初心者でも気軽に始められる、冬の風物詩「メバリング」。他魚種と比べても非常に軽量のルアーを良く使う関係でトラブルも多いですが、便利グッズを使うと非常に快適に!
他にも、真冬に釣りにいくことが多いので防寒グッズも必須。ラン&ガンに便利なアイテムを持ち歩けば、複数の釣り場をサクッと回ることができます!
今回は、10年間メバリングを続けてきた経験から「持っていくだけでメバリングが快適になるツール&アイテム」を色々と使ってきたので、紹介していきます!
メバリングが快適になる釣り関係のグッズ
ラン&ガン用のウエストバッグ
メバリングで釣果を伸ばすコツは色々とありますが、オカッパリの場合は「手返し良くラン&ガンする」ことも非常に重要です!
普段、様々な道具を持ち歩くためにライトゲーム用のウエストバッグを使用しているんですが、機能が豊富なので非常に便利に使用しています。
なんと本体にルアー収納用のEVAフォーム付き、他にもロッドを置いておくスタンド付きなど何かと便利な機能が揃っているので、非常に気に入っています。
専用ワームケース(ワレットタイプ)
メバリングはルアー・小物類の数が少ないので、便利なルアーボックスが2〜3個もあればサクッと持ちあるくことができます。
通常のケースに入れて持ち歩いてもいいんですが、メバリングなどライトゲームでは「EVAフォーム付き」のケースにジグヘッド&ワームを収納しています!
フォームの部分に直接フックを収納できるので、キレイに整頓&あらかじめフックにワームをセットして持ち運ぶことも可能。メバリングには欠かせないグッズの一つです。
小物入れ・小型ルアーボックス
大抵の道具はルアーケース一つに収納できますが、小さなフック・シンカーは別のケースに入れたほうが何かと便利に使えます。
数は限られますが、ノーシンカーフックやシンカー類、その他アシストフックなどは全てこちらの小物入れに収納して持ち運んでいます。
それぞれ部屋が独立していて、ピルケースのように全てフタが付いているので不意に中身を落とすこともありません。こちらも、メバリングには必須です!
防水ケース・ローテーションケース
使用したルアーをそのままもとのケースに収納すると、海水が付いたままなので錆びてしまうことがあります。当然、他のフックが錆びる原因にもつながるのでNG。
自分の場合、使用したルアーは全てこちらの防水ケースに収納しています!小さいのでバッグのウエスト部分に取り付けることができ、防水なので錆の進行を遅らせることも可能。
帰ったら、このケースだと真水に入れて塩抜きすればOK!ルアーのメンテナンスも簡単に済むので、プラグを中心に使う場合には特におすすめの製品ですね。
水くみバッカン
釣ったメバルを一旦入れておいて、キープするためのバッカン。飛び出し防止のネット付きなので、ある程度数を入れても問題ありません。
これだと活かしながら釣りを続けられるので、最後にキープするかリリースするか決めることができます。キープする前提でもできるだけ新鮮な状態で持ち帰れます!
ただ、ある程度長く釣りをする場合はブクブクがないと弱って死んでしまうので、そのあたりの配慮は必要になってきますね。
フィッシュグリップ
アジングでは必須のフィッシュグリップ。通称魚つかみバサミ。
メバルの場合は下顎を持ついわゆる「バス持ち」ができるので、必須ではありませんがあると手を汚さずリリースorキープできます。お手軽なメバリングにはピッタリ!
ガン玉セット
スプリットショットリグ・ダウンショットリグを使用する場合に使います。出番はそれほど多くありませんが、「あともう少しシンカーが欲しい!」という状況にも役立ちます。
複数の重りがセットになっているので、状況によって使いたい重りを選択することが可能。少し重いのが難点ですが、セットで購入しても非常に安いので1個持っておくと便利ですよ!
小型メジャー
大きいサイズのメジャーも持っていますが、ライトゲーム専用に最大65cmまでのメジャーを買い足しました。
小型なので持ち運びしやすく、カラビナが付いているのでバッグに吊り下げることも可能。きちんとサイズを測れるスケールも付いているので、ちょっとした大会でも使用できて便利。
プライヤー&ハサミ
小型サイズ相手にジグヘッドを使って釣りをしているときは、手で針を外せます。ただプラグなど針の多いルアーで大型サイズを釣ると、針外しだけでも大変に!
ただフック自体が小さい&細軸なので、ゴツいプライヤーは必要ありません。なので、普段はPEラインをスパッと切れてプライヤーとしても使えるコンパクトなツールを使用しています。
非常に小型なので、バッグからぶら下げて使用することもできます。非常に便利なので、1個用意しておくといいですよ!
暗闇対策・ナイトゲーム用グッズ
ヘッドライト
ナイトゲームが中心のメバリングには必須のヘッドライト。価格もピンキリですが、ときに大型テトラや磯場で夜釣りをすることもあるので、性能の良いものを使用しています。
180ルーメンと非常に明るく、ボタンを押さずとも手を前にかざすだけで点灯します。価格は5,000円前後と高価ですが、事故を起こすよりマシ・・・と思って購入しました。
海で落下などさせない限りは当分使えるので、下手に安いものを購入するよりはいい製品を買うことをおすすめします。
ワーム蓄光ライト
グローカラーのワームを発光させるためには、UV照射できる「ワーム蓄光ライト」が必須!通常のライトと比べて素早い点灯で発光させることが可能。
最大のメリットは局所的に照らしてくれるだけなので、誤って海面に照らしても警戒されないこと!メバルは非常に警戒心の強い魚なので、海面を照らすと一瞬で散ってしまいます。
このライトは光量自体はそれほど強くないので、海面に照らすリスクがなく場所を気にせずワームを発光させることができます。特に大型メバル狙いには必須の道具です!
防寒対策グッズ
釣り用防寒着
メバリングは真冬に釣りをすることも多いので、専用の防寒着が必須!春・秋は普段着でもOKですが、真冬の夜釣りは強烈に冷え込むので専用防寒着が必要になります。
専用だけあって非常によく考えて作られており、防寒性能はもちろん立体裁断で釣りの動作をしやすくするなど様々な工夫がされています。
1着で最低でも1万円前後はしますが、防寒着があるだけで冬の釣りの幅が大きく広がるので便利ですよ!冬にも積極的に竿を出すなら、持っておいて損はありません。
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釣り・登山用インナー
防寒着だけでも十分寒さを防いでくれますが、夜釣りとなるとアウターを固めただけでは保温性能が足りません。防寒性能をアップさせるためには、インナーが不可欠。
釣り用・登山用で様々なインナーが発売されていますが、極暖仕様で非常に暖かい「もちはだ」というインナーを使用したところ、防寒性能が飛躍的にアップ!
専用防寒着+防寒インナーを使えば、極寒地でない限り真冬の夜釣りでも全く寒さを感じなくなります。こちらも値段は張りますが、購入して損は全くありません。
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防寒グローブ
細かい動作が多いメバリングでは、手の感覚がなくならないように防寒グローブがあると便利です!というか、防寒具同様に真冬だとなくてはやってられません。
通常のグローブではなく、価格は高くなるが断熱処理の「チタンコーティング」が施されたグローブを使用していて、真冬でもそれほど手が冷えず助かっています。
多少寒さは感じますが、細かい動作ができるように3本指タイプを使用しています。こちらのグローブを購入してから、寒い釣り場でもあまり気にせず釣りができるようになりました!
防寒ネックウォーマー
基本の防寒性能に加えて、冷やしてはいけない首を守る「ネックウォーマー」があるとさらに防寒性能をアップすることができます。
防寒インナーの「もちはだ」と同じメーカーの製品で、裏起毛の量がすさまじく単体だけ付けても非常に暖かくなります。一度付けたら、手放せない暖かさです!
どれだけ防寒性能を強化しても、首筋を冷やしてしまっては無意味。確実に体を暖めるために購入しました。
防寒用靴下
こちらも防寒インナーと同じく「もちはだ」シリーズの靴下で、通常のものとは違い凄まじい裏起毛なので確実に足元を暖めてくれます。
どうしても寒いシチュエーションでも手足など体の末端から冷えてしまうので、防寒性能を強化するためにも必須。毎日使うものではないので、1足分購入しておけば十分です。
おわりに
というわけで、今回は「普段使っている、メバリングで使用すると非常に便利になるグッズ&アイテム」を全て紹介してみました!
今回紹介したグッズは、いずれもメバリングで欠かせないものばかり。
全ての道具を一気に揃えると大きな負担がかかりますが、必要に合わせて徐々に揃えていけばOKです。ぜひ、購入して便利さを味わってみてください!
▼メバリング初心者が最初の1匹を釣るコツについて、下記の記事で解説しています。ぜひ参考にしてみてください!
【メバリング入門】初心者でも簡単に釣れる!タックル選びから仕掛けまで徹底解説