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ライトショアジギングで釣れる魚種は?よく釣れる15種の解説と釣り方紹介

 

堤防から軽量メタルジグを投げて青物を狙う「ライトショアジギング」。青物がメインターゲットですが、実はその他にもたくさんの魚種が釣れるんです!

100g超の大型ジグをぶん投げる「ショアジギング」と比べて小型ジグを使うため、小魚を主食とする小型魚、はては甲殻類を主に食べる根魚まで釣れてしまいます。

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今回は、「ライトショアジギングで良く釣れる15種類の魚種」について紹介していきます!ぜひ、これらの魚種を小型ジグでコンプリートしてみてください。

 

ハマチ・ブリ

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ハマチ・ブリは言わずもがな、ライトショアジギングのメインターゲット!秋口になると大量の魚群が接岸し、誰でも釣れるお祭り騒ぎになります。

40cm前後の手頃なサイズから1mを超える超巨大サイズまで狙うことができ、条件が上手く揃えば80cm超のブリをライトショアジギング用タックルで取り込むことが可能。

引きが強く、釣りたてのハマチ・ブリを刺し身にすると素晴らしい味がします。新鮮にいただくため、ぜひ青物用クーラーボックスも一緒に持っていきましょう。

 

サゴシ・サワラ

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春・秋にシーズンを迎え、凶悪な面構えと鋭いキバが特徴的な「サゴシ・サワラ」。ハマチ・ブリに比べても釣りやすいので、初心者にはうってつけ!

他の青物に比べパワーがないので、80cmを越えるサイズでも楽々取り込めます。しかし晩秋以降に釣れる個体のなかには、稀にブリにも劣らない引きを見せる個体も。

専門に狙う場合は強力なキバでラインを切断されることもあるので、対策が必要。サワラの刺身は釣り人だけが味わえる特権で、頬が落ちるほど美味しいです・・・!

 

メッジアジ・GT

 

沖縄諸島など南方に生息する「ロウニンアジ(GT)」。大型になると2mを超えますが、関東・関西へ回遊してくる個体は最大でも40cm程度。

50cm以下の小さいものは「メッキアジ」と呼ばれ、積極的にルアーを追ってくるため、黒潮の影響があるエリアなら初心者でも簡単に釣り上げることが可能!

大海原を回遊する青物だけあって、サイズ以上の引きを見せてくれます。残念ながら食味はいまいちですが、釣りアジは最高レベルなのでぜひ狙ってみましょう。

 

シイラ

 

水深が10m以上ある大型堤防で、主に真夏に釣れる「シイラ」。獰猛な性格で、何度も何度もルアーにアタックして追いかけることで有名。

黒潮の影響があるエリアで釣れることが多く、水面の小魚を良く追い回しているため、トップウォータープラグも積極的に追いかけてくれます。

こちらも食味はいまいちですが、釣り味は最高レベルなのでぜひ狙ってみましょう!

 

アジ

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サビキ釣りなどエサ釣りで狙うことの多い「アジ」ですが、25cmを越えるようなサイズなら積極的に小魚も捕食するため、ライトショアジギングで釣り上げることが可能!

大型サイズは晩秋など限られた時期限定で釣れることが多いんですが、この時期は非常に油も乗っており美味。あえて狙うのは難しく、外道として釣れることが多いです。

 

サバ

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アジと同様にエサ釣りで狙うことの多い「サバ」も、30cmを越えるサイズは積極的に小魚を捕食するので、メタルジグにもガンガンアタックしてきます。

初春・晩秋には40cmを越えるサイズが回遊し、時期になると肩もぶつかるぐらい釣り人が並びます。サバは良く暴れるので、お祭り騒ぎになって大変です^^;

しかし釣りたてのサバは絶品であり、新鮮な個体なら刺し身でもいただけるため、例え釣り場が混雑していても狙う価値があります。

 

カマス

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秋の風物詩で、干物として食べられることの多い「カマス」。獰猛な見た目からも分かる通り、積極的に小魚を追うためメタルジグにも積極的にアタックしてきます。

カマスは大量の群れで回遊することが多く、一度釣れると連続で数十匹とヒットすることも!カマスを専門になるなら、ジグサビキの仕掛けを持っておくとなおよしです。

ハマチやカンパチに比べると見劣りしますが、食味は最高。メタルジグのただ巻きで簡単に釣れるので、回遊の情報をゲットしたらぜひ狙ってみましょう!

 

シーバス

 

ソルトルアーでは王道の「シーバス」。積極的に小魚を追う夏〜秋のシーズンにかけてたまにヒットします。「小型青物だと思ったらシーバスだった!」なんてことも(笑)

警戒心が強く、一見すると不自然な動きをするメタルジグに食ってくることは少ないものの、視界が悪くなり活性が上がる雨後にかけてヒットすることが多いです。

青物は回遊魚なので回ってこなければ釣れませんが、シーバスは居付きの魚なので、必ず狙える範囲にいます。青物の反応がなければ、シーバスに狙いを切り替えるのもアリかと。

 

タチウオ

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夏〜秋にかけて瀬戸内海を中心に釣れるようになる「タチウオ」。関西では非常に人気の魚種であり、ハイシーズンには1mの間隔もなくなるほど釣り人が並びます。

アジ・イワシなどの小魚を主食とするため、メタルジグも積極的に追ってきます。しかし強力なキバがあるため、突然ラインを切られることも・・・。

夜行性なので発光するワームで狙うことが多いんですが、メタルジグを使って深場を探ると日中にヒットすることも。タチウオ狙いでジグを使うことも多いです。

 

▼タチウオのルアー釣り攻略法は「タチウオ(太刀魚)をルアーで狙う!釣り方とタックル徹底解説」にまとめています。

タチウオ(太刀魚)をルアーで狙う!釣り方とタックル徹底解説

 

カサゴ(ガシラ)

 

テトラの穴や堤防の隙間を根城にする、根魚(ねざかな)類の「カサゴ(ガシラ)」メタルジグで底付近を探っていると、たまにヒットします。

サイズは最高30cm程度と青物に比べれば小さいものの、スーパーでは高級魚として扱われており、刺し身・鍋・唐揚げなどで食べると非常に美味!

青物と違ってカサゴはあまり時合に関係なく釣れるし、生息場所も特定しやすいので、青物が釣れなかった場合のボウズのがれで狙うのもアリです(笑)

 

キジハタ(アコウ)

 

他の根魚と比べても高級魚として知られており、最大50cm程度まで成長する「アコウ(キジハタ)」。このサイズなると、市場価格が5千円を越えることも。

地域によって生息数にムラがあり、日本海側でよく釣れます。他の根魚と比べて積極的に小魚・甲殻類を追うほど獰猛で、中層でヒットすることもしばしば。

ライトショアジギングで狙って釣ることは難しいものの、「スローフォールするメタルジグ」に食ってくることが多いので、反応が良くあるルアーを使って狙ってみましょう!

 

タケノコメバル

 

全国的に生息しているものの、どちらかというと都市部の河口など少し水が淀んでいる場所で釣れることの多い「タケノコメバル」。

生息場所からシーバス・チヌをルアーで狙っているときに釣れることも多く、獰猛なので表層〜中層付近でも積極的にルアーを追ってきます。

大型になるとサイズは40cmを超え、非常に強力な引きを見せてくれます。見た目のわりに食味もいいため、外道で釣れると嬉しくなる魚です。

 

エソ

 

ライトショアジギングではもはや定番となっている外道の「エソ」。「ん?ゴミが引っかかったか?」と思って回収するとエソだった・・・というケースが非常に多いですw

青物の時合が過ぎた日中にヒットすることが多いんですが、必ずしもヒットすることが悪いわけではなく、経験上エソが釣れる場所では時合になれば青物もヒットします。

カマボコの原料として有名な魚で、身の水分量が多いため一般的な料理には適しません。しかし一部の釣り人の間では「実はエソは美味いのでは!?」という噂も。

 

イシモチ

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釣り上げると”グーグー”と鳴く、独特な魚の「イシモチ」。一般的に投げ釣りなどエサ釣りで狙うことが多いですが、実はルアーにもアタックしてきます。

身が淡白なため塩焼きにすると大変美味で、ルアーではめったに釣れませんが嬉しいお土産になりました。少なくとも、エソよりは遥かに嬉しい外道ですw

 

シマフグ

 

先日、沖堤防でライトショアジギングをしていたところ、まさかの「シマフグ」がヒット!最初はスレがかりだと思っていましたが、ちゃんと狙って食っていました。

実はベテランのショアジギンガーの間では「汽水域でシマフグが積極的にルアーを追ってくる」と有名になっているらしく、外道として大爆釣したこともあったのだとか(笑)

肝臓・卵巣に猛毒を含んでいるため免許がない限り食べてはいけませんが、強烈なアタリと引きのため、ヒット瞬間は一瞬ドキッとしました。(笑)

 

おわりに

というわけで、今回は「ライトショアジギングで良く釣れる魚種」について解説してみました!おそらく、全ての魚種をまとめると軽く100種類を越えるのではないでしょうか(笑)

ライトショアジギングのメインターゲットは青物ですが、場所・時間を変えれば様々な魚種を釣り上げることができます。それだけポテンシャルが高い、ということですね。

今後も積極的に青物を狙いつつ、面白い外道がヒットしたら紹介していこうと思います!

 

▼ライトショアジギングのコツ・釣り方・おすすめタックルについては下記の記事をご覧ください。

【ライトショアジギング入門】初心者でも青物が釣れる!タックル選びから釣り方まで徹底解説