覚を掴んでおきましょう。
最も簡単に釣れる時間帯は夜間!初心者は夜に釣りに行こう
メバルといえば、夜間のナイトゲーム!1日のなかで最も警戒心が薄まる時間帯であり、常夜灯に集まってきた餌を捕食するために表層まで浮いてきます。
日中だとポイントが分散しているので少し難しいんですが、夜間なら「常夜灯」という最強のストラクチャーが現れます。明暗に集まったメバルを狙えばいいので、初心者向きです。
夜間には表層を回遊しながら、プランクトンなどの餌を捕食しています。派手にアクションはさせず、一定の層を引いてくることでメバルの反応を得ることができます。
基本的にメバルは常夜灯直下ではなく、少し離れた明暗の境に滞在して流れてきた餌を捕食しています。大型ほど暗い場所で待機していることが多いので、少し奥を狙ってみましょう。
注意すべきは月明かりで、満月の状況では釣り場全体が明るく照らされすぎてしまい、ポイントが分散して釣りづらくなります。できることなら、新月回りに釣行しましょう。
夜間はどうしても危険が多く、冬場だと非常に冷えます。防寒装備は欠かさず、ヘッドライトなど安全な装備を整えたうえで釣行することをおすすめします!
▼夜間にメバルを攻略するコツ
【ナイトゲーム】夜間にメバルを釣る方法とは?明暗の境目を意識して狙う
真夜中でも釣れるが反応が薄くなるメバル
夜間には警戒心が薄れて反応の良くなるメバルですが、真夜中まで続けても釣り上げることはできるのか?大抵の魚種は夜釣りで狙えても、真夜中にはすっかり反応がなくなります。
メバルの場合、いくら夜行性といっても真夜中には活動を停止する個体が多いんですが、泳いでいる場所をピンポイントに狙うことで渋いものの反応を得ることができます!
この時間帯には、夕方〜夜間のようにメバルからルアーを追いかけてくることが少ないので、鼻先までルアーを持っていくことで無理やり反応を拾っていく・・・という釣りになります。
注意すべきなのは、都会だと真夜中には常夜灯の明かりが消えてしまい、ポイントが消滅してしまうこと。常夜灯が消えると急に反応がなくなるので要注意!
積極的に捕食する個体が少なくなるので、回遊性の高い大型はまず釣れません。漁港に居着いている小型〜中型を中心に拾っていく形になります。
状況は渋いものの、個人的には夜通しのメバリングも好きなので、釣果ではなく楽しさ重視で行くのならアリかと。
最後に
というわけで、以上「メバリングで最も反応を得られる時間帯と、それぞれ時間別の攻略法」について解説してみました!
メバルのシーズン同様、よほど天候が荒れない限りは365日、24時間反応を得られます。ただ時間帯によって活性が異なるので、それぞれにあった攻略方法を試すことで釣果を伸ばすことができます。
1日中ガッツリ釣ることもできるし、気軽に会社・学校帰りにサクッと狙うことも可能。初心者の場合はまず夕マズメ〜夜間に竿を出してみて、慣れたら他の時間にも釣りをしてみてください!