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【水深】チニングは超浅瀬でも成立する?水深の浅い場所・深い場所どちらがいいの?

チニングのメインターゲットである「クロダイ(黒鯛)」は、好奇心旺盛&厳しい環境でも生息できるので、他のルアーターゲットと比べて様々なポイントで釣ることができます。

クロダイといえば、非常に水深のある磯場や堤防で釣れるイメージがあるのも確かですが、果たして水深の浅い河口エリアやサーフでも釣れるのか!?気になりますね。

今回は、チニングは超浅場でも成立するのか?そもそも魚は存在するのか?という疑問について解説していきたいと思います!

 

【結論】クロダイは水深20cmもあれば釣れる魚!

結論からいってしまうと、クロダイは水深20cmもあれば超浅場のサーフや近所のドブ川にも出現する、非常にタフな魚です!

もちろん無条件に浅場で生息しているのではなく、天敵に襲われるリスクも考慮して餌にありつけるから浅場へと進出しているわけですが、状況によっては背びれが出た状態で泳いでいる個体も。

特にクロダイの近似種である「キビレ」は神出鬼没で、深場から超浅場まで様々な場所を回遊しながら餌を追っています。基本的に、最低限の水深があればどこでも釣れてしまいます。

 

▲浅場でのチニング動画。おすすめの釣りYouTuberなので、ぜひチェックを!

 

ホームグラウンドのサーフエリアでは、警戒心が薄れる夜間になると波打ち際まで寄って餌を捕食しています。文字通り、「目の前」で釣れることもしばしば^^;

深場よりも波打ち際のほうがカニなどの餌を捕食しやすいので、わざわざ浅瀬まで寄ってきているわけですね。

夜間でなくても、個体数の多いエリアではサイトフィッシングで捕食の様子を見ながら釣り上げることも可能!釣り人の存在に気づくとすぐ逃げてしまいますが、それだけ浅場でも釣れる魚なんです。

 

▼水深の浅いサーフエリアのコツはこちら!

サーフでのチニング攻略方法

 

深場よりも浅場のほうがチニングが簡単に成立する

▲クロダイが好む浅場のポイント

 

水深のある深場であっても、背びれが出てしまう浅場でも釣れるクロダイですが、なぜチニングでは「浅場で釣る」ことが推奨されているのか?それは、「浅場のほうがチニングが成立しやすい」から。

単純に水深が浅いほうが、クロダイのいる層を特定しやすくなります。この魚は雑食でなんでも食べるので、餌の位置によって大きくタナが変わり、深場だと特定が難しくなります。

浅い場所なら、クロダイの好む底ズル系の釣りで表層から底層の魚までアピールできます。そもそも水深があるエリアで底ズルの釣りは難しいし、効率が悪いので浅場のほうが向いているわけです。

 

基本的に浅瀬のほうが向いていますが、ポイントによって水深のある堤防のほうが魚影が濃いこともあります。このような場所で底ズル系の釣りは成立しないので、「ガンクロ」釣法がおすすめ。

この釣り方は堤防のキワに潜むクロダイを狙う「落とし込み釣法」をルアーで応用したもので、釣り方は超簡単!堤防のキワに沿って落とすだけで、簡単に釣れます。

狙うべきポイントが明確だし、堤防にクロダイさえ着いていれば確実に釣れるので、底ズル系の釣りより簡単です。ある程度水深のある堤防ならどこでも成立するので、ぜひ試してみてください!

 

▼堤防のクロダイを落とし込みで狙う「ガンクロ釣法」の詳細はこちら!

岸壁のクロダイを落とし込み釣法で狙う!「ガンクロ」の攻略法とルアーで釣るコツ解説

 

水深よりも餌や障害物の有無を確認しよう!

 

クロダイが浅瀬まで上がってくる最大の理由は、「深場に比べて餌が捕食しやすい」からでした。浅場のほうが釣りが成立しやすいといっても、餌がなければリスクを犯して浅場まで上がってきません。

サーフ・ゴロタ浜・石畳エリアでは、浅場まで移動することでカニやフジツボなどの餌を捕食できるので、積極的に浅場まで回遊することが多いです。

また、どれだけ餌が多くとも周囲に隠れられる障害物や、そもそも場所が狭くて天敵から身を守れるポイントでない場合でも上がってきません。

 

チニングで確実にクロダイを釣り上げるためには、単に水深が浅いだけでなく「浅場まで移動することで、餌を捕食できるのか?天敵から身を隠せる障害物があるか?」を考えることが重要!

何かしら理由がなければ絶対に浅場までやってこないので、数釣りを目指すなら魚の行動を先読みすることで、他にはないような浅瀬の釣り場を発見することができます。

浅場の釣りは魚の引きをダイレクトに感じられるし、「すぐ目の前に魚がいる」状態で釣りをするのは想像力を掻き立てられて非常に楽しいですよ!

 

最後に

というわけで、今回は「チニングは超浅場でも成立するのか?クロダイはわざわざ浅瀬まで移動することはあるのか?」という疑問について解説してみました。

基本的のこの釣りは水深2m以内で釣りをすることが多いですが、上手く場所を見つければ水深20cmと超浅場で釣りをすることも可能!深場と比べてダイレクトに引きを感じられる分、非常に楽しいです。

浅瀬で釣れるのはこの釣りの特権・・・みたいなところもありますし、単純にチニングが成立しやすいのでぜひ浅瀬の釣り場を見つけて挑戦してみてください!

 

▼チニングの基礎知識・具体的なタックル・アクションについてはこちら!

【チニング入門】初心者でもクロダイ(黒鯛)が釣れる!釣り方とタックルを徹底解説!