最近、阪神間・神戸の青物ゲームが大好調!各地でメーターオーバーのブリも釣れていますが、一方安定して釣れ続いているのがチニングゲーム。
普段は武庫川や西宮浜など近場を探ることが多いんですが、今回は少し足を伸ばして甲子園浜へ!ここは数ある釣り場のなかでもサーフからチヌを狙える、貴重な釣り場です。
この場所では初めて釣りをするので、明るいうちから入って軽くリサーチしつつチニングに挑戦していきたいと思います。楽しみだ!
まずは甲子園浜をリサーチ
南甲子園浜のサーフに明るいうちからやってきました!この日は大潮周りの金曜日。夕方時点でもそこそこギャラリーがいました。
一応、この場所は公式でジェットスキー・サーフィンOKとなっているので、休日の昼間となるとなかなか釣りは難しいみたい。平日か休日の晩に訪れるのが良さそう。
対岸は海中に堤防の一部が沈んでいて、ポイントとしては非常に良さそうなんですが鳥獣保護区の干潟として「釣り禁止」になっているようなので、要注意!てっきりOKだと思っていたのでビックリしました。
(公式のPDF書類で釣りは控えるよう記述がありました。)
南甲子園浜のサーフ。水深は浅めで、20m先でも1.5m程度か?
夏場には直接立ち入って釣りをしている人もいるそう。
今のうちに地形を確認しつつ、まずは石畳周辺、およびサーフを軽く探っていきましょうか。
まだ明るい時間だったので、試しにトップチヌゲームに挑戦!TDソルトペンシルで表層を探っていくものの、一切反応はなし。
ときどきマイクロベイトの群れ周辺で捕食音が聞こえるので、トップに反応してもおかしくないと思うんですが・・・。
今回はダメでしたが、また日中から釣り場にアクセスしてトップチヌゲームで釣ってみたいと思います。粘れば絶対釣れそう!
日も暮れ始めて、段々と風が強くなってきました。サーフを軽く探ったので、南甲子園浜東側の石畳にアクセス。
トップから「チヌクル3.5g+サンドワーム」という底ズルワームの組み合わせに変更し、探っていきます。
こちら側も風が吹き荒れていて、なかなか釣りにならず。底は軽く引っかかるものがある程度で、特に根掛かりする様子はありません。
また橋側の石畳は大半が水没するので、苔が付着していて滑る滑る!フェルトのシューズでないと危険そうなので、サーフを中心に釣りをすることに。
夜のサーフ。手前には電気ウキでチヌを狙うおっちゃんがいたほか、数人アングラーの姿も。おそらくはチニングをしているのかな?
沖に向かって投げてズル引いて来ると、活性が高いのか頻繁にアタリが!ただ、サイズが小さいのか全く掛からず・・・
たまにワームが千切れて帰ってくるので、フグなども多そう。
サーフで底ズルチニング。ワームに好反応!
サーフをしばらく探り歩いて、軽くワンド状になっている場所を発見。この場所は底をズル引く限り障害物が多く、根掛かりも激しいので釣れそうです!
かなり浅場なんですが、手前には大量のマイクロベイトが溜まっていてそれらを追って大型魚が入ってきそうな雰囲気。
またバチ抜けでもしているのか?15m程度先で単発ボイルも見かけられます。確実に釣れる!と何度かキャスト後、再びアタリがあって食い込むまで待ち、フッキングすると掛かった!
サーフなど浅場でチヌを掛けると、沖に向かって突っ走ろうとするので引きが強烈!なんとかバレないでくれ〜。
何度か寄せては走られ・・・を繰り返し、手前まで寄せてランディング!
ジャスト40cmのキビレが釣れました〜!何度もアタリがあったなかで、ようやく掛けることができました。
アタリがあってもすぐワームを離してしまうことが多いので、フッキングが難しいんですが上手く食い込ませることができれば、この時点で3匹は釣っていたぐらいアタリが多かったです。
何はともあれ、上手くヒットさせることができてよかった!
この時点で釣りを開始してから3時間程度経ってしまっていたので、一旦撤収して明日リベンジすることにしました。
チニングでは魚をリリースする人が多いですが、今回は一度キビレを食べたかったので持ち帰ることに。
袋などをもっていなかったので、締めたあとむき出し状態で自転車で自宅に運搬。(笑)明日はなんとかリベンジするぞー!
後日の釣行。強風下でもハイシーズン並みの反応!
ということで、翌日再びチニングにやってきました。この日は風が吹き荒れていて釣りづらかったんですが、「ネガカリノタテ10g」という重装備で釣りに挑むことに。
阪神間の釣り場は浅い場所が多いので、10gなんて使うと速攻で根掛かりするんですが、サーフで障害物も少ないような場所だったので安心。
開始してから数分後、いきなり手前でアタリがあって速攻でヒット!ドラグが止まらない〜!
昨日と同じようなサイズの、41cmのキビレでした!
2日間ともにハイシーズン並みにアタリが多く、釣りに行けば必ず1匹は釣れる状況。唯一、多いアタリをどうやって掛けていくか・・・が課題になりますね。
その後、再びサーフを探り歩いていると手前でヒット!が、竿を立てたところ魚が吹っ飛んできました。(笑)
やたらとアタリが多いのは、このチビレちゃんのせいかもしれません。
せめてもう一匹釣りたい!と少しだけ粘ったんですが、釣行開始から3時間程度経っていたので納竿することに。
フッキングが何よりの課題ですが、もう少しポイントに対して知識をつければ、この時期でも連発できそうですね。しばらく通いつめてみたいと思います。
おわりに
というわけで、今回は「甲子園浜でのチニングゲーム」のレポートをお届けしました!
本格的にシーズン入りしているようで、真夏並みにアタリが多かったので非常に楽しめましたね。サーフ自体かなり浅いのに、すぐ目の前でヒットすることが多いのも面白いポイント。
周囲には武庫川・西宮浜・夙川などメジャーなポイントも多いですが、この場所はタモなしでサーフチニングを楽しめるので、完全にハマってしまったかも・・・。
今後も積極的に通って連発を狙いたいと思います。
▼チニング入門!最適なタックルやルアーアクション解説はこちらをご覧ください!
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