入門用に様々なソルトルアーを楽しめるロッドを探していたんですが、「DAIWA ラテオ」という竿なら非常に性能が良く、コスパも高いことがわかりました。
メインターゲットであるシーバスを始め、パワーのある青物、ルアーの飛距離が必要なフラットフィッシュにも使える・・・というレビューを見て即購入!
- ダイワ・ラテオの基本スペックと特徴
- ラテオを実際に3年間以上使ってみた実釣レビュー
今回は、シーバスロッドのなかでも非常に優秀な「ダイワ・ラテオ96M・Q」を3年間ほど様々な釣りで使用してきたので、実釣レビューをお届けしたいと思います!
DAIWA・ラテオ(LATEO)の基本スペックと特徴
DAIWA・ラテオ96M・Qの基本スペック
DAIWA・ラテオは同社のシーバスロッドのなかで「初心者〜中級者モデル」に位置づけられており、フラグシップモデルに劣らない性能ながら実売2万円以下で購入できます。
狭い湾奥で使用するような短くライトなモデルから、50g以上の重量級ルアーを磯から投げてヒラスズキを狙うような剛性の高いモデルまでラインナップも様々。
「初心者で釣りの技術はあまりないが、性能には妥協したくない。価格は抑えたい」という自分のような人間には、まさにピッタリのモデルとなっています。
今回はこれらのモデルのなかでも、軽量ルアーから少し重めのルアーまで投げられて、万能的に使える「ラテオ96M・Q」を購入しました!
10g〜50gと非常に幅広いルアーを無理なくキャストでき、長さもちょうどいいため、小さい港湾から外洋に面した大型堤防、サーフまで使えます。
結果的に1本で色々な使い方ができたので、購入して大満足です!持っていくロッドに困ったら、とりあえずラテオを持ち運ぶようにしています。
ラテオ最大の特徴:圧倒的な万能性・軽量性
DAIWA・ラテオの最大の特徴は、「圧倒的な万能性・軽量性」を備えること!万能性については先ほど説明した通りです。
最近の上位モデルは軽量ながら剛性も備えたカーボン製の「AGS製ガイド」などを搭載して、とにかく軽量性に振り切ったモデルが多いです。
ラテオはそれらの特別な機構を搭載しているモデルではないものの、余計な機能がない分非常に軽量で、同価格のモデルと比較しても10g〜20g程度軽いのが特徴!
「たかが10g〜20g前後の差でしょ」と思うなかれ!上位モデルはたった数gを軽量化するために数万円のプレミアがついています。
少しでも軽ければ疲れにくくなりますし、結果的に多くキャストできれば釣果アップにもつながります。特に釣り慣れていない初心者ほど重要だと考えています。
DAIWA・ラテオ96M・Qを3年間使ってみた実釣インプレ
ライトショアジギングの入門に最高の竿だった!
ラテオを購入した最大の目的は、本来のシーバスロッドとしてではなく30g前後のメタルジグを遠投し、青物を狙う「ライトショアジギング」で使うことにありました。
この釣りは重量級ルアーをフルキャストする必要があり、場合によっては80cm以上の青物とフルパワーでやり取りしなければいけないんですが、全く問題ありませんでした!
40g前後までのルアーなら全力で投げても折れそうな気配はなく、50gになるとフルキャストはきついものの、少し気をつければ全然投げられます。
ラテオ一本で軽量ルアーを使う「タチウオ」のルアー釣りも楽しんでいたんですが、10g前後のルアーも問題なく扱うことができました。
ロッドの弾性が高いため、30g前後の適正ルアーをフルキャストすれば100m以上飛ばせます。飛距離が釣果に直結する釣りなので、飛ばせるロッドで良かったです。
バットパワーも強力で、さすがに80cm超のブリとなると主導権を握られるものの、50cm前後のハマチサイズまでなら強引にやり取りでき、抜き上げもできちゃいます(笑)
ラテオに最適なリールの組み合わせ:DAIWA EMMSが便利
ラテオは何より軽量性に優れていて、96M・Qの場合はロッド単体でも155gしかありません。この軽量性を活かすためには、できるだけ軽いリールを組み合わせたいところ。
同価格帯で最適なリールを探したんですが、ザイオンという軽量素材が使用されている「EMMS 3012H」がピッタリなことを知って同時購入!
実際に使ってみると全体のバランスが良く、合計で400g前後しかないので1日投げ続けても疲れにくい点が素晴らしい!ラテオを購入するなら、ぜひEMMSもセット購入しましょう。
▼DAIWA・EMMSを使用した実釣レビューは「【実釣インプレ】ダイワ「EMMS(エンブレム)3012H」を3年間使ったレビュー」にまとめています。
【実釣インプレ】ダイワ「EMMS(エンブレム)3012H」を3年間使ったレビュー
唯一の不満点:グリップのEVAがお粗末
ラテオの基本性能の高さには大満足なので、性能面で一切不満はありません。唯一不満があるとしたら、「グリップエンドのそ子部分にゴムがついていない」ぐらいですね。
あくまで中級者向けモデルなので豪華な装飾はされておらず、EVAむき出しなため堤防に擦ってしまうと徐々に削れていってしまいます。
これまで3年間ほどラテオを使っていますが、EVAで大きく削れて見た目が汚くなってしまったので、シールを貼るなど何らかの対策をしたほうがいいかもしれません。
おわりに:ソルトルアーなら買って損なし!今すぐ購入しよう!
というわけで、今回は「ダイワ・ラテオ96M・Qを使って3年間ほど実釣してみたレポート」をお届けしました!
これほどコストパフォーマンスがいい竿は他にないので、本当に買ってよかったなと思います。自分のような「あらゆるソルトルアーに使いたい」と汎用性を求める人にはピッタリです!
それぞれ魚種に合わせて専用ロッドを購入するのもアリですが、性能モデルは魚種に特化している一方で汎用性にかけるので、シーズンが終わるとタンスの肥やしになることも。
その点、ラテオなら様々な釣りに使えるので、使い回しができてコスパ抜群。これからソルトルアーを始めるなら、まずはラテオを買って徐々に専用ロッドを揃えていくことをおすすめします。