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ショアジギングに最適な季節・シーズンとは?この季節を狙え!

「ショアジギングでは、一体どの時期に狙うのが最適なのか?」

 

メインターゲットの青物は時期によって世界中を回遊しているため、良く釣れる時期・釣れない時期がキレイに分かれます。

青物の回遊が多い季節だと、活性が高くそこら中でナブラが発生するため、誰でも釣れます。一方でどれだけ釣りが上手い人でも回遊がない季節に釣ることは不可能!

今回は、ショアジギングに最適な季節・シーズンと、それぞれ季節ごとの特徴・攻略法を解説していきます!「これからショアジギングを始めよう!」と思っている人はぜひ参考にしてください。

 

青物ハイシーズンは秋〜晩秋!この時期に入門しよう

▲ハイシーズンには1日でこの釣果も珍しくない!

 

ショアジギングのメインターゲットとなる青物は「秋〜晩秋」がハイシーズンで、1年で最も釣りやすい&大型青物ヒットのチャンスでもあります!

海水浴は実際の気温と2ヶ月ほど遅れて変化していくので、9月頃には1年のなかで最も暖かくなります。この季節以降、冬にかけて最も栄養素が豊富になりあらゆる魚の活性が上がるんです。

堤防から最も狙いやすいハマチ・ブリはもちろんのこと、初心者でも釣りやすいサゴシ・サワラ、憧れの青物であるカンパチ・ヒラマサのほかにヒラメ・マダイなどもヒットしやすくなります。

 

初夏には釣れ始める青物ですが、秋には釣れる数が増え平均サイズも上がるためショアジギング入門のチャンス!活性が高い日には文字通り「誰でも釣れる」ようになります。

青物は回遊の影響を大きく受け、1年で世界中を回遊している魚なので地域によって釣れる魚種・ポイントが大きく変わります。ただ、少なくとも秋には全国的に青物が釣れるようになります。

地域によってはほぼ1年中釣れ続けるんですが、例えばホームグラウンドの関西エリア(瀬戸内海)では真冬〜初春まで回遊がなくなってしまうため、全く釣れなくなってしまいます。

 

釣れるシーズンを見極めるポイントは「海水温」「ベイト」

 

黒潮の影響など全国的に状況が大きく異なるので、ショアジギングのベストシーズンは地域によって大きく変わってきてしまいます。

では、どうやってベストシーズンを割り出せばいいのか?回遊魚である青物は常に餌となる「ベイト(小魚類)」を追っていて、これらの魚は「海水温」の高低で接岸するかが決まります。

小魚の適正水温である12℃〜25℃前後に近づくと、徐々に堤防に小魚が溜まり、これらを追って青物も接岸を始めます。「ベイト・海水温」の2つを見ておけば、釣れるかどうかの予測ができます。

一番手っ取り早いのは、地元の釣具店やブログなどで釣果情報をチェックしておくこと。小魚が釣れ始めれば青物がヒットするチャンスだし、1匹でも青物が釣れていれば釣れる確率が大きく上がります。

 

シーズン別の青物攻略法を解説

それでは、次に青物のシーズン別攻略法を解説していきます!あくまで地域によって釣れる時期・ポイント・魚種が大きく変わっていきますが、遠征なども視野に入れてそれぞれ解説していきます。

 

春のショアジギング:地域によっては大型青物の回遊も

 

春はショアジギングのベストシーズンではないものの、地域によっては前年から餌を追って湾奥に滞在している大型青物を狙うことができます!

基本的にこの時期は回遊数が少ないため、爆発的に釣れることはありません。ただ釣れればサイズが大きく、地元でも4月〜6月にかけて80cm〜1m級のブリが地元の釣り場から釣れるようになります。

日本海側ではサゴシ・サワラのベストシーズンで、1日で20匹以上釣り上げてしまう人も!地元の釣り場で一発を狙うか、日本海側で小型青物を中心に爆釣を狙うか・・・の二択になります。

ブリの適正海水温は16℃前後で、この海水温に近づけば近づくほど大型魚が釣れやすくなります。大型魚を専門に狙うなら、常時海水温をチェックしておきましょう。

 

夏のショアジギング:シーズン開幕!小型だが誰でも釣れる

 

夏は30cm〜40cm前後の小型青物(ツバス・カンパチ)が釣れ始めるので、ショアジギング入門にも最適!全体的な数はそれほど多くありませんが、ファミリーでも気軽に狙えるようになります。

この時期には大型青物はほぼいなくなってしまうため、シーバスタックルなどを流用した「ライトショアジギング」のほうが向いていますね。

餌となるアジ・イワシなど小魚類も10cm以下と小さいため、小型のルアーを用意しておくと良く釣れるようになります。一発大物は狙えませんが、数釣りのチャンスです。

 

秋のショアジギング:本格開幕!小物〜大物まで

 

秋は1年の中で最もショアジギングが盛り上がる季節!全国的に青物が釣れるようになり、サイズも40cm〜1m前後と様々なのであらゆる狙い方ができます。

堤防でも大量の小魚の回遊が見られ、これらを追って青物も回遊するようになります。早朝に釣り場に行けば大規模なナブラを頻繁に見ることができ、投げ込むだけで簡単に釣れるように!

青物さえいれば何をやっても釣れるので、「早朝に釣りに行く・ナブラを発見したらすぐルアーを投げ込む・潮流の変化をしっかり見ておく」と基本をしっかりやっていれば誰でも釣れます。

海水温も25℃を超え、あらゆる魚の活性が上がるのでヒラメ・マダイ・スズキなど嬉しい外道がヒットしやすいのもこの季節。釣りにさえ行けば、晩飯に困ることはそうそうありません。

 

冬のショアジギング:厳しいが一発大物がヒットすることも

▲冬には餌となるイワシも大型化!

 

冬になると餌となる小魚がだんだんと堤防から離れていき、同時に青物も沖合に落ちていくため一気に釣れなくなります。地元でも堤防から狙えるのは、遅くて1月まで。

アジ・イワシなど小魚に適水温は12℃〜28℃前後と言われていますが、この海水温を下回ると一気に堤防付近からいなくなってしまうので、同時に青物も深場に落ちていきます。

ただし黒潮の影響を受けるエリアでは1年中狙うことができます。キーポイントは「海水温」なので、気象庁などのHPをしっかりチェックしておきましょう!

冬は餌となる小魚も大型化し、青物も1mを超える個体を中心に狙えるようになります。ポイントさえ工夫すれば、1年で最も大型を釣るチャンス!

水温が大きく低下すると、早朝ではなく水温が高まる日中を中心にヒットしやすくなります。この時期は青物の動きも鈍くなるので、遅い動きで誘ってあげるのがヒットへつなげるコツになります。

 

最後に

というわけで、今回は「ショアジギングのベストシーズン(季節)と、それぞれ季節別の攻略法を解説してみました!

青物はスズキ・クロダイなど定着性の魚と違って、常に釣り場にいるわけではないので「回遊」が大きなポイントとなります。釣れている状況ならヒット確率も上がりますが、逆の状況ではまず釣れません。

釣具店で情報収集しておくだけでも大きくヒット確率を上げられるので、事前の情報収集が必須!ぜひ、季節にあった攻略法で青物を狙ってみてください!