海釣り初心者はこのリールを使うべき! 1万円以下の安価なリールまとめ

 

初めて海釣りに挑戦するとき、竿と同じく購入するときに悩みがちなのが「リール」の選択。小物釣りじゃない限り絶対に必要だけど、価格がピンキリでそれぞれ性能が違うのでどれを選んでいいかわからない。

リールの違いで釣りの快適さが大きくかわり、対象魚種によっては専用リールじゃないと釣り上げられないことも!ただ竿と違って魚種専用のものはそれほど多くないので選びやすいのは事実。

今回は、海釣り初心者が選ぶべきリールの特徴とおすすめ製品を紹介していきます!それぞれ予算に合わせて紹介しているので、財布と相談しながら決めてみてください。

 

▼海釣り初心者が選ぶべき釣り竿の解説はこちら

初めての海釣りにおすすめ!1本で色々使える万能竿の特徴と選び方

2017.11.11

 

リールの種類と特徴

まず海釣り初心者におすすめするリールを紹介する前に、釣り用のリールには大きく分けて2種類ありそれぞれで形状・性能・使えるポイントなどが異なるため、種類と特徴について簡単に紹介します。

 

スピニングリール

 

幅広い用途で使われるリール。一般的にリールといえば、このスピニングリールを指すことが多いです。特別な操作方法を覚えなくとも簡単に使えるため、初心者から上級者まで幅広く利用されています。

リールの形状からしてトラブルが少なく、ベール(糸巻きの上にあるワイヤーのようなもの)を起こせば完全にテンションフリーになるため軽い力で遠投できます。

一方、一度「ラインローラー」と呼ばれるパーツを介して巻き上げるためパワーに欠けるのがデメリット。とはいえ、よほどの大物釣りでない限り気にする必要はありません。

 

▼スピニングリールの基礎知識と選び方はこちらで解説しています。

 

ベイト(両軸)リール

 

釣り糸とスプール(糸を巻いている部分)の間に不要なパーツがなく、名前のとおり2つの軸で巻き上げるため強力なパワーを発揮できるのがベイト(両軸)リール。

仕掛けを投げるとき、スプールが逆回転するため糸の放出量を回転数が上回ると釣り糸がぐちゃぐちゃになる「バックラッシュ」と呼ばれるトラブルが特徴的で、操作に慣れる必要があります。

投げる必要がない船釣りなどで使われることが多いですが、トラブルさえ避ければ完全に抵抗がない状態で投げられるためスピニングリールよりも飛距離がでます。上級者向きのリールです。

ここ数年でスプールの回転数を電子制御して最高の飛距離を生み出すリールなども発売されていますが、5万円〜7万円程度の価格がするため、どちらにしても初心者向きではありません。^^;

 

万能的・色々な釣りに使えるリールの特徴とは?

基本的に小物釣りならどんなリールでも使える

 

海釣り初心者に最適なリールとはどのようなものか?最初に解説したとおり、2種類あるなかでは「スピニングリール」がおすすめで、対象魚種に合わせていくつかサイズが用意されています。

大きさによって糸巻き量・パワーがかわるんですが、よほど特殊な製品でないかぎりアジ・イワシ・サバ狙いの小物釣りであればどんなリールでも使えます。

釣り竿と違って一つひとつのパーツが細かく、精密機器のため下手に安いリールを使用するとすぐに破損してしまうんですが、最近では大手メーカー製のものが2000円台で発売されており、普通に使えます。

 

番手糸巻量対象魚種・釣種
1000番2号-100m程度アジ・メバルなどのルアー釣り
2000番3号-100m程度小物狙いのウキ釣り・エギングのアオリイカ釣り
2500番3号-120m程度サビキ釣り・ちょい投げ・堤防釣り全般・エギングのアオリイカ釣り
3000番4号-100m程度サビキ釣り・ちょい投げ・堤防釣り全般・シーバス釣り
4000番4号-150m程度青物のノマセ釣り・ルアー釣り・遠投カゴ釣り・投げ釣り
5000番4号-200m程度青物のノマセ釣り・ルアー釣り・遠投カゴ釣り・投げ釣り
釣り糸の素材によって直径が変わってきますが、ここではナイロン素材を基準におおよその巻糸量を算出しています。

リールの番手ごとの糸巻き量はメーカーによって異なりますが、ここでは大手釣り具メーカーのシマノ社を参考に紹介しています。これら以外にも複数番手がありますが、代表的なものをピックアップして掲載しています。

 

ただ遠投が必要な釣り、巻く回数が多いルアー釣り、パワーが必要な大物釣りの場合は特別なリールが必要となります。一つ一つ必要な機能を解説していきます。

 

遠投が必要な釣りに使えるリール

重い鉛を遠投する投げ釣りの場合、より多く投げても問題ないように「糸巻き量」が重要となります。番手の小さいリールでは剛性の低い釣り糸を100mしか負けませんが、大きなものになると300m以上巻けるものも。

釣り糸の素材によって同じ直径でも剛性が変わるため、強固なものを使用すれば同じ剛性でもより多くの糸を巻くこともできます。ただし剛性が上がる分根ズレに弱いなどデメリットもあります。

竿と同様、遠投が必要な釣りには釣種専用のリールが用意されていることが多いです。投げ釣りの場合はお手軽なちょい投げにすれば小さなリールでも代用可能ですが、本格的な投げ釣りをするなら専用リールを購入しましょう。

 

ルアー釣りに使えるリール

 

エサ釣りとくらべて巻く回数の多いルアー釣りの場合、高性能なリールを使用したほうが快適性が大きく向上します。

エサ釣りなら特殊な釣りでないかぎり数千円のリールでも十分使えますが、ルアー釣りの場合は釣りにならないことも。だいたい、釣りメーカーの1万円以上のリールはルアーの使用を前提に作られています。

高価なリールであれば巻き心地・剛性・軽量性が大きく向上します。高いといっても最安値で1万円程度から発売されているので、多少予算を奮発してもいいリールを購入することをおすすめします!

 

大物釣りに使えるリール

 

リールには一定のテンションがかかると自動的にラインが放出される「ドラグ」機能が搭載されていて、細糸でも大物とやり取りすることができるようになっています。

どの程度の負荷がかかったら糸を放出するか?という設定はこちらで自由にできるんですが、安いリールだと性能が低く適切な設定をしていても切られることがあります。特に細糸で大物を掛けたときは大変!

初めから大物釣りをする場合は、せっかくの貴重な魚を逃さないためにも高性能なドラグ機構を搭載したリールを買うほうが無難。ただし80cm程度のブリクラスであれば、太めの仕掛け・釣り糸を使えばだいたい対応できます。

 

リールによって異なる性能

糸巻き量

 

糸巻き量はどれだけ釣り糸を巻いておけるか・・・という数値で、素材によって同じ耐久値でも直径が異なるために変わってきます。糸を巻いておくスプールを交換することで、糸巻き量をコントロールすることも可能。

リールによっても微妙に変わってくるんですが、番手ごとのおおよその糸巻き量はすでに表で解説しているのでそちらを参考にしてください。

全てのリールの解説ページにも詳しい糸巻き量が掲載されているので、購入前にチェックしておくことをおすすめします。

 

ドラグ性能

 

こちらもすでに解説しましたが、ドラグ性能とは一定の負荷がかかった際に自動で糸が出る機構のこと。番手ごとに最大負荷の値が異なり、どれだけ強めても指定の値を超えると自動でラインが放出されます。

特に大物釣りの場合、リールが小さいと設定できるドラグの最大値が小さいため、数百mもラインが放出されて切られるといったことも実際に起こります。

堤防釣りの場合はあまり考えなくても大丈夫ですが、大物を狙う場合はできるだけドラグ機構が高性能なリールを選んだほうがいいでしょう。

 

ギア比

リールは内部のギアが回転することにより糸を巻けるよう作られていますが、ギアのサイズが異なるため番手によってハンドル一回転あたりの巻糸量がかわってきます。

通常より素早く釣り糸を回収できる「ハイギアモデル」も発売されていて、巻き上げパワーは弱くなりますが高速に糸を回収できるようになります。

青物など大物狙いの場合は、逆に巻糸量を下げてパワーを強めた「パワーギア」モデルも存在します。こちらも堤防釣りではあまり考えなくても大丈夫ですが、ルアー釣りには重要となるので頭には入れておいてください。

 

スピニングリールのおすすめ製品まとめ

次に、海釣り初心者におすすめのスピニングリールを紹介していきます!いずれも予算に合わせて紹介しているので、財布と相談しながら決めてみてください。

 

予算3000円:アリビオ

 

「アリビオ」は海釣り初心者に最もおすすめできるスピニングリールの一つ!自身も番手ごとに3つ持っていますが、エサ釣りなら十分な性能を発揮してくれます。初心者には十分。

1000番〜4000番までラインナップがありますが、堤防から色々な釣りをするなら2500番を購入しましょう。ネットショップでも非常に人気で、Amazonの釣り部門でも年間売上数10位以内に入っていることがしばしば。

最初から糸がセットされていますが、劣化していて切れやすいので小物釣りでなければ交換することをおすすめします。

 

予算7000円:レブロス

 

エサ釣りだけでなく、本格的なルアー釣りもしたいならレブロスがおすすめです!

アリビオと比較すると倍近い価格がしますが、それでも7000円程度と比較的リーズナブルな価格が発売されています。

初心者用のリールとしては性能も申し分なく、大物を狙うのでなければ十分使えます。巻き心地もスムーズで使いやすいです。1台持っておいて損はありません。

 

予算10000円:ナスキー

 

ルアー釣りをさらに極めたいのであれば、巻き心地・ドラグ性能・重量全てにおいて優秀なフリームスを購入しましょう!

1万円台で購入できるリールとしては破格の性能で、実際に使っていますがなんの不満もありません。デザインも非常にかっこよく、ジックリ見ても4万円程度のリールと同じ質感で高級感があります。

安い価格で下手にリールを揃えるよりは、お金を貯めて高級リールを購入したほうがいいです。1万円までは性能の開きも大きいですが、それ以上となると半分道楽になります。

この価格帯が最もコストパフォーマンスがよいので、本格的に釣りをしたいのであれば投資と思って1万円台のリールを購入することをおすすめします!

 

▼フリームスを実際に使ったレビュー記事はこちら

 

おわりに

というわけで、以上「海釣り初心者におすすめのリールと特徴・選び方」を紹介しました!竿と同様、少なくともこれらのリールを購入しておけば快適に釣りができます。

番手選びさえ間違えなければ、同じリールを使いまわして色々釣りに応用できるのでコストも抑えられます。

ルアー釣りなら1万円程度のリールがおすすめですが、エサ釣り中心なら3000円程度のものでも十分活躍してくれますよ!

 

それでは!

 

▼海釣りの基本と魚種ごとの釣り方については下記の記事を参照してください。

【初心者向け】初めての海釣り入門講座!堤防から釣れる魚種と釣り方を紹介

2017.02.10

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