どうも!日本一周釣り旅に挑戦しているヨネスケ(@Fisher_blog)です。旅をしながら釣りをするにあたり、欠かせないのがコンパクトに持ち運べるパックロッド。
色々なロッドがあって探していたんですが、ついに素晴らしいロッドを発見!それが今回紹介する、SHIMANOから新しく発売された「フリーゲームXT」です。
合計19種類ものモデルがあるため様々な釣りに対応し、仕舞寸法が60cm以下に統一されているため国内線の機内持ち込みOK。使用感も普通のロッドと変わりません。
ここがポイントぜよ!
- 19種類のモデルでほぼ全てのルアー釣りに対応
- 全モデル仕舞60cm以下で機内持ち込み可能
- ハイパワーXの並継仕様で機能性抜群
今回はこの「SHIMANO フリーゲームXT」を合計3モデル購入して1ヶ月ほど使い込んだので、ロッドのスペック・使用感などを詳しくレビューしていきます!
19フリーゲームXTの基本スペックと最大の特徴
フリーゲームXTの素晴らしい点を一言で紹介すると、「3種類揃えるだけで堤防からほぼ全てのルアー釣りに対応可能なコンパクトシステムを手に入れられる」こと!
以前からずっと「釣りをするたびに長いロッドと重いバッグを持ち運ぶのが面倒くさい」と思っており、できる限り小型の装備で釣りできないか・・・と模索していました。
当然、気軽に釣りに行けるようにするためにはパックロッドが必須。ただ色々探してみると、自分の欲しい条件に叶うロッドがほぼないことがわかりました。
▲以前使っていたダイワ モバイルパック。振り出し仕様のため性能はかなり低い。
現在様々なメーカーからパックロッドが発売されていますが、性能を取れば価格が一気に上がり、価格を取れば大幅に性能が下がる・・・と極端なラインナップが多いです。
しかし!フリーゲームXTは49ULから100MHまでほぼ全ての釣りを網羅できるラインナップがあり、仕舞寸法60cm以下に収めているのでコンパクトに持ち運ぶことが可能。
そして最も重要なのは、並継仕様な上に強化機構のハイパワーXを取り入れていることで、これにより既存の2ピースロッドとほぼ変わらない操作感を実現している点です!
以下で詳しく解説していきます。
全19種類のラインナップでほぼ全ての釣りに対応
▲(出典:SHIMANO)フリーゲームXTのラインナップ(スピニングのみ)
一般的にパックロッドは汎用性を持たせた数種類のラインナップしかない場合と、魚種専用でごく限られたモデルしかない場合が多いです。
前者は汎用性が高すぎるがゆえ、性能が微妙で非常に扱いづらいことが多い。後者は特定の魚を狙うならいいけど、他の釣りへ流用するのが難しい場合がほとんどです。
自分がパックロッドを使いたいのは主に堤防釣りで、特定の魚種だけを狙うのではなく、色々竿を持ち込んで快適に魚を狙いたいんですよね。
▲左からS100MH、S76M、S610LS
フリーゲームXTは渓流モデル、ライトゲームモデル、エギングモデル、シーバスモデル、ショアジギモデル・・・など19種類ものラインナップが存在します。
つまり・・・!好みの釣りに合わせて何種類か竿を揃えれば、ほぼ魚種専用のロッドを複数持ち運びながら超コンパクトな釣りライフを送ることができるんです!
自身はS610LS、S76M、S100MHを購入し、メバリング、エギング、ライトショアジギングで使用。これらを持ち込めば、代表的なルアー釣りは全部できちゃいます。
並継仕様+ハイパワーX+CI4+で既存のロッドと変わらない操作感
そしてもう一つ!こちらも超重要なのが、ブランクス強化機構のハイパワーXを採用しているおかげでブレが少なくなり、気持ちよくルアーを振り抜けること!
パックロッドは継ぎ数が多くなる関係でロッドがブレやすく、魚とのやり取りもやや不安。しかし100MHで50gのジグを全く問題なくフルキャストできました。
ロッド性能が重要となるエギングであっても、所持しているセフィアBBと全く同じ感覚でエギをシャクることができましたね。
またパックロッドは継ぎ数が多いため重量が増す傾向にあり、フリーゲームXTも例外ではありませんが、軽量素材のCI4+を一部採用しているので抑えられています。
ただ仕舞寸法が短いだけのパックロッドは腐るほどありますが、使用感まで伴ったロッドはなかなか稀で、なおかつ安いロッドはそう存在しません。
ロックショアで超大型魚を狙うなど特殊な釣りを除き、堤防からほぼ全ての釣りが可能なのは基本性能が非常に高いから、という理由もあります。
全モデル仕舞60cm以下&専用ケース付属で自由に旅できる
そして!もう一つ素晴らしいのは全モデルで仕舞寸法60cm以下に統一されているため、国内線であれば機内持ち込み可能でコンパクトに持ち運べることです。
この長さであれば飛行機での国内遠征はもちろん、車や電車釣行でもほぼ場所を取ることなく釣りにいけます。長尺物用の特別料金なんかもかかりません。
自身は60cmのロッドケースに3種類のモデルを突っ込み、ロッドに合わせて仕舞60cm以下の小継玉網も購入。小型のケース単体で釣りに行けるようになりました。
数種類持ち運ぶなら自分でロッドケースを用意するのが得策ですが、本体にも専用ケースがついており、2本程度までなら問題なく収納できるようになっています。
毎回ロッドをバラすのが面倒くさい場合、2ピース・3ピース時に穂先がバット側より短くなるよう設計されているため、移動手段に合わせて収納方法を変えられます。
一番釣りでかさばるのは間違いなくロッドなので、これが全て60cm以内に収まってくれるとめちゃくちゃ気軽に釣りに行けるようになって、最高です・・・!
フリーゲームXTで購入した3種類のタックル構成とレビュー
現在、堤防釣りであればフリーゲームXTオンリーで釣りをしていますが、それぞれのタックル構成を下記に記載しておきます。
ライトショアジギングタックル
- ロッド:フリーゲームXT S100MH
- リール:ツインパワーSW 5000HG
- ライン:PE2号+リーダー40lb
エギングタックル
- ロッド:フリーゲームXT S76M
- リール:19ストラディック C3000
- ライン:PE0.8号+リーダー12lb
ライトゲームタックル
- ロッド:フリーゲームXT S610LS
- リール:19ストラディック C2000S
- ライン:ナイロン3lb
その他装備品
- ロッドケース:AGOOL ロッドケース60cm
- 玉網:メジャークラフト ヘキサネットL
- 玉の柄:テイルウォーク CATCHBAR 改 MICRO 540
3種類のタックルを揃えておけば、基本のルアー釣りを中心にエサ釣りもある程度こなせます。魚も、アジ・メバルからブリ・ヒラマサまで釣り上げることが可能です。
気軽に持ち運べるので、最近ハマっている「離島釣りキャンプ」なんかともめちゃくちゃ相性がいいです!小さいロッドケースとバックパックだけで旅ができます。
離島で釣り×キャンプが面白い!釣りキャンプに必要な装備を全てまとめました。
S100MHは様々なシチュエーションで使ってますが、残念ながら時期が悪く42cmのヒラメしか釣れてないので、また追々レビューしたいと思います。
頻繁に利用しているS76Mに関しては、エギングを中心に20g程度のジグを使ったライトショアジギングやチニングで大活躍中!幅広く利用できます。
意外とパワーがあるので、特に最も人気のS86Mを買っておけばエギング・ライトショアジギング・シーバスなど様々な用途で使えて便利そうです。
▲フリーゲームXTですでに4杯ほどイカを釣り上げています。
ライトゲーム用のS610LSはソアレがベースになっているだけあって非常に軽量&感度も良く、グリップもオリジナルの形状のものを採用しています。
S100MHやS106Mは重いルアーをぶん投げて大型魚を掛けることになるため、不安を覚えることも。しかしエギング用やライトゲーム用であれば性能に全く問題ないかと。
特にS86Mは最も人気で非常に高く、どこのショップも在庫が不安定。もし見つけたら早めに購入しておくことをおすすめします・・・。(それでS76Mを買った)
おわりに:フリーゲームXTとともに日本中を渡り歩くぜ!
というわけで、今回は自分の釣り旅人生を変えた「フリーゲームXT」の一ヶ月使用レビューをお届けしました。この竿を買ってから、さらに釣りが楽しくなった!
もちろんパックロッドなので、既存のロッドに比べれば多少性能は落ちます。本格的に入れ込んで釣りしてぇ!という場合は専用の高価なロッドを買ったほうがいいでしょう。
しかし自分のように「釣りも楽しむけど、せっかくなら旅やキャンプも一緒に楽しみたい」という人には間違いなく最高のロッドなので、心からおすすめいたします。
参考 突撃!ヨネスケの釣り旅chYouTube
YouTubeチャンネルでは日本一周釣り旅の様子を発信しており、当然ながらフリーゲームXTで釣りをする様子も頻繁に出ると思いますので、ぜひチェックを!!!