釣り好きの人には考えられないのですが、なかには釣り自体を「つまらない」という人もいるそうです。
たしかに、釣りを15年も続けてきて飽きたこともありました。でも、なんだかんだ行って続けてしまうのが釣りというもの。
ずっと釣りをしてきた自分からすれば、釣りそのものを「つまらない」という人は単に魚の釣り方を知らないだけなんじゃね?と思いました。
今回は釣りを「つまらない」という人に、少しでも釣りの面白い点を紹介出来ればなと思っています。それではいってみましょー!
魚が釣れないから「つまらない」って思うんじゃね?
出典:http://free-photos.gatag.net/2013/06/07/160000.html
そもそも論の話ですが、釣りを「つまらない」という人は上手く魚が釣れないから、釣り方を知らないからそう言ってるだけなのでは?と思います。
釣りって一度やってみると、あまりにも多種多様な魚種・釣り方があるのに驚かされます。そして魚によっては、ある時期・ある場所で、ある仕掛け・エサを使って、さらにある水中の層でしか釣れない魚もいるんですよ。
魚種にもよりますが、難易度の高い魚は非常に高度な戦略性と、自然を身につける運みたいなものが必要になります。これを持ってしても釣れない時もあるんです。釣りとは本来そういうものです。
でも難易度の低い、誰でも釣れる魚・釣り方は別です。例えばサビキ釣りなんかだと撒き餌で魚を寄せて釣るので、魚がいて活性化してれば誰でも釣れます。
またルアー釣りでも、夜間のメバル釣りなら誰でも釣れて、なおかつゲーム性もあって楽しいです。
もし魚が釣れないから「つまらない」と言っているなら、一度釣りのことを徹底的に調べてみることをオススメします。必ずあなたにあった魚種・釣り方がありますから。
ちなみに海釣りで簡単に美味しい魚を釣りたいなら、「穴釣り」がオススメです。
ちょっと危険っちゃ危険ですが、簡単に美味しい高級魚を釣ることが出来ます。費用もそんなかからないし、初心者にはオススメの釣り方ですね。
参考記事:【海釣り】全く魚が釣れない?んじゃ「穴釣り」を始めよう!オススメの釣り道具など。
釣りは「待つもの」という固定概念
もう一つある誤解として、「釣りは待っているばかりでつまらなーい」というもの。
いや、そりゃ魚が釣れるまではどれも待たなきゃいけないですけど、ただ待っている釣りもあれば積極的に仕掛けていく釣りもあるんですよ!!!
出典:https://www.city.nanto.toyama.jp/cms-sypher/www/info/detail.jsp?id=9135
待つ釣りで代表的なのは、「ヘラブナ釣り」です。これは、鏡のごとく鎮まり返った池に超繊細なウキが付いた仕掛けを投げ入れて、ひたすらウキを見つめながら待ちます。
時に数時間もエサを変えながら待ちつつ、アタリを待ちます。ただこのアタリも非常にシビアで、ウキが5mm沈んだだけで合わせなくては行けない時もあります。
10m先の5mmなんて、目測ではほとんどわかりません。でもその僅かな揺れ動きを捉えるために、ひたすら目をこじ開けて何時間も待つんです。
「カチッ」とウキが沈んだときにしなやかに竿を立たせて、上手くヘラブナを取り込み、針を外してリリースする。これは完全な待つ釣りですし、この一連の流れが一種の様式美と化しているくらい崇高な釣り方なんです。
出典:http://basspoint-kasumitone.com
一方で、小学生の男の子なら一度は挑戦したことのある「ブラックバス釣り」は完全な攻める釣りだし、特にテクニックが要求されます。
釣り場をラン&ガンしながらひたすらポイントを攻めつつ、ルアーを変えつつ釣っていきます。20m先の半径5cmの範囲にルアーを落とさなければいけないという時もあり、こちらも非常にシビアながら、攻めて攻めて攻め落とす釣り方なんですよね。
またさらに繊細なルアー釣りとして渓流のルアー釣りがあるんですが、こちらはチャレンジしたことがないので言及を避けておきます。
いずれにせよ、釣り一つとっても色々な魚種・釣り方があるということです。一度調べると、絶対興奮しますよ。それだけ奥が深い。
漢をくすぐる、大物釣りの真髄をみよ!
そして、釣りの究極の部類として「大物釣り」があります。
主に船からマグロやカジキ、サメやシイラを狙う釣り方、もう一方では磯から超巨大なクエや石鯛・イシガキダイを狙う釣り方、など大物釣りでも色々と種類があるんですね。
これらの釣りは無論「待つ釣り」ですが、対象の魚種が大きすぎ・引きが強すぎて、多くの人が興味を持つと思います。
これが、究極のクエ釣りです!人生で一度は体験してみたい。
クエは根に住む魚なので、グズグズしていると潜りこまれて回収不可能になります。引きが強すぎて人間のほうが飛んでいってしまいそうですが、これを見て興奮する人は多いはず。
男性でも女性でも、この動画を見てちょっとでも興奮したなら釣りを楽しめる素質があります。なんせ、釣りの根源的な欲求って狩猟本能に繋がってますからね。
というわけで、釣りを「つまらない」という人は単に釣りのことを知らない情報収集不足なこともあるので、一度ネットでもYoutubeでも片っ端から釣りの情報・動画を見てみましょう。
この動画を見た8割の人が釣りの世界に引き込まれる自信があります。ただ釣りはピンキリの世界でハマりだすと出費が止まらないため、ほどほどにしておいたほうがいいかも・・・しれません。(笑)
おわりに
というわけで、以上釣り好きな人間が一方的に価値観を押し付けてみました。
例え釣りに興味がなくても、記事中で紹介したクエ釣りの動画は見て欲しいですね。というか、本当に僕がクエ釣りに行きたいです。人生で絶対一度は叶える。
ぜひ、釣りの世界に引き込まれてみてください。でも本当にハマりだすとキリがないので、ほどほどに!(笑)それでは!